ハニ子

社交的な人見知り、アラフォー。 慎重派だけど、流れがきたらロケット級に飛び出します。

ハニ子

社交的な人見知り、アラフォー。 慎重派だけど、流れがきたらロケット級に飛び出します。

最近の記事

ブロッコリー事件③

「待ってくれ」とも「わかりました」ともすぐには言わなかった上司。 「あの方が居なければ続けたいと思えますか?」 「うーん、それはわかんないですね、 居ても居なくても同じかもしれない。 誰かのせいにして辞めるってのは私は好きじゃないし。留学するとか、転職したいなとかあれば普通に辞めますからね。 体調不良が辞める動機になるとは思わなかったけど、まぁ、少し前までであれば、留学や転職まで続けたいなって思ってやってきました。 元々の仲間は好きだから、この仕事もここまで耐えられたっ

    • ブロッコリー事件②

      私は職場の状況が悪いからと言うことよりも、 「自分が好きな事すら出来なくなっている」というのを問題視した。 ブロッコリー事件があって、考えさせられた。 ブロッコリーが転がった事すら許せなくなった自分を、今はちょっと客観視できるくらいになった。 翌朝、私の様子が変だなと、一番お世話になっている察しの良い同僚が話しかけてきた。 「今日、辞めるって言う事にした」と伝えると、 「何でーーー!!!こんな事に…あなたが…!!楽しくやってきたのに…!!悔しすぎる…」と声を絞り出し

      • ブロッコリー事件①

        だるくてしんどくて、寝ても寝ても眠い そんな状況が続いていた先日の日曜日、 やっと少しだけ机に向かう気持ちになったので、勉強。 午後はだるくて、でも明日のお弁当の用意しなきゃと思って、夜にブロッコリーを切っている時に、夫から何か他愛もない事を話しかけられた。 話しかけられた時一瞬、意識がそれて ブロッコリーがひとつ、ゴトってシンクに落ちた。 それを見たとき、 「もうやだ!!!もう何もやりたくない!!」って、叫んでしまった。 最後の何かが、切れた瞬間。 びっくりして

        • ガラクタ捨てれば自分が見えるのか?

          今から約6年前、今のマンションを購入して引っ越してきた。 私は当時、モノが多いことが豊かな象徴とばかりに沢山のモノを所有しており、片付けが苦手なのは間取りや収納のせいだ!と思い込み、今のマンションを買う時に約100万近くかけて居室をまるまるひとつ大型クローゼットにリフォームした。 沢山の洋服やカバンがお店のようにズラリと並ぶさまを見て、心底満足していたのだが、それは最初の1,2年のこと。 すぐにまたクローゼットの中は大渋滞を起こし、「あんだけお金掛けてリフォームしたのに

        ブロッコリー事件③

          月夜に思うこと

          一年前、いや、半年前の私なら、 心底落ち込んで絶望するような事を今日聞かされた。 職場で来年度異動予定だった人の異動予定先で大きな出来事があり、異動させることが難しい状況にあると。 「させること」と書くには理由があって、 非常に感情的で高揚とヒステリーを繰り返して 周囲に恐怖政治を強いている、そんな人物の一件。 私はその人物に近しい存在だった為、ベタベタされる事と突き放される事が頻繁にあり、今まで耐えかねて、辞めたいと言ったことは一度や二度ではない。 私生活にも嫌でも

          月夜に思うこと

          一番大事なものを捨てて、一番大事なものを得た話。

          私は片付けが苦手である。 物を捨てると言う事が苦手だった(というか捨てるという概念があんまり無かった)のに、見つからない時は買えば良い。探す時間の方が無駄だ。という、物が増える要素しかない生活を送っていた。 私が23歳の時。結婚した直後に母が突然亡くなり、遺品整理という役目が回ってきたのだ。 しかし突然の死を家族の誰もが受け入れられず、誰も手をつける事ができなかった。 時が止まった実家を何年も遠方から案じながら過ごしていた。 家事を担う事になった父は、何とかそれを楽に

          一番大事なものを捨てて、一番大事なものを得た話。

          サイン。

          最近、私の体に謎の症状が起きた。 職場でランチの後にお煎餅をもらって食べたのだが、このお煎餅が喉に引っかかってしまった。 「いっぱい飲んで!」って色んな人に言われて、1時間でお茶を1リットルくらい飲んだのに流れてくれず・・・。 まぁ、明日には治ってるかな?と思いながら帰宅したが、翌日も、翌々日も喉の違和感が取れず。 脳内では煎餅のことばかり気にしていたが、ネットで対処法を調べた時に、「あっ、これだ」と思うものがあった。 「梅核気」、またの名を「ヒステリー球」 これだな、

          サイン。

          +αの強みを身につける。

          面談があり、課長に呼ばれた。 といっても、パートなので正味15分ほど。 先にも書いたように「自己申告書」に「短期留学したい」と書いたので、話はそこから始まった。 私が話したのは以下の通り。 家族との事もあるので長期間というのは今考えていないけど、今勉強している事を実践できる場が欲しい。 コロナ渦で色々大変な中、数ヶ月もの間全額休業補償をしてくださり、また仕事を再開できた事に本当に感謝している。 仕事で有益な国家資格を取るつもりはないし、かといって中国語で生計を立てるつ

          +αの強みを身につける。

          草の根運動中。

          勤務先では、年に一度「自己申告書」なるものを提出させられる。 内容的には ①今の仕事を続けたいか(続けたい、迷っている、辞めるつもりである) ②今の働き方について、どうか(増やしたい、今のままで良い、減らしたい) ③異動の希望はあるか(ある、ない、どこに異動希望か) 各項目に「その理由」が必要。 そして裏面に、仕事の事、上司のこと、人間関係のこと、その他何でも書きたいことを書いてという欄がある。 今の仕事は続けたい(向いている)、 働き方は今のままで良い(減ら

          草の根運動中。

          留学スタイルと目標設定。

          今の生活、登場が最後になったが😅夫について。 夫は私が留学してみたいという事に、手放しで100%賛成ではなさそうだ。 私が勉強を始める事に関しては静かに見守ってくれて、そして「ずっと長く続けられる趣味になると良いね」って応援してくれている。 ただ留学となると話はもう少し難しくなる。 私が家事〜家の諸々(管理人や業者とのやり取り、銀行や郵便出し、クリーニング等も)を担うことで、経済的に彼の給与で生活の殆どを養ってもらっている。 家事は特別決められたわけではなく、職場で

          留学スタイルと目標設定。

          今の生活と、どう折り合いをつけるか。

          外国語を学ぶにあたって、よく言われているのが「目標が明確な人は上達が早い」ということ。 仕事で必要になった、将来その言語を使って仕事をしたい、恋人や友達がその国の人だから…など。 私は今現在、このどれにも当てはまらない。 仕事には無関係だし、台湾と仕事を結びつけて仕事をする事を考えたこともない。日本人と結婚しているし、台湾にはネットで時々やり取りする知人以下の友達は居るが、リアル友達はまだいない。何故かと言われても、本当に分からない。 LINE検索を使って「留学」とい

          今の生活と、どう折り合いをつけるか。

          2方向からの支え。

          2020年9月から前向きな理由で新しい教室に入る事を彼女にも伝え、やり直し作業も8月いっぱいで丁度キリ良く間に合わせてもらった。 最初の頃は、「同じ教科書をふたりの先生に教えてもらうことで混乱するかな?」という心配も少しあったが、何故かこれがうまく行くような自信があった。 日本人の先生は文法の説明が上手で、私の超絶意味の分からない質問や切り返し、漠然ニュアンスも一度ちゃんと受け止めてくれて、必ず分かるように解決してくれるので、主に文法をじっくり教わっている。 私は時折集

          2方向からの支え。

          懲りないヤツ。

          教室をやめてスッキリした。 仕事も繁忙期に入り、夏の間はゆっくりしようと思った。 そしてやり直しレッスンの途中で、彼女からの提案があった。 「私は教える資格も持ってないから、どこまで教えられるか分からないし、間違って教えたり、分からない事も出てくるかもしれない。ペースもゆっくりだし。それでも良ければレッスンしますよ。」 ずっと頼みたくても頼めなかった事を、提案してくれた。でも本業があるし、人に教えるには沢山の時間をかけて事前準備も必要になる。 彼女のプライベートな時

          懲りないヤツ。

          はじめての達成感。

          補足オンラインレッスンの2回目、復習のつもりが、やればやる程私が全く理解していない事がわかり、また教室で本来教わらなくてはならなかった事の抜けが大量に発覚した。 整えるどころか、やり直しの必要が出てきた。 もう教室で得た僅かな知識に期待するのはやめて、「ゼロから全部やり直して下さい」と頼んでやり直し作業は始まった。 その後の彼女とのレッスンは毎回本当に楽しくて、時間があっという間だった。 彼女自作のフリップボードで発音を一から練習したり、教科書の洗い直しを真面目に頑張

          はじめての達成感。

          迷走機関車。

          オンラインレッスンの日が来た。 緊張すると上っ面で喋り倒して誤魔化す私だが、「熱量低めに」「馴れ馴れしさ出さない」「真面目にやらなきゃだから、へらへらしちゃダメ」って、気張った(笑) 初回は「私の現状がどうなっているか」というレベル確認が行われ、悲惨な状況のまま迷走機関車になっていることだけはよく分かった。 「教室を一旦休んで、今までの散らかっている部分をきちんと整理してから前に進むほうが良いと思います」 客観的なアドバイスに、自分でもそう思って「そう思います」と答え

          迷走機関車。

          「勉強どうですか?」「実は…」

          教室に通い始めて1か月経った2020年7月のある日、インスタに「レッスンしてきました」の何気ない投稿をしたところ、オフ会に参加した時に一瞬だけの面識があった方からコメントを貰った。 自己紹介で「台湾留学経験がある」と言っていたので、中国語の勉強を始めるにあたって相談して、留学の話をいっぱい教えてくれた方だった。 ふと、久々にメッセージを送ってみた。 「勉強どうですか?」と聞かれ、いつもの私なら、「まぁ順調です♫」と見栄張って言う所、もうかなり極限に来ていたらしく現状をブ

          「勉強どうですか?」「実は…」