軽作業の‘’軽‘’とはなんぞや?
おはようございます、ほっしーです。
パスポート持ってないおっさんが異国の地に迷い混んだところからの続きです。
束の間のパーティー(小休憩)が終わり、再び寒い寒い倉庫へとやって参りました。
10分で防寒着は脱ぐシステムになってますが…
南米系のカタコトお兄さんから指示をもらいます。
単語とジェスチャーを読み解くと、どうやらコンテナに入って、冷凍肉やらを降ろしてレーンに流す作業に入ってほしいみたいです。
先ほどのレーンに流れてきたやつのスタート地点です。
ビックリです。
コンテナ内に所狭しと積み上げられた冷凍肉やらを降ろしていくみたいですが…
高さ2mくらいあるやん😅
隣の南米イケメンさんは身長2m弱くらいあるからいいけど、わし170cmくらいでイケメンちゃうし…
てか、さっきレーンからパレットに降ろしてたやつ、たしか10~15kgくらいありましたよね😥
これをあの高さまで積み上げられた所から降ろすとな⁉️
まあしかし、文句を言っても多分言葉が通じませんので、腹をくくって頑張るしかないか…
手を滑らせたら10~15kgの冷凍肉が上から落ちてくるという、若手芸人でも昨今のコンプライアンス的にやらないようなヒヤヒヤ作業を腰痛持ちの小さなジャポネーゼおっさんにやらすという、新手の罰ゲーム。
そういえば、この仕事を紹介してくれた声のかわいいお姉さん、‘’簡単な軽作業‘’なんで大丈夫ですよって明るく電話で言ってたよな🤔
なんやねん軽作業の‘’軽‘’って⁉️
‘’軽‘’について小一時間ほど議論を交わしたい気持ちを押し殺して無心で頑張りました。
今回のお仕事は8:00~12:00の四時間。
それはそれは長くてつらい四時間でした。
新しかったラバー手袋も指先が破れまくってます…
指先の感覚は冷凍肉やらで麻痺してます…
寒いはずの冷凍コンテナ内で汗だくです…
お姉さんの声はかわいかったです…
やっとのことで業務が終了。
すると南米系のお兄さんが、
「17:00マデ、ヤル?」
と、満面の笑みで聞いてきます。
0.1秒で「NO‼️」
と、わしも満面の笑みで答えます。
わしは即決でNOと言えるジャポネーゼです。
現場を出て30分くらい動けずにいた中、決断しました。
「うん、ここあかん、別の派遣会社にしよう」
本業と家族に迷惑をかけないというラインは守りたいですからね~🙄
そして軽作業を終えた重い身体に鞭打って家路につきました😑
でも家に着いてよくよく考えると、彼らにとってはここは紛れもなく異国の地で、きつい仕事でも明るく楽しく頑張ってる。
そして、そのおかげで物は流れ、経済が成り立っている。
もちろん国籍関係なく日本人も外国人もみんな頑張ってる。
頑張る全ての人への感謝の気持ちは忘れてはいけませんね😊
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