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アートで盛り上がるのは、地域より旅人だと思う

毎週月曜日には、旅の記録を書いています。

写真を探していたら、初めて行ってから11年も経っていました。転職して、初めての夏休みに行った瀬戸内のトリエンナーレは、僕のひとり旅の中でも、ひときわ多くの人と交流した記憶があります。

瀬戸内のトリエンナーレは、当時とても話題になって、自然とアート、海と島、そんな組み合わせが特徴的でした。いま考えてみると、トリエンナーレとしてのイベントは、様々な場所で行われ、アートを点在させて回遊するような時間の過ごし方は、もはや普通とも言えるくらいに珍しくなくなりました。

当時、夜行バスで岡山まで向かい、そこから船に乗って直島、男木島、豊島、犬島を巡りました。直島がその中心だったように感じていますが、直島はトリエンナーレよりも前から、アートで地域を盛り上げる取組が行われていたように思います。

島の一部が工場となっていて、そこからでる排水や廃棄物によって島の自然や海が壊されていた過去があり、アートによって島を変える取組が行われ、見事に再生した象徴的な存在でした。

直島は、僕は昔から名前は聞いていて、英会話を習っていた頃に数人の先生から「直島はいいよ」と聞いていたこともあり、ずっと行ってみたかったのです。

船から降りて迎えてくれたのは、有名な"赤かぼちゃ"。島の反対側には、小ぶりな黄かぼちゃがありました。トリエンナーレの時期だったのでかなり多くの人がいましたが、運良くドミトリーが空いていて、しかもドミトリーの前には、この建物・・

直島に行ったら、是非入ってほしい「直島銭湯」の外観です。中もとても楽しいのですが、撮影は自粛・・。伝統的な銭湯も風情がありますが、アートと銭湯が融合している感じが、とても楽しくてずっと入りたいと思ってしまうくらいでした。「I♡湯」(アイラブユー)と印刷されたタオルを何枚も買った記憶が・・(笑)

ドミトリーは、数人で部屋を使って宿泊する場所ですが、珍しく男女混合・・。当時は、同じくらいの年代の人たちだったから気にならなかったけれど、いまはどうなっているのでしょうか・・。

お客さんの中に、僕と同姓同名がいて盛り上がりました。年齢も、履いている靴も同じでした。そんなことってあるんですね・・。もしかしたらフォローいただいている方の中にもいたりして(笑)

直島を起点に、いくつか島を回って、島に点在する作品を観るというのが、典型的な旅でしたが、中でもボランティアとしてあちこちにいた「こえび隊」のみなさんが、とても生き生きしていたのが印象的でした。

うまい具合に知識が入っていて、押し付けるような話しもないし、性別も年代もバラバラで、地元の方が多くいて。

どんなふうに作品を観るか、というよりも、制作過程を見ていた人の感想が、とても臨場感があって新鮮でした。どの作品も、人の手で作られているわけで、それを感じながら、非日常を味わう感じが、とても好きでした。

この話は長くなってしまいそうなので、とりあえずここで終わり。また、書きたい旅です。2010年に瀬戸内トリエンナーレ行った方、いるでしょうか。

階段も上から見下ろすと、幾何学的でアートっぽい感じ・・そんなサムネイル。黄色は僕がなかなか選ばない色なので、ありがたいです(笑)infocus📷さん、いつもありがとうございます!

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