2方向からの支え。


2020年9月から前向きな理由で新しい教室に入る事を彼女にも伝え、やり直し作業も8月いっぱいで丁度キリ良く間に合わせてもらった。

最初の頃は、「同じ教科書をふたりの先生に教えてもらうことで混乱するかな?」という心配も少しあったが、何故かこれがうまく行くような自信があった。


日本人の先生は文法の説明が上手で、私の超絶意味の分からない質問や切り返し、漠然ニュアンスも一度ちゃんと受け止めてくれて、必ず分かるように解決してくれるので、主に文法をじっくり教わっている。

私は時折集中力が切れて、「うーん、、今は分かんないや。次までにまだ分からなかったらまた確認します」って、その日それ以上の説明を聞く事を放棄する事もあるけど…実際染みてくる体感も分かってきた。

何よりそうやって、「ちょっと今は分からないからまた今度で」と自分への甘やかしを許せるようになったのも、今までの私とはちょっと違う。

今まではここで「わかった」とか言って、見えぬところで当人比のガリ勉して追い付いていた(笑)


台湾人の先生は日本語も本当に上手で、外国人なまりも少なくて聞き取りやすい。発音が悪い部分を細かく修正してもらったり、表現力が豊かでいろんなシチュエーションでなりきりをしながら会話練習している。

私の理解度をみるために、それまで習得した文法や単語を使って文を組み立てる事も多く、下書きなしで突然会話形式でこれが始まるので私はよく地蔵になっている。それでも以前より緊張感も取れて前よりはかなりマシになってきた。

日本人のと台湾人の先生のレッスンは、同じ教科書を使いながらそれぞれが違った視点で教えてくれるので、これが双方から絶妙なバランスで私の頭を補ってくれている。

あのタイミングで声を掛けてもらえた事、何かに突き動かされるように積極的に動けた自分、タイミング良く入学出来た教室。

今やっと勉強しているという充実感を得られているのは、本当にラッキーな事だと思って感謝している。

これが本当に信じられないくらい嬉しくて、天に向かって「ありがとう」と叫びたくなる今日この頃だ。


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