懲りないヤツ。

教室をやめてスッキリした。

仕事も繁忙期に入り、夏の間はゆっくりしようと思った。

そしてやり直しレッスンの途中で、彼女からの提案があった。

「私は教える資格も持ってないから、どこまで教えられるか分からないし、間違って教えたり、分からない事も出てくるかもしれない。ペースもゆっくりだし。それでも良ければレッスンしますよ。」

ずっと頼みたくても頼めなかった事を、提案してくれた。でも本業があるし、人に教えるには沢山の時間をかけて事前準備も必要になる。

彼女のプライベートな時間の足枷になるのでは?と思うと本気で「そうします」とは伝え切れていなかった。

「無理のないように」という確認を何度か経て、やり直し作業後の新しい課からのレッスンを彼女にお願いする事にした。

別日、台湾にある駐在員向けの中国語教室に連絡を取った。(実は結構前から知ってはいたが、当初オンラインに踏み込めなくて、最初の教室選びの候補からは除外していた。)

辞めたばっかりなのにマジで懲りねぇ奴だな!と思われそうだが、新しい教室にアクションを起こしたのは、「彼女に一任する事が不安だった」とかでは全くない。

前向きに私の心情が変化してきていたのだ。

理由としては、「今よりももう少し中国語に触れて単純にもっと喋る機会が欲しくなったこと」と、「教室が新装オープンするので、マンツーマンレッスンが今なら購入分全て半額になる」という投稿を目にしたからだ。(半額の威力絶大、笑)

教室選びに失敗した経験もあるのでさすがに慎重ではあったが、「ここが合わなかった」という部分と、「こうしていきたい」、という事を、先生と日本人スタッフの方と納得行くまで話し合った。

あまり難しく考えずに、ゆっくりでも楽しく出来れば良い。

もし合わないような事があれば、教科書だけに拘らずフリートーク的に会話の練習させて貰えば良いじゃないか。(半額だし笑)

2週間ほど考えたのち、入学を決めた。


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