迷走機関車。

オンラインレッスンの日が来た。

緊張すると上っ面で喋り倒して誤魔化す私だが、「熱量低めに」「馴れ馴れしさ出さない」「真面目にやらなきゃだから、へらへらしちゃダメ」って、気張った(笑)

初回は「私の現状がどうなっているか」というレベル確認が行われ、悲惨な状況のまま迷走機関車になっていることだけはよく分かった。

「教室を一旦休んで、今までの散らかっている部分をきちんと整理してから前に進むほうが良いと思います」

客観的なアドバイスに、自分でもそう思って「そう思います」と答えたものの、それを100%直ぐにすんなり受け入れたわけではなかった。

教室は本柱で、チケットも30回分買っているし、オンラインではあくまでも補足的に教えて貰えば間に合うだろうと考えていて、「教室を休む分、先に進むのが遅くなる」という焦りもあった。

とりあえず今までの部分を整えることは急務だったので彼女のレッスンは翌週からも継続を希望。

その週に予約していた教室分はそのまま受講する事にした。教室は相変わらずで、手応えはなく教科書だけがサラッと進み…

やっぱりなんかちょっと…違うような…


終わってから教室長に、「後の2回分はキャンセルして下さい。いま忙しいので、時間が出来たらまた連絡します」と申し出て、教室の予約をゼロにして帰ってきた。

整えてまた再開するって…ほんとにこれから良い方向に行くんだろうか? 

休んだ方が良いと強制されたわけでもなく、辞めた訳じゃないんだから教室の予約はまた直ぐにできるのに、何故かすごく不安だった。



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