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これまで何を大切にしてきたかを考えて、それを守れる居場所を探す
幼稚園の頃、おばあちゃんの家に行った日のことをよく覚えている。「大人になったら何になりたいの?」とおばあちゃんが私に尋ねたあの日のこと。私は「ピアノの先生になりたい!」と答えた。その頃、ピアノの先生に会うのも、ピアノを弾くことも大好きだったから、憧れがあったのだろう。
おばあちゃんは、いつもお小遣いをくれる時、一緒に手紙を書いて渡してくれた。「ももちゃんが大きくなってピアノの先生になるのを
水曜日と本(窓ぎわのトットちゃん)
黒柳徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』を読むと、小学校 2 年生の時の水曜日を思い出して、懐かしい気持ちになる。
毎週水曜日の放課後が好きだった。なぜなら、ピアノ教室と図書館に通える日だったからだ。
母の車でピアノのレッスンへ行き、帰りに図書館へ寄ってもらい本を借りる。そんな水曜日が大好きだった。
『窓ぎわのトットちゃん』も、ある水曜日の放課後に、図書館から手に取って読み始めた本の中の1 つ