出エジプト記23:10 〜 13★2022/06/16掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記23:10 〜 13
10 六年間は、地に種を蒔き、収穫をしなければならない。
11 七年目には、その土地をそのままにしておき、休ませなければならない。民の貧しい人々に、食べさせ、その残りを野の獣に食べさせなければならない。ぶどう畑も、オリーブ畑も、同様にしなければならない。
12 六日間は自分の仕事をし、七日目は休まなければならない。あなたの牛やろばが休み、あなたの女奴隷の子や在留異国人に息をつかせるためである。
13 わたしがあなたがたに言ったすべてのことに心を留めなければならない。ほかの神々の名を口にしてはならない。これがあなたの口から聞こえてはならない。
《参考》
その他の規定(8)
*息年
「六年間は、地に種を蒔き、収穫をしなければならない。七年目には、その土地をそのままにしておき、休ませなければならない。民の貧しい人々に、食べさせ、その残りを野の獣に食べさせなければならない。ぶどう畑も、オリーブ畑も、同様にしなければならない」
(1)この規定は、約束の地に定住して以降に実行するもの。
神は、イスラエルの民が必ず約束の地に入ることを前提に語っておられ、約束の地では、農業中心の生活が始まる。
「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう」(ルカ1:45)アーメン。
(2)この規定が与えられている理由を考えよう。
①神が土地の所有者で、イスラエルの民は小作人であることを学ぶため。
②神に信頼することを学ぶため。7年目に土地を休ませるため、6年目の収穫は2倍あるという信仰が必要になる。
③貧しい人々、野の獣、などへの配慮を示すため。耕作しなくても、ある程度は自然に育ち、それは貧しい人々と野の獣の食べ物になる。
④結果的に、より多くの収穫を得るため。
この規定から霊的教訓を学ぶ。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(ロマ8:28)
*安息日と真実な礼拝
「六日間は自分の仕事をし、七日目は休まなければならない。あなたの牛やろばが休み、あなたの女奴隷の子や在留異国人に息をつかせるためである」
(1)安息日の目的を、和訳別にみてみる。
・「息をつかせるため」(新改訳)
・「休ませるため」(口語訳)
・「元気を回復するため」(新共同訳)
(2)イスラエルの民だけでなく、家畜、奴隷、在留異国人もこの恩恵に浴する。
「わたしがあなたがたに言ったすべてのことに心を留めなければならない。ほかの神々の名を口にしてはならない。これがあなたの口から聞こえてはならない」
(1)神を信じ礼拝するとは、神の命令を実行すること。
そのため、神のことばに心を留めなければならない。
(2)「ほかの神々の名を口にしてはならない」とは、偶像の名を唱えてはならない。
★もし私たちが、神以外のものに信頼を置くなら、それは偶像礼拝になる。
律法の文字面ではなく、その精神を読み取ろう。
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