オーストリア🇦🇹ワーホリ奮闘記 Vol5.移動前夜に宿をキャンセルされた事件
Grüß Gott!オーストリア大好き❤️ Masamiです。
だいぶ前ですが、DEMELのリンツァートルテを販売開始直後にお取り寄せしました。ウィーンで買った紅茶を淹れて、同僚とお茶会🍫🎂またやりたいなぁ〜。
今回は、滞在中に一番窮地に陥った時のお話をします。
宿を移動する前夜20時に、突然予約がキャンセルされた。
明日泊まる場所がなくなって途方に暮れた。
一言で説明するならこれだけです。
平時だったらそんなに大きな問題ではないですし、そもそも平時だったらキャンセルされなかったと思います。
前提
色んな土地に滞在したかった
前提として、今回のワーホリでのこだわりは、色んな土地に滞在することでした。
なので、家を借りることはせず、 booking.comやAirbnbで部屋を借りることにしていました。
ウィーンでの最初の部屋は、半月ほど予約しており、この度初めてAirbnbを利用してみようと思っていたのでした。
窮地
コロナの流行が爆発した直後に、明日泊まる場所がなくなり、絶望する
時系列としては、
Airbnbで予約 → ロックダウン → 明日、宿を移動する
という流れ。
事前に、問題ないかオーナーに確認していました。OKと返事が来たので安心していました。
なのに…夜になって無断キャンセルするなんて…
※ちなみに、平時はAirbnbで直前にキャンセルすることはペナルティー扱いです。しかし、コロナ情勢を鑑みて、特例でキャンセル可能な期間が設定されていました。私の予約はまさに特例対象だったのです。
真っ先に頭に浮かんだのは、空港で野宿です。
ウイルスの威力も感染経路もまだまだ不透明だった時期に空港で野宿するのはとても恐ろしい。
また、既に夜の20時を回っており、明日から泊まる場所を見つけることができるのかとても不安になりました。
世の中は混乱の真っ只中です。
営業を止めている宿もあるはずです。つまり、HPで部屋が空いてても、そもそも営業しているのかを確認する必要があります。
20時以降にメールで問い合わせても返事がすぐには来ない可能性が高いのです。
非常に参ったな、と思いました。
あなただったらどうしますか?
思考と行動
落ち込んでいる場合ではない!行動せよ
一瞬絶望したのち、落ち込んでいる場合ではない!と自分を奮い立たせ、下記の3つを実行しました。
今の部屋を延長できるか、チャットでオーナーに質問を投げた。
Airbnbで以前調べてた別候補のオーナーに、明日から1ヶ月泊まれるか質問を投げた。
他の宿泊先を検索し、会社の問い合わせ用アドレスに、営業しているかの質問メールを投げた。
ここまでやって、既に23時。すぐに返信は来ないと思ったので寝ました。
やることはやった。果報は寝て待て、です。
とは言え、脳が活発に動いてたのと、やはり心配なので、寝付けなかったです。
ベッドでごろごろしながら、最悪は、泣きついて今の宿にもう1週間泊めさせてもらうか、高級ホテルに当日突撃訪問するしかないかなーとぼんやり考えていました(それでもダメだったら日本大使館に泣きつくか、高い飛行機代を出して帰国するか…)。
捨てる神あれば拾う神あり
翌朝、7時前に目が覚めました(毎日9時間くらい寝てる人が!目覚ましなしで!)。スマホを見てみると、Airbnbのサポートセンターからメッセージが。
チェックアウトまで3時間。捨てる神あれば拾う神あり、とはまさにこういうことを言うんですね。
精神的にも少し参っていたので、ユーザーの現状を配慮したサポート、かつ日本でのやりとりにとても心が救われました。
昨晩の行動の結果は…1/3の勝率
昨晩送った3つのメッセージはどうだったのかというと。
1.今の部屋を延長できるか、チャットでオーナーに質問を投げた。
👉返信なし😱(無視?マジ!?)
2.Airbnbで以前調べてた別候補のオーナーに、明日から1ヶ月泊まれるか質問を投げた。
👉返信なし(まあ、仕方ない)
3.他の宿泊先を検索し、会社の問い合わせ用アドレスに、営業しているかの質問メールを投げた。
👉返信あり!通常通り、営業しています。Webから予約してくださいね、とのこと。
ということで、3.のアパートメントを予約。
何とか無事に次の部屋を確保できました。
その後は、あっという間に時間が過ぎていきました。
宿泊者登録をWebで行う
鍵の入手方法をマニュアルで確認
アパートメントまでの移動経路を確認
チェックインを早めにするのは大丈夫かを確認
スーツケースに入りきらない荷物をバッグに詰め込む etc…
学び
複数の先手を打つことの重要性
何かを突破するとき、一つの選択肢だけではなく、複数取る。
あの時は、無我夢中でリスクヘッジのために、あの手この手を打っていました。
結局、Airbnbのサポートもあったので、何もせずに翌朝を迎えていても、何とかなったのですが。
一寸先は闇、の状態でどう考えて何をするか。
リスクを想定し、複数の先手をとる。
数打ちゃ当たる、というのもまた事実なのでしょう。
仕事でもこの考え方を忘れないようにしようと思いました。
User Focusの重要性
初めて利用するサービス(Airbnb)で、直前に無断キャンセルされるという最悪の体験をしました。
無断キャンセルが判明した時、正直、二度とこんなサービス使うものか!と思いました。
ですが、その後のサポートセンターのKさんの言動は、私(ユーザー)に寄り添ったものでした。
クーポンという金銭的なサポートで腹立たしさが減ったのもまた事実ですが(笑)、「ユーザーが無事に旅をできるように」という想いを感じましたね。
この時クーポンは利用しなかったのですが、次回使えるクーポンを発行してくれました。
結果として、2回目の渡航時は全てAirbnbで部屋を取りました。4ヶ所、約5ヶ月分の滞在です。ざっと45万円くらいでしょうか。いい客(笑)
サービスを提供する人として、参考にすべきいい体験でした。
おわりに
今回は、移動前夜に宿をキャンセルされたという窮地をどう乗り越えたのかについてお話しました。
本当はおまけストーリー「冷蔵庫キレイキレイ事件」についても書くつもりだったのですが、ヘトヘト…また次の機会に…。
次回は、「一度目の帰国、諦めきれない私が行ったこと」というタイトルの予定です。
今回の記事を読む限りだと、次の宿が見つかってよかったね、というハッピーエンドです。が、実際は、2週間後に宿を追い出されています。(え!?)
どうぞお楽しみに〜♪
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