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オーストリア🇦🇹ワーホリ奮闘記 Vol6.一度目の帰国、諦めきれない私が行ったこと

Grüß Gott!オーストリア大好き❤️ Masamiです。

予約したインペリアルトルテを受け取ったのですが、思っていたより小さくで悲しい気持ちになりました😭

手のひらサイズ
とーーっても甘くて、マジパン入っていて、
オーストリアのケーキだなぁと思いながら味わいました!

vol1. コロナ禍のワーホリで得たもの
Vol2. 決断のとき。渡航するか止めるか、それが問題だ。
Vol3.ロックダウンに気付けなかったあの日。そしてリベンジ 
Vol4.半月でウィーンを巡る
Vol5.移動前夜に宿をキャンセルされた事件
Vol6.一度目の帰国、諦めきれない私が行ったこと 💎 今回💎

4月はベトナム出張があり、準備やらなんやらで、こちらのブログがすっかりご無沙汰になってしまいました😅
ベトナム出張の様子はこちら👇

さて、今回は、諦めの悪い私が、たった1ヶ月半でウィーンから日本に帰国した後、何を考えどう行動したのかについてお話します。

スパッと気持ちを入れ替えられた訳ではありませんでした…。

2020年2月下旬に日本を経ち、4月初旬に日本に帰国

時系列としては、以下のようになります。

2020年2月:Vol2. 決断のとき。渡航するか止めるか、それが問題だ。
2020年2月下旬〜3月中旬:Vol4.半月でウィーンを巡る
2020年3月:Vol3.ロックダウンに気付けなかったあの日。そしてリベンジ 
2020年4月初旬:日本に帰国
<今回の話はここの期間>
2020年7月:2回目の渡航
2020年12月:日本に帰国

帰国直後は悶々としていた

帰りの飛行機の中から。

10ヶ月の予定が1ヶ月半で帰国…。

不完全燃焼で、かなり悶々としていました。やりたいこともあまりできていなかったので落ち込んでもいました。
日本でも帰国翌日から東京で初の緊急事態宣言。世の中に不安が渦巻いている時期でしたね。

「就職活動をしようか、再入国できる機会を待とうか」

1ヶ月間ほど、自問自答。というかぐるぐる考え込む日々が続きます。

判断・決断には、軸が必要

なかなか自分の中で考えがまとまらない…なぜだろう…

vol.1でもお話しましたが、判断をするにも、えいやと決断するにも、判断軸や基準が必要なのです。

自分の軸ってなんだろう…

まだまだ、悶々とする日々は続きます。

想定されるパターンから自分の軸を見つめ直す

ブルーインパルスが東京上空を飛行したときに撮影(2020年5月29日)

少し視点を変えて、想定されるパターンを出してみることにしました。
どれが絶対嫌かを考えれば、自分の軸が見えてくるのではないかと考えたのです。

  1. 就職活動する→就職直後に入国可能になる。

    • さすがに就職直後に長期休暇は取れないだろう。

    • ビザが有効なのに使えない状態。これは絶対嫌だ、避けたい。

  2. 就職活動する→数年後に入国可能になる。

    • ルール上、ワーホリビザ再発行、期間変更は不可。

    • 特例措置を取ってもらえないだろうか?

  3. 何もせずにもうしばらく様子を見る。

    • なんだ、この無駄な時間は?せめて資格でも取ろう。

ありうる選択肢を並べてみた途端、様々な感情が頭の中を駆け巡りました。

ビザの特例を出してもらえないかを大使館にお願いしてみた

じっと待っていることには耐えられない…そこで、特例措置をしてもらえないか、大使館に連絡を試みます。

ところが、大使館も大忙しのようで(そりゃそうだ)、ビザ関連の受付が停止していました。

とりあえずメールを送ってみたのですが、相手にしてもらえず、ビザの期間変更をお願いする選択肢は現実的ではないと判断しました。

その後は、オーストリアのニュースや大使館の情報をチェックしつつ、就職活動や紅茶の資格の勉強をしながら数ヶ月を過ごしました。

ザルツブルク音楽祭の実施が決定し、渡航したい熱が再燃🔥

5月下旬のことでした。
夏の一大イベントであるザルツブルク音楽祭の決行が決まりました!!

他の音楽祭が中止を決定している中では、異例の決定でした。

観客を1000名に減らし、音楽祭の期間も縮小して実施するとのこと。
チケット代が主な収入源なので、観客を半分とかにすると赤字になります。

2020年に行うこと自体に意味があるのです。(ザルツブルク音楽祭が100周年だったということもありますが)

「新しいコンサートの在り方を自分たちが作っていくんだ」

後日、主催者のインタビュー記事を読んだ際に、強い想いを感じました。

これは行くしかない!!

当時、オーストリアには入国制限がありましたが、ありがたいことに私の手元にはビザがありました。

余談ですが、2度目の渡航時は便の欠航が相次ぎ、苦労した

2020年7月は、飛行機の欠航が相次いでおり、渡航日を変更するなど、けっこう苦労しました…。(渡航日が変わると、宿泊先にも連絡が必要になります)

さらには、渡航の数日前に再び航空会社から欠便の連絡が。急いで便を変更しないとと思ってExpedia(便の変更が一度無料でできるプランでチケットを予約していた。しかも既に一度便を変更済みの状態)に電話したら、欠航になっていないとのこと。

どゆこと??

Expediaから航空会社に問い合わせていただいたところ、便をキャンセルするのをキャンセルした、とのことでした。ややこしい。

航空会社もなかなか混乱しているんだなというのが垣間見えた瞬間でした。

横道に逸れました。😅

自分の頭で考えて、納得できるまで行動することの重要性を学んだ

地元の散歩コース。
歩きながら考えると思考は進みますね。

一度日本に帰国すると決めたのも自分ですが、納得できていないことが問題でした。

自分の思い通りにならない状況の中で、いかに考えて行動するか。

コロナのせいで、楽しめなかった。
大使館が話を聞いてくれなかったから、期間が短くなった。

こう文句を言うのは簡単です。
でも、これは他責であり、自分の頭で思考することを放棄しています。

最近気づいたのですが、
「一度きりの人生なのだから、楽しみたい。やらなかった後悔はしたくない」
というのが、私の軸です。

今回の、大使館にお願いメールを出してみるというのも、やらない後悔よりやった後悔を選択する、という自分の軸に合った行動でした。

行動の結果は自分の期待していたものではありませんでしたが、仕方ないと納得はしています。

納得できれば、結果がどうであれ(私の場合は)ハッピーになるor不満要素にはならないのだということが分かりました。

おわりに

いかがでしたでしょうか?奮闘記を楽しんでいただけましたでしょうか?

今回は、どうにも帰国に納得できなかった私が、悶々と自問自答したり、大使館に頼ってみようとしたりしたエピソードでした。

数ヶ月という長めの期間ではありましたが、自分の軸と向き合ういい機会になっていました。

さて、次回からは2回目の渡航のお話をします。
実は、2回目の渡航の苦労話はあまり記憶に残っておりません(笑)(先ほど述べた欠便くらいかも)。1回目の時のインパクトが大きすぎたのかもしれません。

ということで、滞在した土地(ザルツブルク、インスブルック、グラーツ、リンツ)それぞれの穴場?にエピソードを添えてお話しようと思います。

次回はザルツブルクです〜お楽しみに〜♪

次回は最終回のまとめ回になります〜♪

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