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小学校編20.お手伝いばかりさせている親の本心。

お手伝いって、そんなに必要ですか?

いきなり、一般的育児本にケンカ売るみたいな出だしになってしまいましたが、
お手伝いの必要性を掘り下げてみたいと思います。

ここで言う『お手伝い』とは、
親が、子供にさせるお手伝いです。
子供が自発的にしたがっているそれではありません。

それともう一つ、『対価のあるお手伝い』も除きます。
この対価はお金ですが、誰かの役に立てて嬉しいと言う感情が対価の場合、
これも、子供が自発的に思った場合に限り除きます。
大人が無言の圧力で、そう思わせているような場合は対価とは言いません。

さて、自発的でお金や嬉しい感情の対価があるお手伝い
これ以外の『親が子供にさせるお手伝い』って
親の心の中に、自分がちょっと楽できるという感情が
ないと言い切れるでしょうか?

多分育児本にも印籠のように、
お手伝いは子供の躾や教育に良いと書いてある事でしょう。
言い訳の一つが綺麗事として書いてあるので、
親は大手を振ってお手伝いをさせます。
私はこれにずっと違和感を覚えていました。

小さいときから、洗濯物を畳み、
自分の決められた場所に仕舞い、
あなたの役目はこれよ、と、食器洗いや水回りの掃除を
させられている子をたまに見かけます。

これをさせている親がよく言います。
「大きくなってちゃんとできるように練習よ」
そして、周りの大人もこう言います。
「まあ、ちゃんとお手伝いして良い子ね」

正直に言っちゃいます。
常にめんどくさいお手伝いをしたい子なんていませんから。
それは、親のあなたの仕事ではないのか、と。

私が感じたこの違和感は、
『大人にとって都合の良い躾』だからではないでしょうか。
好奇心からやってみたいと思った子どもが、
積極的にするお手伝いは微笑ましいものです。

しかし、これ畳んでみる!と始めたけどちゃんと畳めない子供に、
ああ、もういいからってやめさせて、
親の仕事が増えると分かった途端、
そのお手伝はしなくていいに変更されています。
実に親の勝手な都合です。

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よく、生活の基本だから、癖にしておかないとその時ちゃんとできないよ、
と言う意見がありますが、
大人になってしないのは、できないのではなく、したくないからなのです。

子どもの頃、お手伝いをしようがしまいが、
大人になってちゃんとする事に関連性は無いのではないのでしょうか。

子どもの頃やっておかないと、大人になっていきなりしてもできない
と言う親もいますよね。
いや、子どもがしているお手伝いの内容なんて簡単でしょう。
家事のやり方など、その都度やり方を見せて教えておけば覚えます。
子どもにもきる事が、大人になってできないなんて事はありません。

子どもは、親が思っているよりずっと忙しいのです。
特に現代は、結構ほったらかしだった昔に比べ、
宿題だの、習い事なども増え、
ここにお手伝いなんて、いつ遊べばいいのでしょうか。
遊ぶ事は子どもにとって、とても大事だと思うのですが。

もし、お手伝いをして欲しいのであれば、
忙しいから手伝って欲しいと頼んだらいいと思います。
この時点で、親の望みだと気付く方もいるでしょう。

子どものためなど、嘘くさい言葉を使わずに、
疲れていて大変だから、ちょっと手伝ってくれると嬉しいな、
とはっきり本当の気持ちを言いましょう。
子供が自主的にお母さんを助けたい!と思ってくれるのであればいいのです。

また、お手伝いにお駄賃を出すのは賛成です。
ただし、この場合、逆に子どもがしたい楽な事ではダメです。

親にとってメリットがあり、子どもがしたくない事。
何故かと言うと、これが、世の中の仕事の仕組みの縮小版だからです。
社会にでると、人のできない事、やりたくない事を
率先してするところにビジネスが発生します。
子どもの頃から、対価を学ぶにはいい機会です。

くれぐれも、子どもにタダ働きをさせないように。


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