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若い占い師1



担当の臨床心理士がつく前
私は不安で不安で仕方なかった。
依存だけしたかった。

気持ちがどうにもならなくて
自分で処理できない気持ち。


愚痴を言って
それに同意して欲しかった。
こんなに頑張ってるのだから
きっと未来は安泰だと
言って欲しかった。

とにかく、どうしようもない
気持ちを吐き出したくて
ビルのテナントの
占いに駆け込みました。

そこは曜日ごとに占い師が
変わり、ほぼ年配の女性でしたので
話をしてるだけで安心感がありました。

その中で、とても傾聴が上手い
占い師さんがいました。

その人に月1、2回話を聞いて貰いました。
でも占いとしては
何度もするわけにもいかずに
傾聴のみとなりました。

それが私として少しきまづくなって
別の占い師のところへ行きました。

スピリチュアルを掲げたお店です。

昔々、「オーラの泉」を見てて
江原さんや三輪さんを見て
こんな能力を持つ方がいるんだ。」と
漠然とその能力を否定しない程度で
漠然と信じているのだけど、
いや、信じてみたいというのが
正しいかと思うのですが、
もうすがるものがないので
当時、目に見えないものに
頼るしなかったんです。

そこではものすごい若い子が
店主をしていました。

初めて会ったその人は
私が小さい頃うさぎを飼っていたことを
言い当てたのです。

それでその人のことを
信用してしまいました。

料金は高かったです。
本当にその人にお金を注ぎ込みました。

続く


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