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ロジカルとは、納得感!? ~わかることと、わからないことの境界線~

あなたの話は、ロジカルじゃない」 と言われると、ムカつきます

この違和感は、反感とも言う
相手と自分との認識ギャップが明らかになった瞬間

Z世代の本を読んでいて、
ふと気づいたことをシェアしてみます



ロジカルは正義なのか?

ロジカルとは、論理的、合理的、筋が通っている、などの意味があるようです。

そもそも、ロジカルなことに、どれだけの意味があるのか?
ロジカルだったら、何でもいいの?
と、少し挑戦的な問いを立ててみたい

ロジカルさを求めるあまりに、
全体としてのバランスが崩れることもある

ロジカルなんだろうけど、不合理
なんか、変!
と言いたいけど、言えない

ここに、ロジカルへの反発が起きるのかも


客観的なロジカルと主観的なロジカル

ロジカルとは、客観的に評価できるのか?
そもそも、主観的な感覚なのでは?
という疑問もあります

ロジカルさに影響する要因として、以下が挙げられます

  • 因果関係 (帰納法と演繹法)

  • ロジックツリー (結論、根拠、事例)

  • MECE (網羅性、モレなくダブりなく、フレームワーク)

モノゴトを構造的に捉え、関連づけて説明することで、
客観的な説明にも見えますが、
前提や問いの立て方によって、結論が変わる

結論への納得感は、複雑な要因によって左右される
結局、そのロジックはあなたの考え方ですよね、と言いたくなる
主観的なロジックでもあるわけです


自分のロジカル ≠ 相手のロジカル

ロジカルなんだろうけど、
なんとなく、納得感が薄い、、、

という場合は、おそらく前提がズレている

  • 目的、テーマ、対象範囲(スコープ、視点、視座、視野)

  • 前提、常識

  • 問い(課題)、着眼点

これらの要素は、結論を大きく左右します

前提が違えば、結論も違う
当たり前の話ですが、このあたりに気づかず、
ロジカルだ、いやロジカルじゃない
と言い合っているのは、まったく不毛です


相手の納得感のために、自分ができること

相手の話が理解できない場合、
それがロジカルかどうかは、あまり大きな問題ではない

そもそも、何について話したいと思っているのか(目的と対象範囲)
結論の核心部分
に目を向け、理解しようとする姿勢が大事

複雑な状況を読み解くことを放棄したまま、自分の主張を押し通そうとして
あなたはロジカルじゃない
と言っているのでは?

そういう薄っぺらい思考を見透かされていることに
気づくこもと大切ですね



  • わかっていること

  • わからないこと

  • その境界線

どこまで見えているかが問題


わからないことを、謙虚に受け止め、
1つずつ確認する余裕を持ちたいですね



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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