出エジプト記13:17 〜 22★2022/04/02掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】出エジプト記13:17 〜 22
17 さて、パロがこの民を行かせたとき、神は、彼らを近道であるペリシテ人の国の道には導かれなかった。神はこう言われた。「民が戦いを見て、心が変わり、エジプトに引き返すといけない。」
18 それで神はこの民を葦の海に沿う荒野の道に回らせた。イスラエル人は編隊を組み、エジプトの国から離れた。
19 モーセはヨセフの遺骸を携えて来た。それはヨセフが、「神は必ずあなたがたを顧てくださる。そのとき、あなたがたは私の遺骸をここから携え上らなければならない」と言って、イスラエルの子らに堅く誓わせたからである。
20 こうして彼らはスコテから出て行き、荒野の端にあるエタムに宿営した。
21 【 主】は、昼は、途上の彼らを導くため、雲の柱の中に、夜は、彼らを照らすため、火の柱の中にいて、彼らの前を進まれた。彼らが昼も夜も進んで行くためであった。
22 昼はこの雲の柱、夜はこの火の柱が民の前から離れなかった。
《参考》
出エジプトのルート
*文脈の確認
エジプトを出たイスラエルの民は、背後からエジプト軍が迫り、目の前には海が広がり、窮地に陥った。この窮地の中で、イスラエルの歴史に残る奇跡が起こる。神を全面的に信頼しなければ、死を免れない。
*ルートの確定
パロは、エジプト中の初子が打たれ、すぐにイスラエルの民をエジプトから追い出した。
(1)カナンの地に至る最短コースは、ペリシテ人の国を北上する道。
そのルートは「近道」(17 節)と呼ばれ、そこを通れば、10日もあればカナンの地に到着する。しかし、その途中にはエジプトの砦がいくつもあり、ペリシテ人の都市国家も点在している(ガザ、アシュケロン、アシュドデ、エクロン、ガテ)
(2)神は、「民が戦いを見て、心が変わり、エジプトに引き返すといけない」と、民をより安全な道に導かれた。
民は、軍隊の体裁を取ってエジプトを出たが(13:18、12:51)見かけだけだった。
イスラエルの民は、神が先頭に立って戦ってくださることを体験する必要があった。神が示された安全な道は、葦の海に沿う荒野の道。
葦の海は、現在のスエズ湾の北端にあった海と思われ、この海は、実際は「ヤム・スフ」(葦の海)で、紅海ではない。
(3)モーセは、ヨセフとの約束を実行するため、ヨセフの遺骸を携えていた。(創50:24 〜 25)
(4)雲の柱と火の柱は、シャカイナグローリー(神の臨在にともなう栄光)を指す。
雲の柱は案内役で、昼は日陰を提供し、夜には民を照らす火の柱になった。【主】は民とともにいて、その前を進まれた。
使徒パウロは、コリントの教会にこう伝えている。
「私たちは、非常に激しい、耐えられないほどの圧迫を受け、ついにいのちさえも危くなり、ほんとうに、自分の心の中で死を覚悟しました。これは、もはや自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした。・・・」(2 コリ1:8 〜 9)
パウロの人生は、信仰が体験となり、体験が新たな信仰を生んだ。
★窮地に陥った時、神により頼むことを学ぼう。
#聖書 #バイブル #旧約聖書 #新約聖書 #救世主 #口語訳 #御言葉 #キリスト #イエス #心 #神 #生き方 #ありがとう #人生 #学び #聖霊 #考え方 #Clay #ハーベストタイム #言葉 #福音 #ゴスペル #デボーション #バイブルスタディー #まとめ #クリスチャン #みことば運動 #幸せ #祝福がありますように
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?