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[詩]恋の方程式

未来予想なんて出来ないのに
君は無茶苦茶なこと言うね
僕だって知りたいのに

ずっと真夜中を歩く
今日はさよなら明日を巡ろう

1秒先の未来に君がいることを予想しよう
その未来を宇宙の端まで重ねて永遠を築こう

δを数えるような
一輪の花を愛でるような
些細な言葉を君にかけられたら
僕はきっと幸せな未来を描けるだろう

命の炎燃える速度なんて
分かるはずなんてないのにさ
君と今を生きようよ

きっとまた春を迎えて
2人で輝く桜花を愛でよう

鼓動の速さが速まり湿り気の部屋を震わす
重ね合う波が共鳴して永遠のメロディーを刻む

∮を重ねるような
木々に一輪の皺を刻むような
時間が経過してしまったようだ
僕にはもう時間が残されていないだろう

君はまるでカオスのような
無謀なことをしてくるよね
泣きたいのはこっちだと言うのに
いつも、目に涙を浮かべているよね

δを数えるような
ラプラスの式をを解くような
限りない愛を君に伝えられたら
僕より誰かを愛さないで
僕との思い出を胸に未来を生きて欲しい

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