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【障碍者雇用】お花とありがとうにあふれるお店!誰もが花咲く社会を目指すローランズさま①~会社紹介編~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

障碍者雇用の取り組み第三弾です!
今回は、ローランズ原宿店さんに行ってきました。

障碍当事者の方がチームになって仕事をしているとのこと、サイボウズの企業理念が「チームワークあふれる社会を創る」なので、とても親和性が高そうな気がしています。
その様子を全4回のシリーズで毎週お伝えします!

今回は会社紹介編
お花を軸にたくさんのことをされています✨

【 ローランズ
HP : https://lorans.jp/
インスタ: https://www.instagram.com/lorans.flower/

※障碍(者)の文字について
以前私は、こんなことを書きました
障害(者)の表記について、私は障害の概念自体が社会モデルによると考えているので、漢字で「障害」と書くよ。(要約)
こちらのnoteでも書いてます。

この気持ちは変わってないのですが、インクルーシブな居場所の第三弾で現在紹介中のゆめ・まち・ねっとさん代表の著書「子どもたちへのまなざし」を見ると、“ 障碍者 ”の表記だったので、理由を聞いてみました
ゆめ・まち・ねっとさんのnoteはこちら

「生活の流れが碍げられている人がいたらどうしますか? 」と児童精神科医の田中先生からの問いかけがあったそうです。
碍という字は、生活の流れが碍げられている人に対して、こちら側が何をしてあげられるか考えてねということを問いかけてくれるんだと、僕は何ができるかを常に自問自答するために、障碍と表記しています。

思いは一緒です。そして、「害」も「碍」もさまたげるということ、それなら、さまたげるから変換できる「碍」をつかってみようと思いいたりましたので、この記事も「障碍」とさせていただいてます。


お花屋さんの様子

■ローランズさんの「ロゴ」


【ロゴに込められた意味】

凛と咲く一輪のバラと、差し伸べられた手

排除なく、誰もが花咲く社会」をイメージして、シンボルマークとして凛と咲く一輪のバラと、差し伸べられた手を描いております。

一筆書きや、複数の輪の形状(葉・花びら部分)は、ローランズが目指す、人とのつながり・社会とのつながりそしてそこから広がるやさしさの循環を表しています。


■ローランズさんのサービス

オンラインショップはこちらから

【フラワー事業・緑化事業】

生花のアレンジメントフラワー、生花の花束の他に、
お祝いごとの際に送られる、胡蝶蘭や、スタンド花があります。
その他、観葉植物やプリザーブドフラワーなども!

サブスクの定期便も1500円~あるので、いつでもお花のある生活が実現できます!!

装飾も行っているので、結婚式の装飾やイベントの装飾も依頼できます。
また、廃棄してしまうお花を使った、再生紙なども売っています!!

緑化事業では、レンタル観葉植物や、空間装飾、美観管理まで行ってます。

もちろん、原宿のショップでも購入することが可能です🌸

カラフルなスムージー

【フード事業】

原宿の店舗は、カフェがあります。
まず目を引くのが、カラフルなスムージー!
お花をイメージして作られたスムージーは、ものによってさまざまな作用があり、効能で選ぶことも、味で選びことも出来ます。

食事としては、ドライカレーやタコライスもあります。
色鮮やかなフルーツサンドもあり、食べられるお花がお皿を彩ります。

一部はUber Eatsでも注文できるそうです!

ほかにもドライフルーツのギフトもあり、オンラインショップで注文できます。

カフェはレンタルスペースとしても利用できるそうですよ。

福祉事業、グループホーム

【福祉事業】

就労継続支援A型事業所
福祉事業として、ローランズ原宿店さん・ローランズ天王洲店は、就労継続支援A型事業所です。

お花屋さんもカフェも、障碍当事者の方が店長をしています。

保護猫×障碍者グループホーム~ローランズハウス~
障碍を抱えている女性のためのグループホームです。

同行支援や、金銭管理、食事などの基本的なグループホームでの支援に加えて、特徴的なのが、A型事業所である、ローランズ原宿店・ローランズ天王洲店で就労しながらローランズハウスに入居することも可能ということです。
就労と生活の両面から連携の取れたサポートを実施していて、とても安心できる環境だと感じました。
しかも都心でありながら緑がある地域で、うらやましいくらいです。

保護猫ちゃんを一緒に生活することで、アニマルセラピーのような癒しにつながりそうですね!

利用者の声があったので、一部抜粋します。

体験入居で、猫と一緒に暮らせる事で幸せな気持ちになりました。入居してからは、頑張って自炊など、出来なかった事が出来るようになりました。
自分でやってみて、母が作ってくれていたお弁当のありがたさが分かるようになりました。

ドライフラワーの花束

お花屋さんのお仕事体験

障碍当事者の方が、お花屋さんのお仕事を体験できます。

お花の魅力をもっと知ってほしい、スキなことを仕事にするってどういうことなの?

そういったことを考えて出来た体験会のようです。

ステキな取り組みがたくさんありますね。

お花屋さんの子どもごはん

花や食を通じて、様々な環境要因によって家でも学校でもない居場所を必要としている子どもたちが、安心して立ち寄ることができる拠点作りも行っているそうです。

このプロジェクトの現場運営は、ローランズで働く障碍当事者が中心となって行っているそうです。
多くの働く当事者と関わる中で、大人になるまでの間の中で、家や学校以外の頼れる場所があることが重要だと知り、自分らしく花咲く子どもたちが1人でも多く増えていくことを目指しているといいます。

小学生が対象で、1日10名ですが、週3回(月・水・金)に開かれております。
※要申し込み

一般企業・団体や個人パートナーの皆様と、「障碍者の共同雇用」に参加する企業の協賛により運営されているということです。
続いて、そんな企業との取り組み・連携をお伝えします。

企業さん依頼のミニ花束

■企業との取り組み

代表の福寿さんは、本当に何人いるんだろうと思うくらい、たくさんのことをされています。
その中で、企業と連携して、チームになって障碍者雇用を解決していく取り組みや、資源の再生など積極的に行っています。

【ウィズダイバーシティプロジェクト】

今まで、企業ごとに取り組むしかなかった、障碍者雇用を、必要な機能を集約することで効率化され、
当事者が働きやすい環境の整備、雇用が促進、定着を仕組化したものです。

東京都と協力して「算定特例制度」を適用させているため、創出する雇用が行政上でも認められる形を実現しているといいます。

ローランズさんの得意な事業の中から、当事者にお願いしたい業務を選んでいただくことからスタートし、雇用に取り組むことが出来るといいます。

雇用側もチームになるという考え方が素敵ですね。

母の日のブリザーブドフラワーボックス

■最後に

最後までありがとうございます!

本当にたくさんの事業をされていて、6月にはフラワーアカデミーという、就労移行も開始されるといいます。
足りないと感じたところを補うように、たくさんの事業を展開し続けているのがスゴイですよね。

代表の福寿さんは、雇用側でも外の会社さんとチームを作って障碍者雇用を支えていますが、お花屋さんやカフェでもチームでどんな風にお仕事しているのか気になるところです。

次回は、職場見学とインタビュー前編になります。
障碍者雇用をはじめてから見えてきたこと、柔軟に変えてきたことなどなど・・!
また見てくれると嬉しいです。

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