山田美子

詩を書きます。私は、今までの人生の中で感じてきた、苦しみ希望絶望を発信します。言葉を操…

山田美子

詩を書きます。私は、今までの人生の中で感じてきた、苦しみ希望絶望を発信します。言葉を操るのって楽しいです。読んだ人が何を感じるかは、分からないけれど。呼吸をするように文章を書きます。それは、私には、自然な事でした。写真も撮ります。

マガジン

  • 小さな幸せ

    カフェから見えた景色。煙草とコーヒーで幸せを感じてる。

記事一覧

苦い蜜

恋をしたから 世界が輝いた。 そして貴方が 私を愛して 幸福を覚えた そして貴方の優しさに溺れて 必死に二人抱きしめあった もしも愛することが罪ならば 人は何を…

山田美子
4年前
3

二つの恋

二つの恋が同時に始まる 私はいつだって真剣だった 本気だったんだ ときめきをくれる人 安らぎをくれる人 孤独な私には どちらも必要だったんだろう いつの間にかず…

山田美子
4年前
5

抱えていくもの

どうして、心の傷は消えないのでしょう。 痛みを伴い苦しみを味わい、そっと消えたくなる。

100
山田美子
4年前
4

不意に悲しくなる。生きることの儚さが。木々や花のように穏やかになれたらな。ロボットのように何も感じなければな。だけど、人間に生まれただろ?愛はあるよ。必ず。

山田美子
4年前
2

優しくて温かな帰る場所が私にはある。だけど、だけど街灯の下でつっぷしている。傷つきすぎた過去が、私の未来を邪魔してどうしようもうなく苦しいよ。いつからかな。定めかな。薬とタバコと剃刀と、傷つけることは、全部やった。私は、何が欲しい?答えが見つからない…

山田美子
4年前
3

どうして死んではいけないの。行き場がない。感情に押し潰される。世界が、私を受け入れない。変わらなくちゃ…だけど、そんな力もうないんだよ。誰かの胸の中で泣けたなら。愛なんて信じてないけれど。もしも、愛が私を救うなら、私はその愛で殺されたい。

山田美子
4年前
3
+5

赤いものたち

山田美子
4年前
4

本名

私の下の名前は桃夏と言います。 お母さんが考えてくれました。理由を聞くと響きが可愛いことと、夏生まれなので、夏に旬の桃と夏という漢字で「桃夏」となりました。 よ…

山田美子
4年前
3

白銀の世界

目を覚めれば、外には霧が出ていた。 霧は世界を包み込み、私が私じゃなくなる。寒さで凍え、私は、不安と戦っていた。 母親は、男と遊び、父親はいない。寂しさを振り払…

山田美子
4年前
3

貴方を置いてけぼりにした。何も感じなかった訳じゃない。心苦しくてせつなくて…私が眠る時には貴方を想い浮かべるのに。
私は泣きたかった。でも、もう私は泣けなかった。貴方の優しそうな瞳。忘れないよ。私には、また新しい人がやってくる。でも、貴方の事は忘れないだろう。

山田美子
4年前
2

大切なものなど見失ってしまったのだと思っていた。気づけば目で追っている貴方は今を通り越して遠くを見つめていた。一方通行に想い続けた約束もいつかは消え去るのだと思っていた。どれだけ月日が経ってもどれだけ貴方が私を見てなくても私は目を逸らすことなど出来ないだろう。

山田美子
4年前
1
+3

朝の庭

山田美子
4年前
4

キャメル。私の愛用品。メンソールが、好き。

山田美子
4年前
1

太陽が二人を照らしてる。貴方の肩にもたれかかり、もう少しこうさせて。悪夢にうなされて、寒さに凍えて、傷ついた私を貴方が癒してく。ずっと望んでいたこと。全部貴方とやっていこう。口を開ければ自然と貴方の舌が入った。いいの…?神様が見ているよ。ああ、でもなんだか心地いい

山田美子
4年前
3

気をつけて
いつの間にか
人は飲み込まれていく
弱さなんかじゃない
いつだって全力で生きた
それが、弱さだと言うなら
世の中は薄情だ
世の中は残酷だ

山田美子
4年前
2

生きていくのに必要なもの
鼻につけ抜けるような
メンソール
気をつけて
この世には妖怪がいるから
苦しいとき
煙草に火をつけて
自分を保った
生きていく為に
必要なもの
全て抱えて生きていく
貴方と出会って
世界が変わった

山田美子
4年前
2
苦い蜜

苦い蜜

恋をしたから

世界が輝いた。

そして貴方が

私を愛して

幸福を覚えた

そして貴方の優しさに溺れて

必死に二人抱きしめあった

もしも愛することが罪ならば

人は何をよりどころにすればいい?

貴方を思えば

身体中がしびれて

心地いい

もっと私に触れて欲しい

貴方を感じて私は

もう羞恥心など忘れてしまった。

もう一度抱き合って

一緒に眠ろう

二つの恋

二つの恋が同時に始まる

私はいつだって真剣だった

本気だったんだ

ときめきをくれる人

安らぎをくれる人

孤独な私には

どちらも必要だったんだろう

いつの間にかずぶずぶと恋に溺れて

苦しさでもがいてる

優しくしないでって言っても

心の底から優しさを求めてる

彼の仕事忙しくて寂しい時

独りで耐えてたけれど

なんでかな、今日は耐えれない

誰に寄りかかればいい?

スマホの中す

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抱えていくもの

どうして、心の傷は消えないのでしょう。

痛みを伴い苦しみを味わい、そっと消えたくなる。

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不意に悲しくなる。生きることの儚さが。木々や花のように穏やかになれたらな。ロボットのように何も感じなければな。だけど、人間に生まれただろ?愛はあるよ。必ず。

優しくて温かな帰る場所が私にはある。だけど、だけど街灯の下でつっぷしている。傷つきすぎた過去が、私の未来を邪魔してどうしようもうなく苦しいよ。いつからかな。定めかな。薬とタバコと剃刀と、傷つけることは、全部やった。私は、何が欲しい?答えが見つからない…

どうして死んではいけないの。行き場がない。感情に押し潰される。世界が、私を受け入れない。変わらなくちゃ…だけど、そんな力もうないんだよ。誰かの胸の中で泣けたなら。愛なんて信じてないけれど。もしも、愛が私を救うなら、私はその愛で殺されたい。

本名

私の下の名前は桃夏と言います。

お母さんが考えてくれました。理由を聞くと響きが可愛いことと、夏生まれなので、夏に旬の桃と夏という漢字で「桃夏」となりました。

よく人に名前を教えると素敵な名前だね、と言われます。誇らしいです。

また、桃ちゃんと言われることが多いですが、呼びやすくていいみたいです。

英語にするとサマーピーチですね。

自分としては、「桃夏」という名前は気に入ってます。お母さん

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白銀の世界

目を覚めれば、外には霧が出ていた。

霧は世界を包み込み、私が私じゃなくなる。寒さで凍え、私は、不安と戦っていた。

母親は、男と遊び、父親はいない。寂しさを振り払うように手首を切った。赤い血が生きてる証。泣き叫び、道路に飛び出しそれでも死ねない。

彼と出会ったのは、秋の頃。貴方といる時だけ心が安らげる。一緒に車を走らせ手を握った。彼は、不安な私を支えるように、力強く手を握った。

河川敷につい

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貴方を置いてけぼりにした。何も感じなかった訳じゃない。心苦しくてせつなくて…私が眠る時には貴方を想い浮かべるのに。
私は泣きたかった。でも、もう私は泣けなかった。貴方の優しそうな瞳。忘れないよ。私には、また新しい人がやってくる。でも、貴方の事は忘れないだろう。

大切なものなど見失ってしまったのだと思っていた。気づけば目で追っている貴方は今を通り越して遠くを見つめていた。一方通行に想い続けた約束もいつかは消え去るのだと思っていた。どれだけ月日が経ってもどれだけ貴方が私を見てなくても私は目を逸らすことなど出来ないだろう。

キャメル。私の愛用品。メンソールが、好き。

太陽が二人を照らしてる。貴方の肩にもたれかかり、もう少しこうさせて。悪夢にうなされて、寒さに凍えて、傷ついた私を貴方が癒してく。ずっと望んでいたこと。全部貴方とやっていこう。口を開ければ自然と貴方の舌が入った。いいの…?神様が見ているよ。ああ、でもなんだか心地いい

気をつけて
いつの間にか
人は飲み込まれていく
弱さなんかじゃない
いつだって全力で生きた
それが、弱さだと言うなら
世の中は薄情だ
世の中は残酷だ

生きていくのに必要なもの
鼻につけ抜けるような
メンソール
気をつけて
この世には妖怪がいるから
苦しいとき
煙草に火をつけて
自分を保った
生きていく為に
必要なもの
全て抱えて生きていく
貴方と出会って
世界が変わった