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「息子が不登校になった」あの時の息子とわたし⑦全日制高校から通信制高校へ

息子の生活は、高一の2学期からまた崩れだした。
友達関係は、良好に見えたが、
周りの勉強のスピードについていくのが、しんどかったようだ。
無理して入学したという思いこみも強かった。

わたしはと言うと、学校に行けない息子を認められないでいた。
学校は行くものという固定観念で育った世代。
行かないという選択肢は持ち合わせていなかった。
なんとか、高校だけは出て欲しいと必死に諭す毎日。
そのことが、息子をさらに追い詰めた。

出席日数が減るからと、
遅刻でも、6時間目だけでもと
献身的な学校。
そうでなければ高三まで続かなかっただろう。
試験はほぼ受けれなかったが、度重なる追試でなんとか進級した。

わたしは息子が高三の頃から、担任の先生の勧めもあって、
スクールカウンセリングを週に一度受けだした。
毎週一喜一憂する話を聴いてもらうことで、
自分の気持ちをはき出すことが出来た。
そこで、周りの状況と自分の気持ちとを整理してたんだと思う。

高校生活、残り3か月というところで、
ついにタイムリミットが来た。

11月30日。クラスメートを前に、息子は転校することを告げた。


毎日毎日、不安に飲み込まれながらも、
執着してた学校
どうすることも出来ないところまで来て、
この高校を卒業することを
手放すこととなった。

その事実を受け入れざるを得なかったとき、
くやしい!つらい!と言うよりは、
どこか遠くから観ているような、
冷静な気持ちで受け止めていた。

息子は学校の先生がたや、友達からのエールを受け、
元には戻れない学校を後にした。

このことが、息子とわたしの立ち直りの始まりとなる。


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「読んでくださり、ありがとうございます!」
今日もあなたにたくさんの「幸せ」が訪れますように♡

Momi

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それも、どれだけあったか、
担任の先生や、学年主任に感謝してもしきれない。

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