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【文化は遊び⑥】子どもと文化で笑顔あふれる地域に!「森本さん」~人との関わり方~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

地域のコミュニティづくりに長年携わっている、森本さんにお話をきいてきました。

▼以前の記事
活動内容
影響を受けたたくさんのこと
文化は遊び
体験から得られるもの
時代とともに変化してきた


子ども劇場(西多摩)
Webサイト:https://gekijo.hiho.jp/
たまぐー
Webサイト:https://www.city.ome.tokyo.jp/site/ome-tky/3161.html


森本さん


■人との関わり方


〇コーディネーターとしての仕事


コーディネーターというのは、
どんな活動をされているのか聞いてみました。

私はコーディネーターと言っても、週に1度くらいの頻度や、
イベントの時に 2 日間たっぷりいて、
いろんな人とつなげるみたいなことをやったりしています。


コーディネートだからね。
文化祭を 11 月の末にやったのだけど、
文化祭の実行委員会で、今回の課題はどこだったのかというのを見ながら、
来年はどうしたらいいと思う。
とか、こういうことをやれたらいいと思う
とかっていうことを話しています。


アイデアはみんなが持っている。だからずっとイベントを続けられるんです。

ワークショップとかでも、最初はワークショップをやってくれませんか?
と誘っても怪訝そうにされることが多いです。
子どもたちも喜ぶよと言ってもあまり乗り気ではないような感じで、
でも、半信半疑で参加して、子どもたちが楽しそうにしている姿を見ると、
次はこんなこともしたいなと、アイデアが出てきたり、
怪訝な気持ちが、前向きな気持ちに変わっていって
すっかりその定番のようになったりもしています。

みんなで作り上げているから、アイデアは人の中にあるから、
どうしたらいいと思うとか、どういうのが楽しいのだろうね。
って言ったら、もっとこうしたら?みたいなことはみんな言える。
みんな意見がちゃんとある。


〇新しい扉が開かれる瞬間


森本さんが楽しい、うれしい瞬間はどんな時なのか気になりました。

例えば、そういう風に考えればよかったなぁとか、
その人の気持ちが晴れたり、先が見えたり、
新しい扉が開かれるなって瞬間はとてもいい。


そういう瞬間ってとても良い表情もしているから、
特に若い人がそれが見つかる時の瞬間が好きなんだよね。
なんだけど、なかなか最近そういう心の動きをする子が、
すごく少なくなったなぁ。


多分、自分が表現することをしない子が多いから、喋らない子が多い。


悩みがある子ってさ、ダーッと喋りだしたらもう止まらないぐらい、
ずっと言ったりするじゃない。
なぜ止まらないかって言ったら、そこで喋っていることは、
何年もためてきていて、たまっていることを言ってるから。
だから、ためちゃいけないんだよ。


本当は、その時に嫌って言えることがすごく大事でしょ。
そこをしないんだよね。
それが当たり前に言える環境にならないといけないんだけどね。


本当に、普通の会話ができないようになってきているなと思う。
それは子ども同士でも、大人の姿を反映して、
気遣いが間違った方にいっているとかそういう感じがあるよね。


〇気遣いと空気を読むことは違う


私はいつも、空気を読む必要はないって言っています。
と、森本さん。

空気を読めない人間ってさ、すごく嫌な言葉だと思っています。
人に気を使うとか、人を傷つけないっていうことを心がけるっていうことと、空気を読むってことは違うでしょ?って思うのよ。

世の中は二進法じゃないのだから、
オンかオフのように明確にはなっていない。


どちらかなわけじゃないのに、線引きして、どちらかになってしまう。
そんなにきれいな直線って自然界にはないけれど、
そんなにきれいに線が引けるものなのかな?
そうじゃないよね。と思っています。

線引きすることで、あなたが安心したいんでしょ。
線引きする世界に毒されているなと思っています。
そのことで、苦しんでいる人も多いよね。
と、お話くださいました。


■最後に


最後までありがとうございました!

世の中は二進法じゃない。森本さんからは名言がよくでますね。
空気を読んで?なのかはわかりませんが、自分を表現しない。
これ、思い当たる人結構いませんか?
私、そうなんですよね。自分を表現しないって良くないと思うので、言いますね。
kintoneを活用した障害者雇用について取り組みをしていきます。
応援してください!

次回は最終回、よりよい状態をつくることについてです!
また見てもらえると嬉しいです😊