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【障碍者雇用】お花とありがとうにあふれるお店!誰もが花咲く社会を目指すローランズさま④~目標や大事にしていること~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

前回は、ローランズ、代表の福寿さんにインタビューをしました。

今回はローランズさんの目標と、大事にしていることをご紹介します。
ローランズさんのシリーズ最終回です✨
一番の社会貢献って・・・

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【 ローランズ
HP : https://lorans.jp/
インスタ: https://www.instagram.com/lorans.flower/

※障碍(者)の文字について
これからは、障碍と書きますと宣言した理由はこちらの記事から

ドライフラワーのギフトボックス

■ローランズの目標や大事にしていること


【雇用の質】


福寿さんは、障碍者雇用の数を増やすことだけではなく、「雇用の質」にこだわりたいといいます。

「障碍者雇用の現場をみてきて、自分が働きたいと思う場所がなかった。
なんかこうちょっと制限されると感じていて…。」

他にも、実際に働いた経験のある人の話を聞くと、雇用されたけど、テーブルだけある状態で、仕事がなかったということもある。

働くことに夢を持てる場所っていうのが、全然ないんだなって感じて、
幸せに働くって何なんだろう?
と考えたら、

「ありがとう」を伝えあうことかな?と、いきついたといいます。
「ありがとう」をたくさん伝えあえるような、働く場所を作ることができたらなと感じているそうです。

ありがとうは、言われることもそうですが、言う方が幸せホルモンが出るとも言われてます。
感謝されて嬉しいだけではなく、自信にも、やりがいにもつながりそうだなと感じました!

以前noteに書いた「日本理化学工業さんの記事」でもありましたが、感謝を伝えあうことを習慣化していることで、心理的安全性が高まっていましたよ!


【一番の社会貢献は?】


福寿さんは、前職の上司に
「一番の社会貢献なんだ?」
と質問されたことがありました。

その時は、全然わかんなくて・・・といいます。

「一番の社会貢献は 雇用 だよ」

と言われ、当時はしっくり来ていなかったそうです。

社会課題に対してアプローチをして行くっていうことで、結局ボランティアでやったとしても続かなかったり、優先度が下がったりする。
雇用をすれば、そこにお金がめぐって、さらに雇用が生まれて、その社会課題にアプローチする事業が続いていくことになる。

続かないアプローチはやらない方が良かった、となることもある。
生活が続けられて、何かを目指したり、何かを前に進めていくの人になってくるので、そう考えると結果的に雇用をしっかりやっていくことが大事。

今はとてもしっくり来ている、大事にしている言葉といいます。

「実際にやってみて、雇用の大変さも知りましたし、その人が持っている価値を社会に提供できることも十分にわかりました。」

雇用をしたことがない私としては、プレイヤーを増やすことができる、たくさんの人のパワーや価値を世の中で活かしていける。
その母数を増やすことが出来るのが雇用、と理解しました。

なかなか、奥が深いお話です。

【目指すところは?】


目指すところは、当事者の雇用を100人
と今は思っている。

ただ、雇用の数を増やすだけではなく、
たくさんの子どもたちの受け入れができるような会社を作りたいっていうところが、大きな目標です。
きっかけでお話してくれたことを、今でも考えているのですね!

子どもたちの職業体験も受け入れていて、子どもご飯の一環でやってたりもしています。

【子ども食堂】


子ども食堂についてもお聞きしました。

最初のきっかけは、渋谷区が取り組んでいる「こどもテーブル」という活動の一環として、地域の子どもたちのための食堂という感じでお花屋さんでの食堂がスタートしました。

月に1〜2回みんなでご飯を食べることからはじめていましたが、
コロナ禍になり集まることができなくなり、宅配で食事を届ける形にシフトしたところ、一緒に取り組みたいという企業が増えてきたといいます。

例えば、日本では子どもの7人に1人が貧困層と言われていますが、
東京、特にローランズさんの地域だと、貧困で困っていることは多くないそうです。

ただ、一人で食事をすることが多いので、今では申し込み制で、週に3回やっているとのこと…。

子供食堂からさらに発展させて、子どもの職場体験の機会を作ったり、
目指すところに進み続けているのが本当にスゴイことだと感じます。


【今が一番・・】


私たちにできることがあるとすれば「行動」かなって思ったお話です。

福寿さんは一時期、起業したい方の相談を受けていたそうです。
その時に、想いは強いけれど、行動に移せない人が多いと感じたといいます。
その時に感じていたこととしては、

私も能力があったから起業したとかではなくて、起業したしたことによって、いろんな学びが得られ、それを続けてきた。」

福寿さんが起業するときも、

一生起業準備中にならないように!

と背中を押してくれる人がいたといいます。


行動するのは、本当に早ければ早いほど状況はいいんです。と福寿さん。

そこにはこんな想いがありました。

結局、行動されるのはご自身になってくると思うので、決断することができるかできないかというのがあるかもしれません。
頭が良すぎると、いろんな予測が経っちゃって、行動しない決断になることもあると思います。

やりたいと思った時が、人生の中で一番若い時です。
と最後に力強い言葉をいただきました。


■最後に


最後までありがとうございます!

最後は、行動することについてのアドバイスもいただきました。
当初の目標を持ち続け、挑戦し続けている福寿さん、バリバリと突き進んでいますが、
とてもおっとりとした方で、今はペットのおサルさんと遊ぶ時間が一番楽しいと、ギャップがとてもありました。

また見てくれると嬉しいです。

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