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オーストリア🇦🇹ワーホリ奮闘記 Vol4.半月でウィーンを巡る

Grüß Gott!オーストリア大好き❤️ Masamiです。
先日、五反田にあるTEEBLATに行ったら、また🇦🇹行きたくなりました☕️

vol1. コロナ禍のワーホリで得たもの
Vol2. 決断のとき。渡航するか止めるか、それが問題だ。
Vol3.ロックダウンに気付けなかったあの日。そしてリベンジ 
Vol4.半月でウィーンを巡る 💎 今回💎

今回は、箸休め会です。
2020年2月24日に日本を経ち、3月11日にロックダウンが始まるまで、約半月をどのように過ごしたのかをダラダラお話します。

写真多めなので、紅茶☕️でも飲みながらのんびりお楽しみください😉
私もウィーンで買った紅茶を飲み、思いを馳せながら原稿を書いています。

すごい量になってしまったので、気になるところだけでも見ていただけると嬉しいです!

おすすめ度合いを❤️の数で表現しています。

カフェ巡り

Café Schopenhauer❤️


Wiener Frühstück €9.90

到着の翌朝は、カフェでWiener Frühstück (ウィーン風朝食)を注文。
なるほどこれがウィーン風か _φ(・_・
今後の朝ごはん(スーパーでの調達)の参考にしようと思ったのでした。

確か、宿から近くて朝から開いているところを探したんだと思います。良い悪いではなく、これが私のスタンダードに。

Kaffee Konditorei Monarchie❤️

宿のWifi異常でネットに繋げなくなり、「Free Wave」(近くのFree Wifiスポットを教えてくれるアプリ)で見つけたカフェです。

入った瞬間、「高いお店に来ちゃったかな〜」とちょっと焦ったが、そうでもなかった。
野菜が食べたかったのです。じゃがいもがいっぱい。
シュニッツェル

予想通り食べきれなかったので、Mitnehmen bitteと伝えて、お持ち帰り。

OBERLAA❤️❤️❤️❤️

(店舗は複数あります)

入口
どなたかのブログでチキンカレーが美味しいと読んだ

チキンカレー、美味しい!(笑)ほのかなココナッツの香り。辛いものが苦手な私にもちょうど良いと感じる味でした!量も多すぎず、ペロリと平らげました。

Irish cream のケーキ

ケーキは予想通り甘い!こんなんでザッハートルテ食べられるのかしら。。とちょっぴり不安になりました(笑)

2回目の来店時は、見た目で選んだピンクのケーキ


DEMEL❤️❤️❤️❤️❤️

平日の12時ということもあってか、そんなに混んでませんでした。
私はデメル派

ザッハートルテは思ったほど甘くなく(もちろんめっちゃ甘いですよ)、紅茶と一緒に美味しくいただきました(次はザッハーに行きたい)。

カフェザッハー❤️❤️❤️❤️

ホテル ザッハーの外観
カフェ ザッハーの入口
ザッハートルテ
日本人も多かった。
ホテルオリジナルの紅茶が美味しかった!


スーパー、市場巡り

BILLA❤️❤️

大変お世話になったスーパーの1つ。
お兄さんがオレンジを絞ってボトルに詰めている。

オレンジだけでなくミックスジュースも置いてありました。生搾りオレンジジュース、即買いです(笑)

大量のチーズに興奮
ハムにサラミに

スーパーには、その土地の個性が出るので、見るだけでも楽しいですよね。

Naschmarkt(ナッシュマルクト)❤️❤️

土曜にフリーマーケットをやっていることを知り、覗きに行きました。
フリーマーケットって見ているだけでも楽しいですよね。その人の生活が垣間見えるし。私は日本語でも価格交渉ができないので、買うのはやめて置きました😅

何を見ているんだろう?
おうちに飾ってたのかしら?

感想としては、素敵な絵画が多い。皆さんおうちに飾ってたのかしら。日本でいうと、葛飾北斎とか中世の絵とか飾ります??(それとも掛け軸の方が近いイメージなのかしら)。

市場ゾーン
立派なパプリカ。黄パプリカ買ったよ。
果物もたくさん
チーズもたくさん

日本の調味料とかインスタント製品もありました。赤みそがあったので一瞬買おうかと思ったのですが、ほこりかぶってるし、日付が2018年って書いてあったのでやめました。(誰も買わないのね)。

名所、美術館・博物館巡り

Stephansdom(シュテファン大聖堂)❤️❤️❤️

最初に訪れたのがここ。ウィーン一の名所ですね。


ちょうどオルガン演奏が聴けました。ラッキー。
大聖堂の周りをぐるっと歩いてみると、階段で上の方に行ける場所を発見。

所要時間10分と書いてあったので、「ふーん、そんなもんか」と思って意気揚々と階段をを上り始めた。がしかし!343段の階段を休みなしで上りきった頃には、息も絶え絶えに・・・心臓バクバクで倒れるかと思った・・・。

ひとしきり椅子に座って休憩したあと、ようやく景色を堪能する余裕が生まれたのでした。

 Kunst Historisches Museum(美術史美術館)❤️❤️❤️❤️❤️

時間を忘れて絵画に見入っていました。別日に1日ここに居たいと思いましたが、ロックダウンのため叶わず。
次回ウィーンに行ったら絶対また訪れたい場所です。

カフェスペースの天井。美しい。
絵画がずらり

日本の展覧会の目玉レベルの絵画がこれでもかというくらいある。€18でこれでしょ。もう日本の展覧会には戻れない…。

Mozart Haus(モーツァルトハウス)❤️

入口

2020年はBeethoven イヤー(生誕250周年)ということで、Haydn, Mozart, Beethoven 3名の関係についての特別展示がありました。

楽友協会のTag der offenen Tur (Open Door Day)❤️❤️❤️❤️❤️

道の向こう側から撮影
パンフレット

偶然、前日に無料のOpen Door Dayがあることを知り、当日の12時(当日券配布の1時間半前)から待つことに。

「メインエントランスで13時半から」と言われたので、真正面の扉で待つことに。1番乗り。

1時間前には結構な行列に。超余裕で入場券ゲットできると思ってましたよ?

ところが30分前にどんでん返しが。

スタッフの人が出てきて、何か言っています(このときほどドイツ語が聞き取れなくて困ったことはない)。とたんにほとんどの人が脇のエントランスに殺到。状況が理解できずに1分ほどボーっとする。が、当日券の方は違う場所に並んで、という内容だと察し、急いで向かう。せっかく1番乗りだったのに15番目くらいになっちゃったかなぁ。きちんと列になってなかったから隙間を見つけて前の方にスルスル進んで10番目くらいになった(笑)。

さらにスタッフの人が「見た限り全員分のチケットはないので、入れない方もいるかもしれませんのでご了承ください。その場合は、時間差で少し経ってから入場していただきます」とのこと(今度はドイツ語と英語両方で)。さっきのも英語で言ってほしかったよーとお思いつつ、もともとダメもとなのだから入れたらラッキーと思うことにして、待つことに。

無事入場でき、お目当てのウィーン少年合唱団と、オーケストラの演奏を聴くことができました。(しかも無料で)

帰り際。夜の楽友協会

Schubert Geburthaus(シューベルトの生家)❤️

宿から徒歩圏内にシューベルトの生家(博物館)があるので行ってみることにしました。

毎月第一日曜は入場無料です。
部屋は2つで、展示物も少なかったです。

シューベルトって14人兄妹だったんですね。

Welt Museum 新王宮内の古楽器コレクション❤️❤️❤️❤️

新王宮
入館印のステッカーが可愛い
この博物館には、古楽器だけでなく、甲冑や武器の展示もあります。

が、私は古楽器に専念。

16世紀にMaximilian 1世が所持していたトランペット。
とても彫るの難しそう


マリアテレジアが所有していた銀色のトランペット
めっちゃ綺麗だった

たっぷり2、3時間かけて堪能しました。
また行きたい!楽器やってる(た)方におすすめです。

国立図書館❤️❤️❤️❤️❤️

入口(目の前)
ベートーヴェンの特別展示をしていた。生誕250周年だったからね。

コインロッカーにコートも入れてしまうのですが、この後強烈に後悔しました。寒い。

内装と天井は、想像通りの美しさ。
入った瞬間、おもわず「お〜」と言ってしまいました。
ベートーヴェンさん

他にも、手紙、エロイカやコリオランスコア、デスマスクのレプリカなど、興味深い展示物がたくさんありました。

手紙のサインを見て、ベートーヴェンも生きていた人間だったんだなと感じました。

息を呑むような美しさの天井画

Rathaus(新市庁舎)❤️

中に入って良いのか分からなかったけど、一般人ぽいおじいちゃんも歩いてるから大丈夫なんだろうと思い、敷地内へ。

廊下がとてもきれいでした。大隈講堂に(が?)似ている気がするのですけど、そう思うのは私だけ?

Alter Rathaus(旧市庁舎)❤️❤️

新市庁舎とは規模感が全然違くて、小さかった

無料の展示があると書いてあるので入ってみることに。第二次世界大戦時のナチズムがどう浸透し、オーストリアに影響を与えたか、といった内容の展示でした(2フロアの小さいスペースでした)。

Beethoven Haus❤️❤️❤️

外観
入口♪

受付でOne ticket  - Six Sites(6つの音楽家ミュージアムに入れる)のチケットを購入(€20)

6つの展示室があります。

4月に250周年のイベントが予定されていましたが、ロックダウンで中止になりました。

1800年くらいの当時の地図や街の様子、温泉地であったことの説明、交響曲第5番『田園』の各楽章のイメージの絵画など、興味深い展示がたくさんありました。

展示物で一番衝撃的だったのが、ヘッドホンで難聴の体験ができるというもの。

第九の有名なフレーズが流れるのですが、健常と比較すると、だんだん音が篭ってきたり、小さくなってきたり。最後の状態では、高い音が聞こえないんです。これを聞いたとき、私は涙が出そうになりました。作曲家にとって音が聞こえなくなるというのはどんなに絶望的なことだったんだろうと。

Donauturm(ドナウタワー)❤️

だいぶ行き尽くした感があるので、ドナウタワーなるものにも行ってみました。

入場料€14.5はお高い
中はこんな感じ
景色はこんな感じ
天気悪かったので、晴れ間が出るまで待った

3月上旬の上空はまだまだ寒いです。

Zentralfriedhof(中央墓地)❤️❤️❤️❤️

トラムに揺られること1時間弱。
ZentralFriedhof 2という駅で下車します。
音楽家エリア(32A)

ブラームス、ヨハン・シュトラウス、シューベルト、ベートヴェンなどのお墓があります。

左奥がベートーヴェン。右手前がモーツァルト。
敷地内の教会
天井画が真っ青な星空になっているのが印象的


Pasqualatihaus(ベートーヴェン記念館)❤️❤️❤️

階段で5階(4th floor)まで上がりますよ!(ゼーゼー)

小さい部屋5部屋分の展示がありました。ここの家ではフィデリオや交響曲第5番を作曲したそうです。

交響曲第4番、第6番のスコアの表紙やライフマスク、エリーゼのためにの本などがありました。

のんびり1時間弱滞在。

教会巡り

Karls Kirche(カールス教会)❤️❤️❤️

楽友協会のすぐ近く(道を挟んだ向こう)にあります。
神々しい
なんだこのミラーボール??は、と思った。
右側に写っている塔にエレベーターで、近くで天井画を見ることができる。
天井画がとても綺麗だった
窓からの景色も良くて、楽友協会とシュテファン大聖堂が両方見えますね。

ミヒャエル教会❤️

正面
暗くて静かで厳かな感じでした。あちこちに、地下の墓地への入口がありました。

ペーター教会❤️❤️

無料のオルガンコンサート目当てで訪問。

正面側
こちらはいくらかきらびやかな印象

1時間くらい座っていると教会の中って結構寒いんですね。外の方が日が当たって暖かいです。

天井画が有名のようです。
日が差し込んでいて綺麗。

ルペルト教会❤️❤️

外観がウィーン最古の教会
入口
中は、天井が低く、質素というイメージ。
ステンドグラスの柄が現代的で外観とのギャップが。


Lichtontaler Pfarrkirche(通称シューベルト教会)❤️❤️

外観
教会の前にはシューベルトの像
どうやらここの教会で洗礼を受けたようです。
中はシャンデリア風のライトがぶら下がっていて清潔感のある感じ


公園巡り

Stadtpark(市立公園)❤️❤️

天気は良いけど逆光になってきれいに撮れない


Neue Donau(新しいドナウ川)❤️

うっかり電車を乗り過ごして、ドナウ川を渡ってしまったので、途中下車。

ちなみにウィーンの電車賃は定額で、どこまで乗っても同額です。1ヶ月定期も買ったし、怖いものなし。

Beethoven Park

Stadtpark(市立公園)の近く(徒歩1分)にあります。ベートーヴェンさんいましたー。小さい広場。

フォルクス庭園❤️

Rathaus(新市庁舎)から徒歩圏内です。

木は覆われているし、花は全然咲いてなくて(3月初旬)、あまり堪能できませんでした…せめてホットドックでも買ってベンチに座って優雅にランチでもしたかったのですが、売店も見当たらず…

Beethovengang(ベートーベンの散歩道)❤️❤️

Beethoven Hausの近くにあるので、ついでに散歩したいところですね。

所々にベートーヴェン像がある


プラーター遊園地

ヨハンシュトラウスの住居(ミュージアムになっている)の近くにあるので、寄ってみました。

入場は無料で、乗り物単位で支払うシステムのようです。

遊園地入り口付近ではワルツとかポルカが流れていて、ウィーンらしさを感じました。

観覧車は思ったよりも小さかった…
どゆこと?(ガクブル)
アイスかと思ったら、中は全て生クリームだった!
超激甘!!!


シューベルトパーク❤️❤️

中央墓地に移動する前はここにお墓があった。
左がベートーヴェン。右がシューベルト。

天気が良かったのでs、お墓の前に座って、2時間ほどひなたぼっこをしつつ読書してました。

その他

Schagerl Musikhaus(楽器工房)❤️❤️❤️

自分が持っているロータリートランペットが実際に作られた場所。ラッパくんの里帰りです。

Mankという田舎なので、1日がかりで行きました(列車とバスを利用)。
片道2-3時間ですが、本数が少ない。

初の国鉄ÖBB

いくつかハプニングがあったのですが、別の機会があればそちらでお話します!

なんとか辿り着いた。
アポなしだったのですが、工房の案内をしてくれました。

オーナーのカールさんと少しお話もしました。楽器の製造番号を見て、これはいついつに日本のヤマハに売ったやつだね〜とか教えてくれました。

おわりに

思った以上の大ボリュームになってしまいました(情報過多!)。

次回は、「移動前夜のエアビー突然キャンセル事件」というタイトルの予定です。

宿の移動前夜20時にキャンセルされたという難題に対して、何を考えどう行動したのでしょうか??お楽しみに〜♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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