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オーストリア🇦🇹ワーホリ奮闘記 Vol2.決断のとき。渡航するか止めるか、それが問題だ。

こんにちは、オーストリア大好き❤️ Masamiです。
台東区ふるさと交流ショップでオーストリアマーケットが開催されますね!(去年?も行きました)

前回は、ワーホリでの成功体験が自信につながったというお話をしました。
今回は、このワーホリで直面した一番大きな問題についてお話します。

渡航するか止めるか。

私はこの大きな決断を1年間の間に2度行いました。

その時の葛藤や思考、行動について見ていきましょう。

その前に。そもそも、ワーホリとは?

ワーキンホリデーって聞いたことはあるけど、何だかよくわからない。
ワーキングなの?ホリデーなの?と思う方もいらっしゃるかと思います。

私の言葉で説明すると、ワーホリは以下のようになります。

青少年(30歳以下)の異文化理解を主目的とした制度。
若者はお金がないでしょうから、就労ビザがなくても働いても良いですよ。

各国、年齢の上限があるので、興味のある方は色々調べてみてくださいね。
(オーストリアの場合はビザ申請時に満30歳まで。詳細は大使館のHPを要チェックです)

ちなみに私は、貯金を崩しながらのホリデーホリデーでした(笑)

決断のタイミング

1.準備万端の後に、未知のウイルスが流行開始

1回目の渡航前の話です。

2020年10月、何度も大使館に足を運びながらも、なんとか無事にビザD(ワーホリ用のビザ)を取得!

そして、すでに当時勤めていた会社の上司には、辞めますと伝えていました。

そんな中、2020年の12月頃、突然、未知のウイルスが流行し始めました。
出国予定日まで残り2ヶ月。

さてどうする?

▶︎ウイルスが怖いので、ワーホリを諦める
▶︎一旦、会社を辞めるのを止めて、様子を見る
▶︎渡航する

私の頭の中に浮かんできたのは、上記3つの選択肢です。

2.再渡航のチャンス到来

2回目の渡航前の話です。

1回目の渡航時は、1ヶ月半(2月下旬〜4月上旬)しか滞在できませんでした。
そのため不完全燃焼で、日本ではモヤモヤした日々を過ごしていました。

2020年の春、イースターの時期はハードロックダウンで、オーストリアへの入国はできない状態。

ところが、夏前になると、規制が緩和し、ビザDを持っていれば入国ができる状態になりました。

さてどうする?

▶︎リベンジだ! 行こう!
▶︎リスクもあるし、行かない

葛藤

上記2つのタイミングでは、状況は異なるものの共通点があります。

  • 先が見えないことによる不安

  • 自分の行動によって、周りの人に迷惑をかけるかもしれない

  • それでも、行きたいという想い

うんうん悩んでいても仕方がない。
決断をするには判断軸が必要なのです。

(これって仕事でも一緒ですよね)

思考と行動

今行かなかったら、一生後悔すると思った

2020年8月 アッター湖にて

1ヶ月先のことも読めないし、何が起こるかもわからない。
感染した時に、自力で病院に行けるだろうか。

不安を書き出したらキリがありません。

渡航するか止めるか。

決断にあたり、まずはこの渡航が自分にとってどのくらい価値があるのかを再確認しました。

  • 「なぜ」行くのか?

  • なぜ「今」行くのか?

そもそもの、ワーホリに行こうと考えたきっかけは、30歳という節目を迎える時に、ふと「このまま、この生活を続けるのだろうか?」と考えたことでした。

やらなかったら一生後悔することはないか?

その答えは、自分の意思で海外に住むということでした。

そして、ワーホリの年齢上限のギリギリで申し込んだので、今回を逃したら次はありません。

ついでに白状すると、2回目の決断の時は、ちょうど100周年のザルツブルク音楽祭の実施が決定したタイミングでした。(※他の世界的な音楽祭は中止の判断をしていた)

後ろ指をさされてでも、ザルツブルク音楽祭に参加したかったですし、オーストリアが国をあげてやりきろうとしているこの音楽祭を肌で感じてみたかったのです。

今行かなかったら一生後悔する。

要するに、自分にとっての価値がある&めちゃくちゃ行きたかったのです。

自分の判断軸に沿った行動が自信につながる

私たちは日々の生活でも、無数の決断をしています。
今日着る服、食べるもの、寝る時間。
住む場所、働く場所。
(決断というより選択の方がしっくりくるかもしれませんが。)

自分の判断軸を明確にしておくと、人生のさまざまな局面において、決断しやくなります。

あなたは人生において何を重要視しますか?

やらない後悔より、やった後悔

これが私の軸です。
やって後悔しても学びがあります。でもやらなければ、あの時やっておけばよかったという後悔がずっとつきまといます。

こんな時期に果たして渡航することが正しいことだったのか。今でもわかりません。人によっては、行くべきではないと考える人もいるでしょう。

でも、ここで言いたいのは、何をしたかではなく、その行動が自分の軸に沿っていたかです。

「正しい」というのは主観的なものです。
つまり、人によって何が「正しい」かは異なります。

自分の判断軸に沿った行動をしたという事実。それが自信や幸福感につながっていくのだと思います。

学び

違いを恐れない

2020年12月上旬。ガラガラのウィーン国際空港

一番楽しみにしていたイースターもクリスマスマーケットも経験できませんでした。

しかし、全体を振り返ってみると、やっぱり行って良かったと心から思います。2020年だからこその貴重な経験もできました。

この決断、行動を通して学んだことは、他人と違うことを恐れない、ということです。

自分が心からやりたいと思うことを見つけたら、勇気を出して一歩踏み出す。たったその一歩で、見える世界が大きく変わります。

やりたいことは、思った時に実行せよ

一度帰国したとき、大使館にお願いして、1年延期してもらおうか、と考えたこともありました。しかし、2年経ってみて分かったのは、やりたいことはその時に実行せよ、ということです。

1年待ってもビザの受付は休止したままだったので、おそらく行けなかったでしょう。

ちょうど2年が経った今、日本からヨーロッパに行くには(ロシア上空を通らないように)遠回りしないと行けないです。

おわりに

今回は、

  • 自分の判断軸を持っていると、いざという時に決断しやすい

  • 強い想い、心からやりたいという想いには、推進力がある

  • 勇気を出して一歩を踏み出すと、世界が広がる

という話をしました。(仕事でも同じことが言える…)

もし、すぐにワーホリを諦めて会社に留まっていたら、これほど自分の頭で考えて行動する経験値は積めなかったでしょう。

お金も含め全て自分の責任だったので、親に口出しされることもありませんでした。そういう意味では、学生ではなく、大人になってからのワーホリもありですね。

次回は、「ロックダウンに気付けなかったあの日。そしてリベンジ」というタイトルの予定です。

ロックダウンという難題に対して、どう失敗し、どうリベンジしたのかをお話します。お楽しみに〜♪

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