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出エジプト記10:1 〜 20★2022/03/14掲載分


デボーションガイド*ハーベストタイムより


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【御言葉】出エジプト記10:1 〜 20


1 【主】はモーセに仰せられた。「パロのところに行け。わたしは彼とその家臣たちを強情にした。それは、わたしがわたしのこれらのしるしを彼らの中に、行うためであり、

2 わたしがエジプトに対して力を働かせたあのことを、また、わたしが彼らの中で行ったしるしを、あなたが息子や孫に語って聞かせるためであり、わたしが【主】であることを、あなたがたが知るためである。」

3 モーセとアロンはパロのところに行って、彼に言った。「ヘブル人の神、【主】はこう仰せられます。『いつまでわたしの前に身を低くすることを拒こばむのか。わたしの民を行かせ、彼らをわたしに仕えさせよ。

4 もし、あなたが、わたしの民を行かせることを拒むなら、見よ、わたしはあす、いなごをあなたの領土に送る。

5 いなごが地の面をおおい、地は見えなくなる。また、雹の害を免れて、あなたがたに残されているものを食い尽くし、野に生えているあなたがたの木をみな食い尽くす。


6 またあなたの家とすべての家臣の家、および全エジプトの家に満ちる。このようなことは、あなたの先祖たちも、そのまた先祖たちも、彼らが地上にあった日からきょうに至るまで、かつて見たことのないものであろう。』」こうして彼は身を返してパロのもとを去った。

7 家臣たちはパロに言った。「いつまでこの者は私たちを陥れるのですか。この男たちを行かせ、彼らの神、【主】に仕えさせてください。エジプトが滅びるのが、まだおわかりにならないのですか。」

8 モーセとアロンはパロのところに連れ戻された。パロは彼らに言った。「行け。おまえたちの神、【主】に仕えよ。だが、いったいだれが行くのか。」


9 モーセは答えた。「私たちは若い者や年寄りも連れて行きます。息子や娘も、羊の群れも牛の群れも連れて行きます。私たちは【主】の祭りをするのですから。」

10 パロは彼らに言った。「私がおまえたちとおまえたちの幼子たちとを行かせるくらいなら、【主】がおまえたちとともにあるように、とでも言おう。見ろ。悪意はおまえたちの顔に表れている。

11 そうはいかない。さあ、壮年の男だけ行って、【主】に仕えよ。それがおまえたちの求めていることだ。」こうして彼らをパロの前から追い出した。

12 【主】はモーセに仰せられた。「あなたの手をエジプトの地の上に差し伸ばせ。いなごの大群がエジプトの地を襲い、その国のあらゆる草木、雹の残したすべてのものを食い尽くすようにせよ。」


13 モーセはエジプトの地の上に杖を差し伸ばした。【主】は終日終夜その地の上に東風を吹かせた。朝になると東風がいなごの大群を運んで来た。

14 いなごの大群はエジプト全土を襲い、エジプト全域にとどまった。実におびただしく、こんないなごの大群は、前にもなかったし、このあとにもないであろう。

15 それらは全地の面をおおったので、地は暗くなった。それらは、地の草木も、雹を免れた木の実も、ことごとく食い尽くした。エジプト全土にわたって、緑色は木にも野の草にも少しも残らなかった。

16 パロは急いでモーセとアロンを呼び出して言った。「私は、おまえたちの神、【主】とおまえたちに対して罪を犯した。


17 どうか今、もう一度だけ、私の罪を赦してくれ。おまえたちの神、【主】に願って、主が私から、ただこの死を取り除くようにしてくれ。」

18 彼はパロのところから出て、【主】に祈った。

19 すると、【主】はきわめて強い西の風に変えられた。風はいなごを吹き上げ、葦の海に追いやった。エジプト全域に、一匹のいなごも残らなかった。

20 しかし【主】がパロの心をかたくなにされたので、彼はイスラエル人を行かせなかった。



《参考》


https://my.bible.com/ja/



第八の災い

*警告(1 〜11 節)


第八の災いは、いなごの害。

(1)各セットの最初の2つは、災いの前に警告がある。


(2)各セットの2番目は、モーセはパロの前に立つが、時間は不明。


(3)第八の災いの目的は3つ。

①エジプト人が【主】を信じるため。

②エジプトの中で【主】が行われたことを、イスラエル人が息子や孫に語って聞かせるため。

③【主】は契約を守るお方と言う事をイスラエル人が知るため。


(4)モーセは、パロに警告。

①タイミングは「あす」

②いなごの大群のために、地は見えなくなる。

③雹の害を免れた植物が、いなごによって食いつくされる。

④いなごは、野だけではなく、パロの王宮にもエジプト人たちの家にも満ちる。


(5)これほどのいなごの害は、エジプトの歴史上なかった。

家臣たちは、必死にパロに訴えた。

「いつまでこの者は私たちを陥れるのですか。この男たちを行かせ、彼らの神、【主】に仕えさせてください。エジプトが滅びるのが、まだおわかりにならないのですか」

家臣たちは、パロの知恵と力と神性を疑い始めた。

パロは、モーセとアロンを呼び戻し「いったいだれが行くのか」と問う。モーセは「大人も子どもも全員が、全家畜を連れて出て行く」と答え、パロは「お前たちの前には災いが待っているのを知るがよい」(新共同訳)と言い、壮年の男だけ行って【主】に仕えよと命じた。



*実行と結果(12 〜15 節)


(1)動作の主体は、最後の3つは、モーセの手。

モーセが地の上に杖を差し伸ばすと、終日終夜東風が吹き、朝になるといなごの大軍を運んで来た。


(2)災いの範囲は、最後の3つはエジプトのみ。


(3)エジプト全土にわたって、緑は少しも残らなかった。


(4)第八の災いによって裁かれた偶像は2つ。

① Seth【セト】(農業神)

② Isis【イッシス】(農業の女神)

2つの偶像が打たれるのは、第七の災いに続いて2度目。


(5)この災いの結果は、これまでのパターンと同じ。

①パロの悔い改め

②モーセの執りなしの祈り

③問題の解決

④パロが再び頑なになる

【主】は、パロが頑なになることを許された。(許容的御心)

【主】の力をエジプト人に対して、イスラエルの民に対して、全世界に対して示すため。いかなる世界の指導者たちも【主】を打ち負かすことはできない。



★【主】に信頼を置く者は、揺るがされることはない。


God bless you  民数記6:24-26


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