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日記

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残しておきたい日々のこと
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記事一覧

1月10日「どうしても生きてる」

匂いを思い出すことはできないけれど、匂いによって思い出されることはたくさんある。悲しみも…

ま
2年前
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2月26日「なんてこともなく」

24歳になった。自分が24歳になるなんて思わなかったけど、音も立てず、なにも変わらないまま、…

ま
2年前
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薄情もの、朝。

朝、病院に行った。初めての健康診断で悪玉コレステロール値が低すぎるとD判定をくらい、今ま…

ま
1年前
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8月8日「最近の雑記」

家の花がどんどん枯れていく。可愛い花瓶を見つけたからと安易に買ってきた木の枝の葉がカラカ…

ま
1年前
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6月25日「差し込む光を奇跡と呼んで」

1. 長く続いたロックダウンがほぼほぼ終わり、同時期に私の大学生活もひっそりと終わりを迎…

ま
2年前
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6月21日「私たち鳥になりたい」

BTSの「花様年華 THE NOTE 1」を読んだ。超今更。内容はともかく(ともかく、というのは私が語…

ま
3年前
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6月20日「研いだ刃物のような花束」

雑記に意味のないポエミーな題名つけるの楽しい * 16th Jun. 時間の流れを振り返ることに罪悪感を感じる。過去をひとつずつ覗いて感情を馳せることになんの意味があるんだろうと思うこともあるけれど、きっと私はその行為がとても好きなんだろうと思う。未来について想像を膨らましている時間よりも、圧倒的に、もう起こってしまった変えられないことを、飽きもせず、何回も思い出している時間のほうが長い気がする。思い出は記憶の集合体で再構築された創造物で、思い出してしまえばそれはもう幻

6月7日「青い印をつけてあげるね」

それにしても、今日も今日とて「何にもなれない」という言葉にずっと頭を支配されていて、苦し…

ま
3年前
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4月12日「どうして朝が怖いのか教えて」

ここ最近ずっとずっと文章を書きたくて、でも何を書けばいいのかわからなかった。濃度の薄い日…

ま
3年前
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2月25日「We Never Walk Alone」

この文章を彼女が読むことがあれば、わたしは恥ずかしすぎて泡を吹いて倒れてしまう気がする。…

ま
3年前
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12月11日「ロンドン(の郊外)より愛を込めて」

ひっさしぶりにロンドンへ行きました!!!! よく「ロンドンでの大学生活どう〜?」って聞か…

ま
3年前
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12月10日「シェルター」

住んでいる部屋の裏側に小さな丘がある。丘の上にはベンチがあり、最近はそこに座って紅茶かコ…

ま
3年前
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10月6日「触れたい 確かめたい」

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが好きだ。 中学生の頃にBEST HIT AKGのCDを買ってからずっと。当時…

ま
3年前
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9月3日「山小屋生活2日目」

晴れた9月の初め、山に囲まれた大好きな場所にいた。薄い長袖の服を着てきて正解だった。少し暖かい風が吹いていて、しかしそれはさらっと乾いて柔らかく、どうしようもなく心地がいい。レポートが終わらなくても、就活に悩んでも、空が晴れていれば私はとりあえず、まだご機嫌になれる。 そこら一体の空気に含まれる、緑色の匂いを愛おしく思う。穏やかな日の、色んなものが混ざり合った草木の匂い。私は小さい頃からずっと、それを知っていたはずなのに気づくことができなかった。当たり前すぎて、気にとめるこ