ひとり、うしろを歩く
今を生きよう
とはよく言われたもので
後悔などが走ると振り返らずにはいられない
また、後悔とは違う感情がある
優しいや、愛しい
本当の愛のそばには嘘は咲いていない
建前やカムフラージュはそこにはなくて
本当の優しさってやつがある
あの日、あの時、あそこには
たしかに降り注いでいたんだ
絶え間なく注ぐなにかを
そんな見えないなにかがいつも僕らの空間にはある
名もない記憶
優しさをくれた、あなた
そんな記憶を歩きたい
だから、拓哉は時々、うしろを歩くんだ。
先週で想い出という短編小説は終わりにしましたが、やはりまだ書いてみたいなと思い筆をとりました。コロコロ変わるのが僕みたいです。続編です。よかったらまたお付き合いください。次回はまた来週、月曜に会いましょう。あなたは今日どんな物語を作るんだろう。
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