動物好きは要チェック！吹き替え版で見て頂きたい作品です！！｜『僕のワンダフルライフ』｜【Amazon Prime Video】｜【Netflix】

あらすじ

「大好きな飼い主のイーサンに会いたい！」その一途な想いで、50年で3回生まれ変わったベイリー 遂にイーサンと再会したベイリーが気付いた〈使命〉とは？ 犬を飼うことのいちばんの幸せ、それは犬たちがくれる無償の愛。ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーが、その愛を捧げた相手は、自分の命を救ってくれた、イーサン少年。1人と1匹は喜びも悲しみも分かち合い、固い絆で結ばれていく。だが、犬の寿命は人間よりうんと短い。
引用元　Amazon Prime Video

動画予告

引用元　Youtube　ユニバーサル・ピクチャーズ公式　

レビュー

皆さんは犬はお好きですか？この作品は主人公のベイリー（ゴールデンレトリバー）の視点で物語は進んでいきます。8歳の少年イーサンに飼われ1匹と1人は一心同体のように苦楽を共にします。しかしながら、犬の寿命は人間ほどではありません。このまま感動の別れでさようならと従来の物語は終わるでしょう。それでもベイリーのイーサンに対する強い思いはベイリーを来世の道へ誘い、再び犬として何度も生まれ変わることになるのです。「イーサンにもう一度会いに行く！」その思いを胸に邁進して行こうとするベイリーですが、生まれ変わる先々で出会った飼い主と出会い、別れを繰り返していきます。果たしてベイリーはイーサンに会うことができるのか・・・。という流れになります。

生まれ変わる先々でベイリーはその飼い主に全身全霊で尽くします。それは、イーサンと居た時とちっとも変わりありません。だからこそ、それぞれの短いはずの物語に涙をなくして見切れないと感じます。何度も泣かした上でイーサンに会いに行く。結果的にはイーサンに会えるのですが、その会うまでの過程、ベイリーだとイーサンが気づく瞬間、クライマックスでのその感動は例え分かっていたとしてもふとした時にまた観たくなる作品だと思われます。

ここで皆さんにオススメしたいのが、是非とも吹き替え版で観て頂きたいです。ベイリー役を務める声優は高木渉さんで、誰もが一度は聞いたことある声です。動画予告は吹き替え版を載せていますので必ず観てください。字幕版と比較しても高木渉さんの演技力、メリハリの聞いた声、どれも素晴らしく、観終わった後は近くにいる犬全てこういった声なのではないかと錯覚する程ですよ！！

僕はこの映画で何度もベイリーが口ずさむ「僕が生まれてきた意味」というセリフに何度も心が動かされます。誰しもどうして今、自分はここに存在するのだろうと思ったことがあるのではないでしょうか？独りでいる時であっても集団の中に属していようとも、何か引っ掛かりズルズルと悪い方向に進みそうなそんな悩みでもあって、しかしながら目を背けてはいけない事実だとも思っています。ベイリーは何度も自分が生まれてきた意味を表現し続けます。それは生まれ始めた時と死にゆく時両方で描かれておりどれも自分はどうなのか考えたくなるような描写になっています。

ベイリーという犬の視点から見た生まれてきた意味。
僕たちにとっても熟考して自分なりの答えを導き出せたら良いのではないかと思います。どこかで問い直して、どこかで気づく瞬間が来て、どこかでまたその考えが変わる出来事に出会う。そんな気がするのです。

ちなみに、「僕のワンダフルライフ」には続編があります。また、時間が経って皆様にご紹介できれば幸いです。

それでは！！