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自分を愛するということ

エピローグ

愛されていないと

私たちは自分に価値を見出すことは

なかなかに難しい

愛されるというのはかなり難しいことだよね

でも何より誰かに愛してもらうよりも

早く愛を受け取る方法が

自分で自分を愛することだと思います

誰かからの愛を待って

貰えなかった愛を憎んで悲しんで落胆するより

まずは自分から自分を愛してあげる方が

手っ取り早くて大切だと思います

そして自分を愛せている時に

誰かから人は愛されると僕は思うのです。

じゃあ自分を愛するとはなんなのか

なかなかに難問なこの問い

きっと答えはないでしょう

だけど僕なりの答えはいくつかあります。

自分を受け入れること

自分の良いところそして悪いところ

全てを見つめ受け入れること

それが僕なりの僕の愛し方の1つ目です

良いところを受け入れるのはいいけれど

自分の悪い所を受け入れることは難しいです

でもそれら全てを把握して受け入れることが

自分を理解するという言葉の本来の意味だと

僕は思うのです。

もしも自分で自分が分からないのであれば

誰かに自分について聞いてみるのもいいでしょう

僕から見える僕と周りから見る僕は違うから

自分で自分を知っているということ

自分で自分の機嫌が取れるということ

生きていく中で限りなく大切なことだと僕は思うのです。

比較しないこと

人は何かと誰かと自分を比べてしまいがち

でもそれにあまり意味は無くて

他人に嫉妬し自分を傷つけるよりも

前の自分と今の自分が変わったところに

もっと目をつけるべきだと僕は思っています

他人に他人の生き方やペースがあるように

僕には僕のあなたにはあなたのペースがある

時に他人の成功や栄光に嫉妬や劣等を覚えるけれど

忘れないで欲しいのは

その成功や栄光も
その人の努力があったからであり

その人もまた暗闇の毎日の中を
もがいていたということ

その成功も栄光もその中で生まれた
一瞬の輝きであるということです。

その人がその人のペースの中で掴んだ光です。

その成功はその人のペースでしか生まれなかったのだから、僕らがいくら羨んだところで
何ひとつとして変わるものはないのです。
ただ僕らの心が醜くなるだけで

ならばまずは自分のペースに
もっと目線を向けていた方がいいと思います。

周りがあなたを置いていくように感じる
そんな瞬間も多々あるでしょう。
でもそんなことはなくて

あなたはあなたのペースでいいんです。
もう誰かと比べて流す涙はおしまいにしよう。
あなたにしか作れないペースと
あなたにしかできない成功や栄光
あなたでしか輝かせれないものがあるから

あなたが何をできたのか
あなたが今するべきことはなんなのか
そこにもっと重きを置いて欲しいのです。

比べるなら誰かとじゃなく自分と比べること
その方がよっぽど自分にとって大切です。

理想や目標を
高く持ちすぎないこと

自己嫌悪に入るひとつのきっかけに多いのが

自分が描く理想と現実の自分とのギャップに
打ちのめされてしまうことだと思います。

本当はこうありたいのにああしたいのに
自分はどうして出来ないのか

出来ないから自分はダメなやつだ
消えてしまった方が、、
以前の自分と同じように
そんな風に落ちていく方を多く目にします。

高い目標や理想を持つことは
モチベーションを上げるために大切なことです

しかし、あまりに高すぎる目標は
時に自分に牙を向きます

高飛びで例えるなら

今まで170メートルのバーを飛び越える
訓練だけをしてきた人が
いきなり300メートルを飛び越えられるでしょうか?きっと無理ですよね、、

こういった事例が自己嫌悪の中で起きているのが
現実です。

多くの人が人生を短距離で見誤りがちです。

短い期間でなんでも得られると思いがちですが
そんなことは無いですよね。

よく見かけるダイエットだって
一日じゃ大きく変わらないでしょう。

まず僕たちは人生をもっと長い目で見ることが
大切であり

自らにあったレベルの目標設定を
もっと心がけるべきなのです。

僕たちの人生の何においても長距離であり
自分に合ったスピードで走ることが大切です。

追い抜くことに目を奪われがちで
スピードをあげることに囚われがちですが

本当に人生において大切なことは
ゴールすることであり
自分の設定した高さの壁を乗り越えていくこと
そのことを忘れないで欲しいのです。

まずは小さな目標からでいいんです。

例えばダイエットに挑戦するなら

3色あるうちの1食の炭水化物を抜いてみるとか

ジュースをお茶に変えるとか

続けられそうなことからで良いんです。

何においてもそう、まずは続けれることから
始めてみてください。
そうしてその壁を超えていく度に
あなた自身を褒めてあげてください。
その積み重ねがあなたの自己肯定感をあげてくれるから

その目標を軽く超えれる日が来たら
また少し目標をあげていけばいいし
それが高すぎるのなら低くすればいい

自分に合った理想と目標を持つこと
これも大切なことなのです。

我慢しすぎないこと

自分の感情を抑えすぎてしまって

時にあるタイミングで爆発してしまう
突然泣き出してしまう

そんな人もいますよね。

かつての僕がそうでした。

現在の世の中は
誰がどう見ても本音を話しにくい世界です。

言論の自由があるとは言っても
なかなかに自分の本来の気持ちに
素直になることが時に悪とされてしまう世界

生きづらいですよね

人間関係も難しいです
本音を話しても傷になって返ってくることが
あるし、どれだけ理不尽な言葉に打たれても
それを聞き流してあげないといけない時もある

聞くのにも話すのにも一苦労な世の中で

言動一つ一つに繊細な方々は
本当に辛いと思います。

だからこそ、気持ちを溜め込まない方法を
持っていることが必要なのです。

その方法も人それぞれですが、
自分を表現するものを持っていることが大切です。

絵を描くこと、本を読むこと、言葉を紙に書き出すこと、踊ること、運動すること、などなど

あなたがあなたらしさを表現出来るものを

あなたの気持ちを整理できる何かを
持っておくこと

そして、あなたの気持ちを
正直に話せる環境を見つけてみること

友人、先生、家族に、親戚、SNS

無数に広がる人間関係の輪の中で
あなたがあなたに正直になれる場所を
作ることも大切です。

本音を話せる人や環境を見つけておくと
ずっと楽になれるから

溜まりすぎた水は溢れます。
どんなに容積が深くとも心だって
入れ物のようなものです。
だからどうか、壊れる前に、
少しこぼせる、水位を調節する方法を
持ってあげてください。

自分に厳しくしすぎないこと

何か大きなことを達成する上で

自信を厳しくすることは大切なのかもしれません

けれど日常生活の何気ない1面にすら

過敏になって自分に厳しい人もいますよね。

一生懸命で真面目な人

本当に素晴らしく尊敬できる人だと思う

けれどもそういう人は案外

自分を甘やかすのが苦手だったりしますよね

休んだらダメな気がする

休んだら誰かに迷惑がかかるのでは?

そんなふうに思ってしまって

でも実際そんなことは無いんです

何においても人生休息が必要です。

どんなに強靭なアスリートでさえも
休養は取ります。

どんなにすごいマラソン選手も
時に休まなければ、長くは走れないでしょう

止まることなしに緩めることなしに
長く走ることは辛いことですし
不可能に近いことを知っておくべきです。

たった一日の休みが
あなたの人生を全てダメにすることは
普段の日常の中でほとんどないから

だから私たちは時に私たちに緩く優しく
あるべきなのです。

なんなら自分における自分への難易度は
とてつもなく甘くていいと私は思っています。

厳しさや辛さは周りの人間関係と環境が
嫌という程くれるから

だから基本的に私は
自分自身をおいつめすぎないように
心がけています。

早起き出来てんじゃん、えらーい!
仕事出勤してんじゃん、えらーい!
てか今日も生きてるんだ、えらーい!!

そんなふうに生きてます。
どんな小さなことでも
動き出したことが何より凄いことだと
僕は思っています。

自分における自分を褒める基準なんて
こんなものでいいんです。
誰に褒められなくとも
自分の頑張りは自分が知っていればいいんです。

あなたも今日を乗り越え生きてきたんですよね?

最高に偉いじゃないですか??

僕はあなたに素晴らしいと言いたいです。

他人の気持ちを
考えすぎないこと

こう書いたものの僕自身

他人の気持ちや周りの目線に敏感なタイプ

やっぱり考えすぎてしまいがちですが

今は昔ほど考えないようにしています。

他人を思いやる気持ちは人付き合いにおいて
大切です。

でもそれを考えすぎてしまって
背負い込まなくてもいいものまで背負って
自分が潰れてしまうなんて本末転倒!!

そこまでは考えなくてもいいんです。

あくまで他人の考えは他人のもので
あなたのものにはならないし

あなたの考えや価値観も
あなたにしか無いものだから

理解されないことに絶望しなくていいんです。
たまたまその人とは馬が合わなかっただけ

あなたの事を理解してくれる人を大切にして
それでいいんです。

優しいあなたは他人を気遣うあまりに
あなた自身を押さえ込んでしまうかもだけど
いいんだよ、できる限りあなたの意見を言えば

明らかに他人が間違っている時に
反論をしては行けない理由は無いし
正直に話してぶつけ合い
それで壊れる人間関係は
最初からその程度のものだから

それから他人に期待しすぎないことも大切です。
過度な期待は裏切られた時に
あなたを大きく傷つけてしまうから
だからこそ、期待は少しでも最小限に
抑えておくべきです。

ただ粗末にしろと言いたい訳では無い
人との繋がりは大切です。

だからこそ上手に関係の糸を見極めることが
大切なのです。

あなたを大切にしてくれる糸が
切れないように大切にしてくださいね

自分の軸で生きること

総まとめになるけれど

結局のところ自分を愛するというのは

自分を受けいれ理解し

誰の目線や価値観にも囚われず

自分のペースで

時に厳しく時に面白おかしく自己を甘やかして

自分の考えを持って

自分のゆく道を自分で選び生きること

自分の軸が、ズレないように生きていくこと

それが自分を愛する事なのかなと思います。

あなたの人生はあなたのものであり
あなたの人生という
大海原を超えていく船を操縦するのは
あなた以外他の誰であってもいけないんだ

誰にもその舵を握らせてはいけないよ
君の手で舵を取り
君のゆく道へ君を導くのだ

時にあなたが選ぶ道は
失敗になるのかもしれない

でもそれを落ち込みすぎる必要は無いよ
この長い人生の中で
誰もが初めましての人生の中で
失敗をしない方が無理な話だ

誰だって失敗はします。
そしてその失敗があなたの成功を作ります。
あなた自身を作る大切な材料です。

難しい人生の中で
僕たちよく頑張って生きてるよね
僕たちってマジですごいと思います。

自分の軸を持って生きていきましょう。

自分の持つ軸を大切に生きること
すなわちそれは
自分に嘘を付かずに生きていくこと

そうやって生きれていけばいくほど
きっと私たちは自分を好きになって
行けるんじゃないかな

だって自分を誤魔化さずに生きることって
意外と難しいじゃん
でもその難しいことを実行出来たら
それってもう素敵だしかっこいいじゃん

かっこいいじぶん好きじゃん僕たち
素敵な自分愛しいじゃん

最後に

ここまで読んでくれてありがとうございます。

今回久しぶりにエッセイを書いてみました。
どれだけ多くの人に届くかは分かりませんが
これを読み誰かの気持ちを少しでも楽にできたら幸いです。

ここで僕について過去の話をすると
かつて僕は躁鬱病を患っており
その闘病生活の中で
自己嫌悪の渦に呑まれました。

当時死にたくて消えたくてたまらなかった
僕は、命を投げ出す寸前の所までいきました。

でもこうして生きています。
今では生きていてよかったと心の底から
思えています。

人間関係や社会の理不尽さ
自分の弱さが僕を躁鬱病へと追いやりました
当時学生だった未熟な僕は
そういったものへの耐性が無くて
ただ自己嫌悪をすることしか出来ませんでした。

そんな時、精神病に対する本を読んだり
SNSに答えを見つけたりしたけれど
その中で出てきたのが
「自分を愛する」
という言葉でした。

しかし当時の未熟な僕は
自分を愛するとか言う言葉は
いわゆる世間の言う「ナルシスト」
みたいなものだからと避けていたし

自分を愛するなんて漠然とした言葉
理解が全く出来なかったんです。

でも時が経ち色んな経験を得る中で
まだまだ発展途上ではありますが
自分を愛すること大切にすることについて

少しづつ答えが出せてきている気がします。

ここに書いたものは、現時点の僕における
自分を愛することについての答えです。

これらは正解ではありません。

だって誰かを愛することに
その愛し方に正解がないように

自分を愛する方法にもきっと正解はないから

どんな形であれ
あなたがあなたを大切にできるのであれば
それはもう、自分を愛することなんです。

僕から確実に言えることは
どうか皆さん抱え込みすぎず
素直でいてください。

あなたは
あなたの食べたいものを食べればいいし
あなたの見たいものを見ればいい
あなたの聞きたい音に耳をすませ
あなたの心地よい香りに包まれ
あなたの言いたいことを話せばいい

あなたはあなた自身に素直であればいい

世間は時にそれをゆるしてはくれないけれど

世間に縛られていない時は
素直であればいい
優しくあればいい

ただでさえ厳しい世界で
あなたがあなたを追い詰める必要は無いから

この世はたくさんの色んな人がいます。

善人 悪人
繊細な人 鈍い人
真面目な人 ふざけてる人
日本の人 海外の人
優しい人 冷たい人
寂しそうな人 楽しそうな人

まだまだ沢山沢山
こんなにも無数にある人間達との関係
そりゃ疲れますよ

言い方は悪いけど
みんな好き勝手に生きてるからさ
あなたもあなたらしく生きればいいよ

大丈夫、大丈夫だからね
あなたはあなたでいいんだよ
あなたらしく生きるあなたが
僕はきっと何よりも美しいと思うから


自分を受けいれ自分として生きること
自分らしく生きる自分を愛しく思うこと

そして自分を愛せた時に
僕らは誰かに愛されます。

自分が愛する自分を愛してくれる
誰かに出会えたら

その人を大切にしてください。


この文を読んでくれた人の中には
もしかしたらかつての僕と同じように
何かを患っていたり
抱え込んでいたり
自己嫌悪に陥っていたりするかもしれない

今あなたはきっとすごく大変だよね
痛いほどその気持ちが分かるんだよ
この文が何か少しで役に立てたなら嬉しいな

でも、
この並び立てたアドバイスなんかより
あなたがまず欲しいのは、
あなたを認める言葉だと僕は思うから言うね

あなたは本当によくやってるよ
この辛い苦しい厳しい世界の中で
すごく良く頑張ってるよ
生きていることがまず凄いことだよ。
生きていてくれてありがとう。
そして、この文に出会ってくれてありがとう。
あなたに出会えて僕は嬉しいよ

あなたが今誰にも愛されていないと感じて
誰かに愛して欲しいと思うのなら
僕が口が酸っぱくなるほど言ってあげるから

大丈夫だよ、君はひとりじゃない
僕が君を「愛しているよ」

抱え込むまで頑張った
傷つけぬようにと空気を読めた
苦しくても逃げずに耐えた
そんなあなたが大好きだよ

でも頑張っていなくても
時に休んでしまっても
あなたがあなたらしくいてくれれば
僕はそれが一番だよ

僕の座右の銘をここにひとつ残しておきます。

「自分を愛そう」

どうかこの言葉を時に思い出してくれたら
それより嬉しいことはありません。

言いたいことを散々言って
最後になりますが
ながーいぶんを
ここまで読んでくれてありがとうございます。
皆様の応援が力です。
皆様のこと愛しています。

本当にありがとう。

これを読む日が朝ならばおはよう
今日もあなたがあなたらしくいれるよう
応援しています。

昼ならばこんにちは!1日もあと半分だね
やってやりやしょう!

夜ならばおやすみ一日よく頑張ったね
1日乗りきったあなたはすごく素敵です。
よく眠ってね

それではまた、、、


著  もち丸

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