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[理系による「映画」考察] モロッコ(1930) ➡理系の苦手分野

う~ん、ゴリゴリの理系からなのか、恋愛映画は、
現実的にあり得ないはずなのに、あり得そうに描き(そんな女性はいないし、男性もいない)、自身の言語化できる論理範囲から逸脱
の理由でかなり苦手なのです(妻からサイコパスと言われる所以かも)。が、なんとか記述を試みます。

理系的な視点からいうと

  • 初っ端の強情なロバと、最後にロバ(ヤギかも)を引く表現は繰り返し、で、主人公2人が結局強情であることの隠喩。

  • フランス語を意図的に少しだけ入れることで、映画に色気をプラス。

  • 序盤の"We call them suicide passenger. One way ticket, then never return."で、これから起こる物語を簡潔で印象的な英語で語るが、船上からモロッコ・戦争に舞台を変えることでにすることでいったん忘れさせ、最後に思い出させるようにすることで、逆に印象に残りやすくする。

といったところですが、この映画の本質に近づけている気が全くせず…
恐らく、タキシード姿での歌が本質なのでしょうが、なにせ女心が理解できない…、なので、見出し画像も描けず…。

話がそれますが、個人的には、あのタキシード姿を見たとき、かっこいい!と思うと同時に、
"アニー・ホール"のファッションのインスピレーション(男性服を女性が着こなす)はここからか!、
と思った次第です。#やっぱり理系視点…

恋愛映画が苦手な理由に、男性としては"男性が思い描く理想の女性"をピュアに楽しめばいいのですが、女性は何をどのように楽しんでいるのか・どのようなところが心の琴線に触れるのか気になって仕方ない…、もあります。

超お金持ちでジェントルマン・超イケメンのモテモテ男からのダブルの求婚、という"女性が思い描く理想の求婚"をピュアに楽しむものなのでしょうか…

"七日間の休暇"なら、なんか分かるですけどねー。

太宰治をもっと読むべきなのでしょうか、どちらにしてももっと修行が要りそうです…



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