見出し画像

スピリチュアルで謎解く!(『ダ・ヴィンチコード』謎解き高座)Vol.18


【あらすじ】


前回の手紙(『ハリ一ポンタカガ一ポンサレド一ポン』)では、「最後の晩餐」という「巨大な壁画」において、通常の鑑賞者ならば、完全な死角であり盲点となっていた中に、ダ・ヴィンチの暗号が描かれていたことをお伝えしました。
そこには、ダ・ヴィンチが遺したメッセージが誰にでも理解可能な言語で描かれていたこと、そして、それが以前にスピリチュアルな直感で解き明かしてきた「ピラミッドの秘密」と一致していたことに、私自身も深い感銘を受けました。

今回の手紙は、偶然の「変換ミス」から物語は始まります。
記事のタイトルを入力している際に打ち間違えたことが、思いもよらない発見へと導くキッカケとなります。
そして、この小さな出来事は、驚くことに「ダ・ヴィンチコード」を解き明かす重要なヒントへと繋がる道を開きます。
今回のスピリチュアルなヒラメキも、まるで運命が私を導くかのように「新たな道」を示してくれるのですが・・・

さて、今回のヒラメキは、私をどこへ導いてくれるでしょうか。
ぜひ私と一緒にこの未知なる真実の旅に参加してみて下さい。


【特典について】

今回の【有料特典】は、このストーリーの下書きとなった、【『ダ・ヴィンチコード』型紙用紙(PDFファイル)】の公開です。
記事の最後に、その「リンク先」と「キーワード」を添付しておきます。
そして、もう一度「今回の話」をこの『ファイル』に照らし合わせてお読みいただくことで、より深く内容を理解することができると思います。

※ 特典の「PDFファイル」は期間限定の公開とさせていただく予定です。
告知なく掲載を終了する可能性もありますのでご了承ください。


『ダ・ヴィンチコード』謎解き高座

親愛なる友へ
前回の手紙では、「最後の晩餐」という「巨大な壁画」において、通常の鑑賞者ならば、完全な死角であり盲点となっていた部分に、ダ・ヴィンチの暗号を意味する「決定的な証拠」が描かれていたことをお伝えしました。

今回の手紙では、一見すると全く関係なさそうな出来事ですが、これが後に私の探究にとって大きなキッカケとなったという理由で、その部分からお伝えしたいと思います。

それは、私が自分のブログを更新しようとした際に起こった、些細な「変換ミス」から始まりました。
そのとき、元々は記事のタイトルに「講座」と入力しようとしたのですが、どういうわけか自動変換によって「高座」という言葉が表示されました。
普通ならば間違いをただちに修正すべきでしたが、なぜかこの言葉に対して興味を抱き、その意味を調べてみたのです。
その結果、その「高座」は、僧侶が説教を行うための高い台のことで、それが由来であると分かったのですが、なぜこの言葉が「変換候補」に上がったのかは不明のままでした。

それで、さらに調べていると、「高座返し」という私にとっては初耳の言葉が目に留まったのです。
解説によると、これは落語の世界における専用の座布団に関連する「用語」であることがわかりました。
さらに興味が湧いた私は、その由来についても調べてみました。
すると、その「高座返し」を行う過程で、座布団の「前側」を客席に向けて置くという作法があることが分かったのですが、それは日常生活では考えもしなかった使い方でした。
それ以前に、座布団に「前側」があるという発見は、私にとって新鮮な驚きでした。

そして、私はこの座布団の「製造方法」に注目しました。
特に興味をひいたのは、その座布団を作る場合、「一枚の長方形の生地」を半分に折り返し、残りの三辺を縫い合わせるという方法でした。
意外なことに、それが私に「黄金比率」の作図法という過去の記憶を思い出させたのです。
この瞬間、私は何か特別なことに気づいたような感覚を覚えました。

私は、この突然のヒラメキに導かれ、「黄金比率の作図法」についてネットで検索してみると、その久しぶりの「作図法」はすぐに見つかりました。
ところが、この作図法の中に、私は以前に見たときには見過ごしていた重要な手がかりを発見したのです。

そして、それが「ダ・ヴィンチコード」に繋がる重要なヒントになるとは、その時点では想像もしていませんでした。
では、「その作図法」がどのようにして「ダ・ヴィンチコード」という難解な話へと繋がっていったのか、次回の手紙で詳しくお伝えしたいと思います。


あなたの友より


親愛なる友へ
今回の手紙では、前回お伝えした「黄金比率の作図法」で気づいた「ダ・ヴィンチコード」に繋がる「新たな発見」について詳しくお伝えします。

前回の手紙では、落語で使用する「座布団の製造方法」についての解説に強い興味を感じたことをお伝えしました。
「2枚の生地」を縫い合わせるのではないかと単純に考えていた座布団が、実は「1枚の生地」を折り返すというシンプルな方法で作られていることを知り、私はその合理性と独創性に驚きました。
そして、この製法によって生じる「切れ目のない1辺」が、落語家と観客との間の「切れない縁」を象徴する縁起担ぎとして機能しているという話は、私にとって新たな発見であり、大きな刺激となりました。

これは、その直後だったからでしょうか、久しぶりに「黄金比率の作図法」について調べ直してみると、以前には気づかなかった新たなヒラメキを得たのです。
それは、座布団の製造方法について学んだ「繋がる」という概念に触発されたものでした。
これまで「人体図」の中で私が見つけきれなかった「黄金比率」の決定的な証拠が、人体図の意外な部分に隠されていることを突き止めたのです。
そして、この発見は従来の定説である「ある部分の黄金比率」が、正確には間違いであることを証明する結果にもなりました。

この驚きの事実について、それがどの部分にどのように描かれていたのかについては、次回の手紙で詳しくお伝えしたいと思います。

あなたの友より


親愛なる友へ
前回の手紙で触れたように、今回は私が「人体図」の中に発見した「黄金比率」が隠された部分とその描かれ方について、具体的な作図を通じてお伝えしたいと思います。
この方法を選んだのは、数学における複雑な数式よりも視覚的に理解しやすいと考えたからです。

では、「座布団」の解説から始めたいと思います。
私たちが知る落語の座布団は、一見すると単純な構造に見えますが、その製造方法には深い意味が込められていました。
そして、今回は「座布団」の展開図を考え、そこに「黄金比率」を重ねてみることにします。
落語の座布団について調べてみると、正確には縦横比が少し違うようですが、ここでは解説を分かりやすくするために「正方形」という設定で考えてみます。
作図の過程で、私は方眼紙を使って、理解しやすいように「2×2」の正方形、つまり合計4マスを使って座布団を描いてみます。
そして、この正方形の角を、左上から反時計回りに「A B C D」と名付け、各辺を「1」の長さとして考えます。
この「座布団ABCD」を基に、その右側にもう一つ同じ大きさの座布団を両方が接するように描き加えることで、長方形の型紙が完成します。
この長方形が、実際に落語の座布団を作る際の型紙として使われると考えて下さい。
そして、その生地を底辺の半分(中点)の位置で折り返して縫うことで、縫い目のない「1辺」を作り出し、その辺を客席に向けることで「縁が切れない」という縁起を担いでいました。

ところが、ここに「黄金比率」の発見に繋がる重要なヒントが隠されていたのです。
この座布団の型紙に黄金比率を重ねて考えることで、視覚的にも理解しやすくなり、私の場合は、新たなヒラメキが生まれやすくなったのです。

次回の手紙では、この座布団の型紙に黄金比率がどのように重なるのか、そして、それが「人体図」の中のどの部分に隠されていたのかを、詳しくお伝えします。

あなたの友より


親愛なる友へ
前回の手紙で触れたとおり、今回は私が発見した横長の「黄金長方形」がダ・ヴィンチの「人体図」にどのように隠されていたかについて、具体的な作図を通じてお伝えしたいと思います。
この発見は、数学的な方法よりも直感的に理解しやすい視覚的なアプローチを用いてお伝えします。

私は「座布団の型紙」を使って、黄金比率の関係を探究してみることにしました。
この型紙は、1辺の長さが「1」と仮定した場合、その「横長の長方形」の底辺の長さは「2」となります。
まず最初に答えを知る意味で、「型紙」の底辺の左端から右方向に「1.618」の長さ、つまり「黄金比率」の位置にマーキングしておきます。
そして、「この印」の位置をどのようにすれば作図できるかというのが、世の中で広く知られている「正方形」を使った作図法でした。
この方法によると、正方形ABCDの底辺BCの中点から上辺の右端Dまでの長さが、同じく辺BCの中点から「黄金比率」の印(位置)までの長さと等しくなることを利用していました。
そのため、コンパスのみで正確に黄金比の長さを作図できました。
その結果、「座布団の型紙」に基づく横幅が「2」の長方形に対して、「1.618」の長さを持つ、座布団の型紙よりも少しだけ小さな「長方形」がそこに完成しました。

そして、私は、この作図法の理解を深める過程で、ダ・ヴィンチが「人体図」の下書きにこの「黄金比率の作図」をそのままのカタチで用いていたことに気づいたのです。
しかし、それは巧妙に隠されていたため、初めて見た時はその「トリック」に気づくことができませんでした。
しかし、今回の「変換ミス」がキッカケで知った「高座返し」の概念が、このトリックを見破る大きなヒントとなりました。

次回の手紙では、この「黄金比率」が人体図のどの部分に埋め込まれていたのか、そしてダ・ヴィンチがこの比率をどのような表現として応用していたのかについて、その天才的な「トリック」の正体を詳しくお伝えします。

あなたの友より


親愛なる友へ
私たちの探究の旅はついに、レオナルド・ダ・ヴィンチが「人体図」にどのようにして「黄金比率の作図」を埋め込んでいたのかを明らかにする段階に至りました。

この手紙では、その秘密を解き明かしていきたいと思います。
結論としては、ダ・ヴィンチが「人体図」に埋め込んだ「黄金比率の作図」は、実はそのままの姿を完成形として用いられていました。
ただし、天才的な「トリック」により、それが理解できないように工夫されていたのです。

この手紙では、今回の謎解きの最後の仕上げについて、それを理解しやすくするために、この作図をもう少しだけ拡張して解説してみたいと思います。

ここから先は

2,085字 / 1画像

¥ 358

よろしけれサポートをお願いいたします。 今後より多くの方にお伝えして行く活動費や、応援したい方への支援に使わせていただきます。 よろしくお願いいたします🙇‍♂️