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#115 ジャズのファースト・レディ メアリー・ルー・ウィリアムス

この歳になっても「ハッ!」という経験をしたいから、音楽を聞き続けているのかもしれません。

数年前かな、この #メアリー・ルー・ウィリアムス の音楽に初めて接したときに「ハッ!」ときました。

それは、ジャンルこそ違えど #ペチュラ・クラーク に初めて触れた時の感覚と似ています。「あぁ、この人を追いかけなくてはならない」と自動的に僕は思います。そして、そう思う瞬間がたまらなく幸せです。

メアリー・ルー・ウィリアムスは、「ファースト・レディ・オブ・ジャズ」と言われたほど、有名な女流ジャズピアニストでした。 #ベニー・グッドマン のカーネギーホールの40周年コンサートでも参加しています。素晴らしい演奏を聞かせてくれます。

普通のジャズピアノと何かが違うのです。普通のジャズのイディオムから少しずれているのでしょうか?中村とうようさんの著作で「正規の教育を受けた人」と説明されていたかもしれません。そういう、すこし、音楽のシーンを俯瞰できていたところがあったのかもしれません。「ジャズ」という枠に収まらない「大きさ」を感じます。

実際、彼女は、後年に、もっと自由なビートを用いた、コンセプチュアルなアルバムも作っています。

そこには、女性ならではの、自由な感性を感じるのです。「女性」「男性」と分けて論じることがはばかられる昨今ですが、メアリー・ルーの演奏を聞くと、ほかのミュージシャンが「頭が固く」感じるから不思議です。


このボックスにも入っています。VOGUEでのジャズ録音のコレクションです。素敵ですよ。


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