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もち丸
2022年4月7日 16:12
第5話 種夢を見ていたそれはそれは辛い夢をまどろみの中を彷徨うようなそんな感覚だったいつものように僕は曲がり角を曲がるそこには大きな桜の木があってその下の小さな古ぼけたベンチにはいつものように彼女がいた。僕は彼女に近づこうと一歩を踏み出そうとするその瞬間、彼女は僕の方を振り返り言った「ダメ!こないで!優一君!」その瞬間僕の体は固まった指一本動かすことはできなかった「ど