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睡眠はリズムだ。

みなさんは平均何時間ぐらい寝てますか?

僕は6時間程度です。

多分みなさんもそれぐらいかそれより少し短いぐらいではないでしょうか。

まぁみなさんご存知でしょうが、それでは足りていないです。笑

科学的な回答は8時間です。

そんなの知っとるけど、時間がないんや!と返されそうですが、今一度睡眠について少し考えてみませんか?

そもそも、睡眠とはなんぞや。

実はこれ、まだ謎に包まれている部分が多いのです。
というのも、睡眠という行為自体は無防備を晒すわけですから、進化は睡眠という行為を淘汰してもいいだろうと推測できます。
ですが、実は睡眠をしない動物はいないのです。
つまりどんな動物も、どれだけリスクを負っても必要な行為だったのです。
それだけでも、睡眠を疎かにするのは間違っていると言えそうです。

進化の織りなす圧倒的時間の厚みは、意義の申立てようがない証拠と思えます。

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では、睡眠のメカニズムについてご紹介します。

私たちの脳には24時間の体内時計が備わっています。
脳は一定のリズムでEDMクラシックを繰り返しているのです。

ですが、太陽の光を浴びると脳は覚醒していきます。つまりEDMを長くするのです。
だから徹夜しても朝になってくると目が覚めてくるのです。

この微調整機能が搭載されているおかげで生活リズムが狂っても、少し眠いのに耐えればリズムを取り戻せるわけです。

この脳内DJの名をメラトニンとアデノシンと呼びます。
メラトニンは日が沈み、夜になると分泌されるホルモンです。
脳に夜だよ、そろそろクラシックでも聞こうぜと教えてくれるホルモンですが、光を浴びると分泌をやめてEDMを流し続けてしまいます。
これによってリズムが乱れてしまうのです。
ずっとEDMばっかり聴いてると流石に疲れますよね。笑
これが最近よく言われる寝る前にスマホを触らない方がいい理由です。
スマホの光はメラトニンの分泌を抑えて、睡眠のリズムを後にずらしてしまうのです。
まぁ次の日に予定がないのなら少し遅くまで寝てもいいのかもしれないけど、ほとんどの人はそうも行かないので睡眠不足のまま朝を迎えることになるのです。
そしてもう一人のDJアデノシンは睡眠圧に関わるホルモンです。
アデノシンは起きている間に分泌されていき、寝ると分解されていきます。
彼は音が大きくなりすぎないように調節しているのです。
いわゆる睡眠負債はこのアデノシンがうまく消化しきれていない状態です。

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ちなみにこのアデノシンは、細胞のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)の代謝物です。
エネルギーを使ったから寝ろってことですね。
よくできているなぁ生命。

この2つのホルモンが増減することで僕らの脳内でリズムが生まれます。
そのリズムにのっているのが、本来の自然な睡眠であることを覚えておいてください。

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さ、次に紹介するのはクロノタイプ。

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これはいわゆる朝型、夜型といわれるものです。
どうしてみんな同じリズムでないのかというと、進化が関係しています。
先程言った通り、睡眠という行為は非常にリスキーです。だから私たちの祖先は寝る時間を少しずつずらし、見張りを常につけるように進化したのです。それがしっかりと遺伝されて今に至ります。
脳内DJはみんな同じではないのです。
僕が1番言いたいのはここです。

人それぞれ適切な生活リズムが遺伝によってある程度決まっているのです。

ですが、現代社会では朝型の生活リズムに合わせています。
多様性を大切にする社会を目指すのであれば、睡眠の多様性も認めるべきだと思うのです。

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僕の予想では、魂をすり減らして朝早く起きている夜型の方がかなりの数がいると思います。

夜型のタイプはパフォーマンスが昼過ぎから夕方にかけて上がってきますから、日中のコアタイムでフルパフォーマンスを発揮できないのです。

社会がクロノタイプの多様性を認めていけば、今よりも個々人の生産性も上がりますし、タイプの異なる人たちが無理しなくてすみます。

フルフレックスタイム制度はすぐにでもできる具体的な方法ですから浸透して欲しいものです。

次は睡眠の効果


寝るという行為は脳を休めるだけで無く、覚醒状態だった時に取り込んだ情報の整理もしています。これが夢ですね。
ノンレム睡眠レム睡眠約90分周期で行き来することで、休憩と整理を行なっています。
レム睡眠はまだまだ謎が多いですが、覚醒度が高いので夢を見ていて、そこで情報のアウトプットを行い、記憶の整理を行っているのです。
つまりよく寝る人は記憶力が良くなります。

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僕たちは他の動物よりも圧倒的に睡眠時間が長いことを考えると、やはり脳はものすごいエネルギーを使うものであり、情報処理に睡眠が必要なのでしょう。五条悟さんに無限の情報をぶち込まれると即死してしまうのも同じ原理でしょう。
脳が情報処理ができなくて過活動の結果脳死してしまう。

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脳は、(特に僕たちは大きな脳を持つため)エントロピーに抗うために睡眠を用いてるのでしょう。
もしかするとこのハイリスクな行動は、エントロピーという考え方でなんとなく理解できるかもしれないですね。
また睡眠不足は、精神病や肥満などにも直結します。
知能面でも精神面でも身体的にも睡眠はほんとに大切な役割を持っています。特に僕たちのような大きな脳を持つ生物は。

最後に睡眠の質を高めるための方法を3点ご紹介します。

まずはやっぱり自分のリズムに乗ること。
このリズムに上手く乗り続けることが1番大切だと思います。
つまり、起きる時間と寝る時間をできる限り固定した方がいいです。土日でもですよ笑

次に運動です。
日中にしっかりアデノシンを溜めて、夜スッと寝れるのがベストですから、運動して肉体的に疲れるのがいいです。
特にリズムが崩れている時は運動いいと思います。

最後は、室温です。
実は寝る時は深部温度が下がっていって寝るスイッチが入るのですが、部屋が暑すぎると深部温度がなかなか下がらず寝付けにくくなります。
ですから、思っているよりも肌寒いぐらいの室温18〜20度が寝るにはちょうどいいのです。
意外でしょ?笑


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もちろん睡眠の質だけで無く、冒頭で言った通り8時間の確保も大切です。

睡眠時間を削って他の時間を作るのは実は1番コスパが悪いのかもしれませんね。

かのアルベルトアインシュタインも1日10時間寝ていたそうです。

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僕たちにとって睡眠の時間は人生の約三分の1を占めますからやっぱり適切に取りたいですよね。

僕もこの記事を書きながら睡眠について改めて考えるきっかけになりました。寝る間も惜しんで書いてますけど。笑

睡眠はリズムをキープすることが何よりも大切です。

リズム隊
①時間の固定化
②運動
③室温(18〜20℃)


これだけ覚えて帰ってください笑

みなさんに良い睡眠生活が訪れますように。

最後にクロノタイプ診断をどうぞ。
ここまでしっかり書いたので、今回は診断もきっちりしたやつ載せます。


1分でできる動物verはこちら。



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