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なぜ、美しいモデルさんほど、 「何もしてない」と言うのか ?〜『習慣』の特性について〜

こんにちは、makino です✨

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目次
①美人モデルの例
②習慣とは
③認識の誤差
④結論

①美人モデルの例

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最近、テレビのある番組を見ていて、
ふと思ったことがありました。

その番組は、
毎回、ゲストの方を一人お迎えして、
お話を聞くという、一般的なスタイルの番組で、筆者が見ていた回は、
美人モデルの方がゲストでした。

番組の途中、こんな場面がありました。

司会者「綺麗だね〜。何かされてるの?」
モデル「いいえ〜、特に何もしてないです」
司会者「そんなわけないでしょ〜」

このやり取りって、
テレビでは、よく見る光景ですよね。
美しい人に美の秘訣を聞いたものの、
良い答えが得られなくて、
司会者も視聴者もちょっとモヤモヤする感じ...笑

「嘘だ〜、綺麗になるために絶対何かしてるよ〜」

と、思ったことある人もきっと多いはず。

この場合、モデルさんが謙遜をしている場合もありますが、
考えていくうちに、
問題はもっと違う箇所にあるのではないかと思ったのです。

まずは、
この話題に深く関係のある
習慣というものについて
触れていきたいと思います。

②習慣

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突然ですが、
皆さんは、自転車を漕ぐことってできますか。
あるいは、
箸を使って、何かを食べることができますでしょうか。

ものすごく当たり前の質問になってしまい
申し訳ないのですが...笑

多くの人は、
こういったことを
小さい頃に習得してますよね。

そうして、
一度習得してしまうと、
無意識的にそれを繰り返しできるように
なる。

私たちはこのことを
一般的に、習慣と言っています。

習慣って、
ほんとに人によって様々ですよね。

毎日、電車に乗って通勤することが習慣の人もいれば、
朝からウォーキングをする習慣を持つ人も
います。

特に、ある分野を極めている方、いわば、
プロフェッショナルの方々は、
分野に応じた習慣がきっちりと身について
いる
ように思います。

例えば、ピアニストの方だったら、
毎日4時間以上は必ずピアノの練習をするとか。

そういった意味では、
一番最初のお話に出てきた
美人モデルの方に
美を維持する習慣があっても
何らおかしくない
はずですよね。

では、
なぜ、モデルさんは、
「何もしてない」
と言うのでしょう。

この場合、
司会者(視聴者)側とモデル側の
認識の誤差が関係しているのではないかと
思うのです。

③認識の誤差

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ここで、もう一度、
最初の内容を整理してみましょう。

司会者「綺麗だね〜。何かされてるの?」
モデル「いいえ〜、特に何もしてないです」
司会者「そんなわけないでしょ〜」

これは、最初に出てきた司会者とモデルの
やり取りですが、
この内容にもう少し説明を加えると、

司会者「綺麗だね〜。(美しくなるために)
何か(行動)されてるの?」
モデル「いいえ〜、特に何も(行動)してないです」
司会者「そんなわけないでしょ〜」

こうなりますよね。
でも、よく考えてみてください☃️

この場合、
あくまでこの文章は、
司会者あるいは視聴者目線
なんです。
もっと簡潔に言うと、
モデルさんの”行動”に焦点を当てた
どちらかといえば、
客観的な文章になっているのです。

つまり、何が言いたいかと言うと、
この文章を
モデル側の目線で書き換えることも可能
なのです。

モデル目線に立って、
この文章をもう一度考えてみると・・・

司会者「綺麗だね〜。(美しくなるために)
何か(意識)されてるの?」
モデル「いいえ〜、特に何も(意識)してないです」
司会者「そんなわけないでしょ〜」

こうなるのではないでしょうか。

この場合の文章は、
モデル目線であり、
その人の”意識”に焦点を当てた
主観的な文章になっています。

ここで一度、
習慣のお話に戻って考えてみましょう。

習慣って、
無意識的にそれを繰り返しできるようなこと
を言いましたよね。

つまり、
このモデルさんの場合、                       美を身につけるための努力が、無意識的にできるようになっているため、
「いいえ〜、特に何も(意識)してないです」
という返答になったのではないでしょうか。

もっと言えば、
美の習慣が身についている人ほど、
それをやっているという意識が薄い
のだと思います。

司会者(視聴者)側と、モデル側で
認識に差が生まれてしまったのは、
この『習慣』の特性によるものなのではないでしょうか。

④結論

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ということで、
今回の司会者とモデルのやり取りは、
行動が身につけば身につくほど、
それに対する意識が薄くなる

という『習慣』という事柄
が及ぼしたものなのではないかと、
筆者は考えています。

もちろん、
モデルさんが、単純に謙遜している場合も
ありますが、そのケースを除くとするなら、
この認識の誤差によるものなのではないかなと思います。

今回は、なかなか難しい話になりましたが、
美しい人ほど、美の習慣が身についている
というのは、ほぼ確定事項なのではないでしょうか💐

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。makino  でした✨


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