北海道・利尻島②
2024年8月5日(月)
寒っ!インナーの上にTシャツ、ロングTシャツ、ウインドブレーカーを重ね着して、ホテル「雲丹御殿」をチェックアウト。
北回りの路線バスで沓形港(くつがたこう)へ。
「バス停まで行かなくても、手を挙げれば停まるよ」と言われたが、利尻のバス停を見たくなった。やはり、雪除けの小屋があるところが北海道らしい。
1日5本の運行。上手に利用すると便利。
路線バスは、ほぼON TIMEでやって来る。ICカードなどは使えない。現金のみ。車内で両替が出来る。現時点で新札は使えないので、車内で旧札と交換するシステムとなっている。
約50分で沓形港、到着。
荷物を預ける為に、次のホテルまで歩く。沿道に咲くピンク色の見慣れた花。
道産子にはお馴染みのハマナス。プチトマトに似た実はローズヒップと呼ばれている。ビタミンC豊富でハーブティやジャムに利用されている。
ホテルの外観を撮り忘れたが、荷物を預けてランチへ。
超人気店の味楽は開店前から大行列。このラーメンを目当てに全国から観光客がやって来る。しかし私は味噌ラーメン派。ノーマークだった。午前10時半頃に行ったらもうこの状態。
11時半開店と聞いていたが、夏期間は11時開店だった。名前を書くと23番目。味楽はミシュランガイド北海道 特別版で2度ビブグルマン選出。新横浜ラーメン博物館にも店舗がある。あちらも長蛇の列らしい。
たぶん2巡目と予想し、近所を散策。
利尻島内に現存する最古の建造物。築130年以上。建物内をリノベーションし、「カフェ自休自足」、「利尻海藻押し葉体験」コーナー、海藻アートを展示する「石蔵文化ギャラリー」、土産などの物販コーナーを併設。
次は・・・
北見冨士神社の始まりは江戸時代(享保)。利尻山は北国の富士山「利尻富士」と言われており、北見冨士権現と称し漁場の鎮護として祀られた。ちなみに神社名の冨士には「 ’ 」がない。
どうか晴れますように・・・
利尻富士が見られますように・・・
味楽に戻る。
更に30分ほど待って11時半頃に入店。やはり2巡目だった。
タッチパネルで看板メニューを注文。
利尻昆布の出汁をたっぷり使った焼き醤油らーめん。焦がし醤油の味と香りだが、確かに昆布出汁だなぁと感じる。麺も美味しい。ただ、チャーシューのクセがあり過ぎて家族に上げてしまった。幼少期に食べた独特の豚肉の味・・・一度食べれば満足かな。ごちそうさまでした!
さぁ!島内一周、定期観光バスの旅へGO♪
(バスの写真、撮り忘れた💦)
沓形港は「第52回 利尻 浮島まつり」の真っ最中。海上自衛隊の掃海艇「ちちじま」と「ひらど」が停泊。体験航海や船内の一般公開が行われていた。
バスは沓形港を出発。「カムイテラス」へ。
カムイテラスには、2022年に出来たばかりの「カムイウィスキー蒸留所」がある。
2024年分のクラフトウィスキーは既に完売。
こんなに晴れているのに見えない・・・「利尻山は見えない山で有名」とガイドさんが言った。車窓から「人面岩」と「寝熊の岩」を見る。
仙法志御崎(せんぽうしみさき)海岸到着。この岩は昆布がモチーフだそう。
運が良ければ、海岸で野生のゴマフアザラシに会えるらしいが、見られなかった観光客のために、稚内の水族館からアザラシが出張。海水プールで飼われている。
わぁ💕
観光シーズン直前に、ノシャップ寒流水族館からフェリーに乗ってやって来るそうだ。名前忘れちゃったけど、アザラシちゃん、お疲れさま〜💕
見えそうで見えない・・・じゃぁ、お土産を買おう。仙法志御崎海岸の売店で販売する利尻昆布は、島内で一番安いそう。同じ商品が港や空港でも販売されているが、倍以上の価格らしい。地元民もわざわざ買い付けに来るとか。
札幌市内では3倍の価格。10袋購入した。配ろう!(笑)
バス旅も終盤。オタトマリ沼へ。
やっと見えたー!!利尻富士。
この撮影ポイントは・・・!
星空写真家・プラネタリウム映像クリエーター:KAGAYAさんの写真。オタトマリ沼で撮影されたものだ。利尻山がくっきり。満点の星空。水面には逆さ利尻富士と北斗七星が映る。どれほどの奇跡が重なっているのだろう。さざ波ひとつ立てば、こんな写真は撮れないはず。本当に素晴らしい!
ミッション終了(笑)
最後は資料館へ。
トドは島民にとって害獣と聞いている。また、島内にヒグマは生息していないとされているが、過去に2度(1912年・2018年)海を泳いで上陸した。全て駆除されたと言う。
しかし後日、調べて見るとこんな記事が・・・
怖っ!ヒグマは恐ろしい。
建物の裏手には高山植物園を併設。
定期観光バスの旅「利尻Bコース」は所要時間 約3時間15分。事前予約必須。レンタカーを借りない人にオススメ!
●本日の宿「ホテル利尻」
島内唯一の温泉ホテルと聞いて宿泊。
泉質:炭酸水素塩泉
色:黄色っぽい茶褐色(にごり湯)
PH:確か6.5位だったはず
源泉掛け流しと循環ろ過の併用で加温。
鉄分豊富な湯。金属アレルギーを持つ私は、長時間浸かっているとムズムズと痒くなってしまった・・・温泉が目当てだったので残念。また、日帰り入浴を行なっているので、夕方頃までは混雑している。
🍽夕食
温物の小鍋以外、全て冷たい。揚げ物も作り置き。
〆のご飯に自分で小鉢の雲丹を乗せてみた。
🍽朝食
温泉さえ肌に合えば・・・と言うホテル。
次回は礼文島の旅。
to be continued・・・
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