出エジプト記4:24 ~ 26★2022/02/12掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記4:24 ~ 26
24 さて、途中、一夜を明かす場所でのことだった。【主】はモーセに会われ、彼を殺そうとされた。
25 そのとき、チッポラは火打石を取って、自分の息子の包皮を切り、それをモーセの両足につけ、そして言った。「まことにあなたは私にとって血の花婿です。」
26 そこで、主はモーセを放された。彼女はそのとき割礼のゆえに「血の花婿」と言ったのである。
《参考》
割礼事件
*不思議な事件
エジプトへの途上、主はモーセに現れ、殺そうとした。それを見た妻チッポラは、急いで自分の息子(弟のエリエゼル)に割礼を施し、包皮をモーセの両足(男性の生殖器の婉曲)につけたので、モーセは死を免ぬかれた。
神はなぜ、出エジプトのリーダーとしたモーセを殺そうとしたのか。
これは、モーセは割礼を軽視していたのが、神は重視していたから。
(1)割礼は、アブラハム契約のしるし。(創17:9 ~14)
イスラエルのすべての男子は、生まれて8日目に割礼を受けた。
創世記17:9-14 9.神はまたアブラハムに言われた、「あなたと後の子孫とは共に代々わたしの契約を守らなければならない。あなたがたのうち 10.男子はみな割礼をうけなければならない。これはわたしとあなたがた及び後の子孫との間のわたしの契約であって、あなたがたの守るべきものである。 11.あなたがたは前の皮に割礼を受けなければならない。それがわたしとあなたがたとの間の契約のしるしとなるであろう。 12.あなたがたのうちの男子はみな代々、家に生れた者も、また異邦人から銀で買い取った、あなたの子孫でない者も、生れて八日目に割礼を受けなければならない。 13.あなたの家に生れた者も、あなたが銀で買い取った者も必ず割礼を受けなければならない。こうしてわたしの契約はあなたがたの身にあって永遠の契約となるであろう。 14.割礼を受けない男子、すなわち前の皮を切らない者はわたしの契約を破るゆえ、その人は民のうちから断たれるであろう」。
(2)モーセは、2番目の息子に割礼を施していなかった。
理由は、妻チッポラが割礼に嫌悪したからと思われる。(「血の花婿」という言葉から推察)
(3)神は、アブラハム契約の条項に違反しているモーセを殺そうとした。
エジプトを脱出してカナンの地に向かう約束は、アブラハム契約を土台として与えられている。モーセがアブラハム契約に違反したままでエジプトに下るなら、モーセは出エジプトのリーダーとしての資格がない。
(4)妻チッポラは、機転を利きかせモーセを救ったが、妻チッポラが次に聖書に出てくるのは、出エジプト18:2 になる。
出エジプト記18:2 それでモーセのしゅうと、エテロは、さきに送り返されていたモーセの妻チッポラと、
妻チッポラと2人の息子はエジプトには行かず、ミデヤンに送り返された。割礼を嫌ったチッポラは、神がエジプトで行った多くの奇跡を見ることはなかった。
*私たちへの教訓
(1)人は、神が用意された十字架による救い以外に救われる方法は無い。
イエス・キリストは、アブラハム契約の成就として地上に現れ、十字架上で自らのいのちを捧げて救いの道を開かれた。
(2)主イエスを救い主として信じることは、神と新しい契約を結び、私たちの心に聖霊による割礼が施される。
新約時代には、肉の割礼ではなく、心に割礼を受けているかどうかが重要になる。(ガラ6:14 ~15)
ガラテヤ人への手紙6:14-15 14.しかし、わたし自身には、わたしたちの主イエス・キリストの十字架以外に、誇とするものは、断じてあってはならない。この十字架につけられて、この世はわたしに対して死に、わたしもこの世に対して死んでしまったのである。 15.割礼のあるなしは問題ではなく、ただ、新しく造られることこそ、重要なのである。
★私たちは、傲慢になってはいけない。
神は、80年間かけ育てたモーセをも殺そうとされた。
神に用いられるのは、恵みであり、特権。
神が用意された方法で、神に仕えることが大切。
神の約束は、必ず成就する。
#聖書 #バイブル #旧約聖書 #新約聖書 #救世主 #口語訳 #御言葉 #キリスト #イエス #心 #神 #生き方 #ありがとう #人生 #学び #聖霊 #考え方 #Clay #ハーベストタイム #言葉 #福音 #ゴスペル #デボーション #バイブルスタディー #まとめ #クリスチャン #みことば運動 #幸せ #祝福がありますように
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?