ひとり旅@うどんを食べに香川県 備忘録
例の彼のことでメンタルをやられるより前から、気づかないうちになかなかボロボロになっていたんだと思う。
仕事も忙しい時期だったし彼とも週1会っていたのが2週に1回、月に1回になっていたのだった。
(↑「例の彼」についてはこちら)
10月の私は旅に出たくてたまらなかった。
緊急事態宣言も明けたし、どーーーーしても出かけたくて、彼にアピールしてみたりしたけど却下され、それでもどーーーーしても行きたかった。
地図が好きなので、宣言中、隙を見てはGoogleMAPで日本海〜瀬戸内の海岸線を辿り、中国地方1周旅行をし妄想を膨らませ欲を満たしていた。
そういう時期もあったけどもう我慢の限界がきていた。
ちょうど会社の旅行用に天引きされていた貯金が返って来たのでとっても無駄な旅をしようと思った。
うどんを食べるためだけに香川県に行く旅だ。
金曜日、定時すぎ即退社し、お風呂に入りご飯を食べ身支度を整えた後、旅立った。
今回の旅は特別感を出すため夜の出発だ。
三宮のフェリー乗り場からフェリーに乗り込み夜を明かした。
到着時刻を少しすぎたフェリーは、高松に6時過ぎに到着した。
ことでんに乗り、目的のうどん屋へ急いだ。
1軒目はうどんバカ一代。
昔、平井堅のライブで高松に来た時、ここに寄ったと言っていたので是非とも行ってみたかったのだ。
名物の釜バターうどん!
だし醤油が濃いけどバターと卵でマイルドになって美味しかった。
あと一緒に頼んだとり天が、衣はサクサクだし中身はしっとりして味もしっかり付いているしで思いの外美味しかったので、ほかの天ぷらも取ったらよかったなと少し後悔した。
これは次来た時の為の反省点として活かすことにする。
歌バカ一代平井堅のサインも無事発見。
うどん1杯で満足しない私は、
高松出身の友達にあらかじめ聞いておいた
「さか枝うどん」を目指した。
うどんバカ一代からは徒歩15分くらいだったのでちょうど良い運動になった。
さか枝うどんでは大人しく、かけうどん(小)を注文した。
え、多いんですけど。
普段から、朝からでもよく食べる私なので2杯目も余裕でしょ!3杯目も行きたいな〜!くらいのノリで向かっていたのでこれには流石にびびってしまった。
高松の友達が、某チェーン店のうどんは少ないけど高い!とボヤいていたを思い出した。
香川はどんだけ安いんやと疑いの目で見ていたけど、なるほど納得。おみそれ致しました。
1軒目の量だったら余裕だったのに〜、しかも冷かけだしトッピング半熟たまご天だけだし……
途方に暮れながら一口頬張ると、コシも凄かった。
今まで食べていたうどんのコシって何?
1杯目もコシすごいなと思ったけど2杯目は比じゃなかった。弾力えぐい。噛みきれん。
普段ラーメンはやわ目だし家で作るうどんはくたくた派なので、噛みきれないのは軟弱な私の歯が悪いんだけども。
2軒ともとても美味しくて大満足で店を後にした。
朝うどんをハシゴしてみて驚いたのは、
朝イチからお店がかなり繁盛していることだ。
それに客層も違い、
1軒目は有名店ということもあり、駐車場には車がたくさん停まっていた。
店内も家族連れなど老若男女がおり、店奥から入口まで列をなしていた。
2軒目は繁華街やオフィス街近くの商店街の中だったので混雑というほどでもなかったが、これから仕事なんだろうなというサラリーマンやOLたちがいた。
私も職場の近くに朝から開いているうどん屋さんがあれば月1、いや週1はいきたい。
今思い出しても羨ましい。
この後、さすがに食べすぎたと思った私は迷っていたこんぴらさんへの参拝も決意し、ことでんに乗って琴平駅へと向かった。
この話はまた機会があれば書きたいと思う。
今回の旅で、香川県民のうどん愛を感じて、感化された私もうどんが好きから大好きにグレードアップした。
別の朝うどんもしたいので、ひとり旅再チャレンジを企んでいる。
さらに、ひとり旅自体に味をしめて次はどこに行こうか思案を巡らせている私がいる。
当分ひとりでも大丈夫かもしれない。
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