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2022年12月の記事一覧

芥川龍之介の『女』をどう読むか③   何週間かは経過した 

芥川龍之介の『女』をどう読むか③   何週間かは経過した 

 昨日、夏目漱石の『草枕』が非人情小説と呼ばれていたことに対して、むしろ芥川龍之介の『女』こそが非人情小説なのではないかと書いた。

 実際この作品が書かれたタイミングが悪すぎる。題材は題材としてもう少し寝かせておけばいいものを、まさかというタイミングで書いてしまう。この『女』という小説を読んだ妻がどう思うだろうかという配慮が微塵も感じられない。意地が悪いどころの話ではない。初めての子供が生まれて

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一歩踏み込め、そこは極楽

一歩踏み込め、そこは極楽

合気道の先生から習った言葉です。
元は剣術の道歌で、宮本武蔵とも柳生石舟斎とも言われ、言い回しも様々あるようです。
敵に相対するとき、攻撃を恐れて離れていると返って危なく、覚悟を決めて一歩踏み込むと逆に安全であったり反撃の機会が訪れるという意味合いです。
多くの攻撃は加速度と遠心力を利用しますので、踏み込むことでその発生の手前で押さえられるという考え方です。
円運動も中心に近付くほど一周当たりの移

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苦難のフライト課程と恋愛フラグ…今週の『舞いあがれ!』

苦難のフライト課程と恋愛フラグ…今週の『舞いあがれ!』

東大阪市と長崎県・五島列島を舞台に、空高く飛びたいと夢見る舞(浅田芭路さん→福原遥さん)が、パイロットになるべく努力を重ね、やがて夢の飛行機作りに情熱を燃やす朝ドラ『舞いあがれ!』の第9週「私らはチームや」。

貴司(赤楚衛二さん)が舞に絵葉書をよこした月曜日。添えられていた「トビウオが 飛ぶとき ほかの魚は知る 水の外にも 世界があると」という短歌に、本作の世界観が戻ってきた感。

帯広校では3

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