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世界一周ひとり旅【10ヶ月目】の今だから感じること🌎☀️

世界一周ひとり旅を始めて
「10ヶ月目」に突入しました!

えええええええっ!!10ヶ月!?
しっかり数えてみて、自分でも驚愕しました。笑

もう9ヶ月も日本に帰っていないなんて。

自分の体重の半分に等しいほど
重たいバックパックたちを背負って、
毎日毎日見知らぬ土地を
自分の足で歩き続けているなんて。

ボリビア、ウユニ塩湖にて。

旅をすればするほど、今まで気づかぬ間に
自分で自分を押さえつけていた
リミッター?のようなものが
外れていく感覚があって、

「初めてのひとり旅」で世界一周ができて
心からよかったなと思っています。

というわけで今日は改めて、
10ヶ月目の今だからこそ感じていることを
自分なりに振り返ってみます💭✍️

アルゼンチン、パタゴニアにて。
(後ろにうっすら見える山はフィッツロイ)

※ちなみにこれから書く内容は、
わたしがわたしの旅を通して感じていることなので、
「これが旅において普遍的な考えだ!」
ということでは全くありません。

「せっかく」と「もったいない」は不要。

せっかくヨーロッパに行くなら、
フランスとイタリアは見ておくべきだよ〜」

「ペルーまで来てマチュピチュ行かないなんて、
もったいない!!」

そんな言葉を時々耳にすることがあります。
人からおすすめしてもらった場所や、
人との面会もこれに当てはまることが
あるかと思います。

でもわたしは、
自分の意志がのっていない
「せっかく」と「もったいない」は旅には不要
ということを、旅を重ねるほどに痛感しています。

トルコ、カッパドキアにて。

興味があるならもちろんGO。
でも、そうじゃない場合、
それは周りの目や世間体を気にしての
決断になってしまうように思うんです。

そうなると、
もし期待していた経験ができなかった時に
人や環境のせいにしてしまったり、
後悔してしまったりすることが多い気がします。

旅をする=全てが自己決定
みたいに思っていたのですが、
案外そんなことはないのかもしれません。
無意識に色んなフィルターが入りやすい、
という意味では。

自分の心に従って選択してきたからこそ、
「悔いのない自分だけの幸せな旅」
が描けている
のかなと思います。

アルゼンチン、イグアスにて。

p.s.
(あと、「せっかく」と「もったいない」
に従って何もかも体験しようとすると、
時間とお金がもたないことにも気づきました……笑汗)

素敵な出会いに「飽き」はこない。

旅を始める前は、
さすがに1年近く旅を続けていたら
途中でマンネリ化しちゃうのかなあ……
なんて少し心配していたんです。
(飽き性な性格でもあるので)

でも、驚くことに、
旅に飽きる瞬間というものが全く訪れません。

それはなぜか?
きっと、各地での「素敵な出会い」が絶えないから。

そしてそれは、
美しい街並みや自然以上に、
「人」にはそれぞれ無限大の個性がある

ということなんじゃないかと思っています。

アルゼンチン、ウマウアカの宿にて。

これは完全に人それぞれですが、
美しい街並みや各国の名所を巡るだけの旅だったら、
わたしはとっくに飽きてしまっていたかも、
と思うんです。
(出会いのない旅なんて、ないのかもしれないけど)

わたしは各地で出会った人とお話するのが
旅の中で1番大好きな時間なので、
これからもたくさんの人に声をかけていこうと思います🌈

p.s.
(これに関しては、
そもそもわたしが「人」が好き
っていうだけの可能性もあるかも?)

便利さよりも、人の温もり。

特にヨーロッパに入ってから、
わたしは小さい街が好きなんだなあ
ということに気が付きました。

例えば、
ハンガリーの首都ブダペストにいた時のこと。

ハンガリー、ブダペストのドナウ川にて。

到着した瞬間、あらゆることに感動を覚えました。

ネット回線は5Gだし、
そこら中にスーパーがあるし、
トラムやバスでどこへでもアクセスできる。

さらに宿泊していたホステルでは、
渡されたQRコードを読み込めば
おすすめスポットが綺麗にまとめられたページに
即座にアクセスができる。

「便利で効率の良い暮らし」を久しぶりに体験しました。

でも、なんだか孤独な気持ちが拭えなかったんです。

そんな時わたしの頭にパッと浮かんだのは、

紙の地図を広げながらおすすめスポットを教わったり、
オーナーやルームメイトたちが
「おかえり〜」と出迎えたりしてくれる、
中南米やバルカン半島の小さなホステルでの光景でした。

アルゼンチン、ウマウアカの宿にて。

あ〜〜〜〜〜〜これだな、と。
わたしは「人の温もり」に触れていたいんだな、と。
改めてこの旅で痛感しました。
(ひとり旅だからなおさら。)

手に入らないものはないと言われるほど便利なこの時代だけど、
「人の温もり」を何よりも大切にしたい。

この先、
どんな環境でどんな生き方をするのかはまだ決めてないけど、
「自分がいきいき過ごすために必要な要素」は
この旅で確実に自分の中に蓄積されているなあと思います。

ペルー、ウロス島にて。

知らないことが多い方が、旅は面白いのかも。

最近では、
ほとんどリサーチをせずに現地に入ることも
増えてきました。

移動手段など最低限のことは調べるのですが、
それ以外は現地に到着してから。

宿泊するホステルのスタッフやルームメイト、
現地の飲み屋などで出会った人におすすめを聞きます。
(迷惑・負担にならない範囲で)

ペルー、アマゾンのジャングルにて。

ネットを開けば情報は溢れていますが、
あまりにたくさんのことをインプットしてしまうと、
期待値が上がりすぎて後でがっかりすることになったり、
情報発信者の視点が入りすぎてしまったり
するように感じるんです。

例えば今はフィンランドにいるのですが、
サウナのことは同じ宿のフィンランド人のルームメイトや、
サウナで出会った現地の常連さんに聞きました。

フィンランド、トゥルクのサウナにて。

「ヘルシンキは観光客向けで電気式のサウナも多いけど、
トゥルクやタンペレの街には伝統的なサウナが多いのよ。」

「やっぱりフィンランドサウナと言ったら湖の前ね。
湖の前にサウナ付の家を建てるのが
フィンランド人のドリームだもの。」

他にも、フィンランドサウナの楽しみ方を
たくさん教えてくれました。
(フィンランドサウナについては後日別の記事で詳しく✍️)

フィンランド、トゥルクのサウナにて。

自分の身で試行錯誤しながら実際に体験をして、
そこで感じたことを現地の方のお話と紐づけていく。
その過程での気づきに、面白さを見出すようになりました。

これが、今のわたしの旅の楽しみ方です。


自分の心に従って選択をする、
毎日たくさんの人と出会い、新たな視点を得る。

こういった要素があったから、
10ヶ月目に入った今でも飽きずに
まだまだ旅を続けたい!!
そう思えているのかなと思います。

これからも、
直感的に気に入った場所があれば
旅程に捉われずにとことん味わい尽くして、
声をかけたい人がいればすぐに話しかけて、
心ときめく物に出会えば迷わず買って。

そんなやり方で、
「わたしの旅」を楽しんでいきます🌈

感じていることは他にもたくさんあるので、
これからポツポツ書いていきますね💭✍️

ここまで読んでくださりありがとうございました🫶
旅の様子はインスタにてシェアしているので、
ぜひお気軽に覗きにきてください👇







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