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✓レベル7/宮部みゆき

▽レベル7までいったら戻れない。
謎の言葉を残して失踪した女子高校生。
記憶を全て失って目覚めた
若い男女の腕に浮かび上がった「Level 7」の文字。
少女の行方を捜すカウンセラーと
自分たちが何者なのかを調べる二人。
二つの追跡行はやがて交錯し、
思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。


▽感想
勝手にタイトルからSFちっくなお話なのかと思い
読み進めていくうちに、違うことに気づく。

物語が進むにつれて明らかになる過程が
とても丁寧で、本自体はぶ厚いのに読む速度は落ちない。
とてもよくできたお話だなと思いながら読みました。

登場人物が多いので、そこで少し
頭の中の整理が必要な時があったかな。

この緻密に真実が積み重なる感じが
宮部さんという感じがして読んでいて気持ちがいいです。


✓レベル7/宮部みゆき/新潮文庫

サンプルもありますので、ぜひ

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