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二つの命が一つの体の中にある
『ロールシャッハの羊』 こんにちは、makinoです✨ 先日、モデルの撮影会で、女性のライターさんとお話する機会があって、その時、お腹に赤ちゃんがいることを教えていただきました。 その時、お話していて、 興味深いなと思ったのが、 赤ちゃんがお腹にいる時って、 “二つの命が一つの体の中にある” 状態が生まれることです。 これって、当たり前のようで、奇跡的な現象ではないかなと感じたんです! だって、すごくないですか!二つの命が一つの体の中に宿っているんですよ!←しつこい 笑 妊婦さん自身は、その現象というのを主観的に捉えているわけですが、逆に、それを一番近くで、なおかつ客観的に捉えている人って誰かなと考えた時、その多くが、 “旦那さん” になるのではないかなと思いました。 自分は、妊婦さんになるということは、一生の中でないことだとは思いますが、(性転換する可能性もあるから全否定はしない 笑) それを見守る可能性は大いにあるので、 今回は、 “お産に立ち会った旦那さんの心情” を自分なりに解釈した詩になっています。 センシティブなものであるため、今回は、出来るだけオブラートに包む感じの詩になりました。 それゆえに、詩の意味がさっぱりわからない人も多いかもですが、よかったら、聴いてみてください✨ ロールシャッハの羊 歌詞 黒珈琲の弾けた紙 オランダ製の万年筆持って そうだ。僕は、青年ミルグラム 不屈な羊の監視役 美しい退屈のシュリンプ添え 青のフォーセップに 震える期待は、 時速0.5マイルの機関車が、 蜘蛛の卵とカフェイン乗せて走るようだ Lily’s baby sleeps in the box. 成功と言わずして何という? 水ガラスの庭に寝そべった ペルシャ猫を見守るようで サン=テグジュペリに寄り添って 月の操り人形(マリオネット)のように踊る カシスの瞳で世界を覗き、 来る人来る人、幸福にす。 虚ろなマリアは、隣に横たわっている 苦痛と涙を越えた末なんだから 今日くらいは君のわがまま聞かせて 「苺が食べたい」と、無邪気に笑うの。 Lily’s baby sleeps in the box. 安寧が今、この部屋に降り注ぐ テレビに映った白梅は、 僕らに、静かな春を伝えたの。