amazonと差別化できる「唯一の強み」が全く活かされてないのはなぜなんだろう
出版取次の大手・トーハンの運営する本の通販サイト「e-hon」。
自分が応援したい書店「My書店」を登録することができ、
自宅に直送してもらっても、その書店の売上となる仕組みがあります。
すばらしいです。
が、
そんな仕組みが「e-hon」にあることを、
書店の休業が続くこの事態の中で初めて知りました…
編集者でありながら、お恥ずかしい限り。
■amazonと差別化できる「唯一にして、最大の強み」が全く活きてない
私の無知を反省するにしても、
なんで、こんなすばらしい仕組みを前面に押し出さないんでしょう。
トップページのどこにも書かれていない。
「初めてのお客様へ」ページに載ってますが、下の方までスクロールして、ようやく、他の項目と並列扱い。
amazonと差別化できる唯一にして、最大の強みだというのに、
なぜこのサービスをもっと前面に押し出さないのでしょう…
「My書店」に登録できない書店があるから積極的にアピールできない、、
みたいな、悪しき平等主義でしょうか…?
■「発信のプロ」出版界自身の発信が拙すぎる
大好きな書店に足を運べない日々、
少しでも力になれるよう、ここ最近は極力このサイトで購入するようにしています。
使い勝手の悪さも、サービスの悪さも想定通りです。
amazonに対抗することは、ほぼ不可能である以上、
「地元の書店に貢献できる」ことを前面に押し出して、
使い勝手の悪さも許容範囲内にしてもらう以外、選択肢はないと思います。
相変わらず出版界は、自分たちのことに関する発信が拙すぎます。
発信のプロであるはずなのに。
・・・苦言ばっかりになってしまった感がありますが、
「e-hon」の「My書店」登録の仕組み、
本当にいいサービスだと思います。
今こそ、出版界をあげて積極的に仕組みを磨き上げて、
大々的にアピールしていくべきじゃないかと思います。
コンテンツ無料公開に労力使ってる場合じゃないですよ!
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