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人の悪口ばかり言う上司の心理と対策法

私の経験上で、上司との会話の中で部下の話題が出てきて悪口を聞く流れになったことが何度かありました。

一緒に働いている同僚の悪口を聞いてしまうと、気分は良くないですよね。口を開けばその場にいない部下の悪口ばかりであれば、その上司と関わる事自体が大きなストレスになります。

そんな時、どのような行動をした方がいいのか気付きました。

「なぜ、人の悪口を言ってしまうのか」
それは、その人の弱さから生まれてきているもの、そしてハッキリいいますが、ただの小心者なのです。

今回の記事はこんな方に読んで頂きたいです。


もしかしてあなたも気付かないうちに

☑些細な事まで悪口を聞く(言う)
☑口を開けば誰かの悪口を聞く(言う)
☑自分以外の社員の悪口は全部聞いたことがある(言う)
☑部下のプライベートにまで突っ込んで悪口を聞く(言う)
☑社内の雰囲気が良くないな…

こういった場面に遭遇した場合の対処法。
もし、あなたが加害者だった場合は、相手の心理を理解する事や、
自分自身を見つめなおすことができたなら

☑うんざりさせる・することがなくなる
☑信頼関係の構築ができる
☑職場でのコミュニケーションが活性化する
☑風通しの良い職場ができる
☑悪口を聞いて疲れることがなくなる
☑悪口を流すことができる
☑具体的に相手の気持ちに寄り添って注意できる

仕事に行くこと自体が憂つで嫌になることがなくなり、職場の活性化が実現でき、また気付きと自分の成長を図りたいと思っているあなたは

必ずこの先を読みすすめてください。


部下の悪口を言う上司の心理

さて、上司から部下の悪口を聞くことに疲れるのにはどういった理由があるのでしょうか?考えてみましょう。

自分を味方につけようとしてくるので疲れる
部下の悪口を平気で言う上司のもとで働くことに疲れる
仕事を一緒に頑張っている同僚の悪口を聞くことに疲れる
上司が全く尊敬できなく、会社自体が嫌になり働くことが疲れる
自分も同様に悪口を言われているかもしれないと心配になり疲れる

このような理由で、部下の悪口を言う上司に疲れてしまいます。

では、悪口を言う人の心理とはなんでしょうか。

①自分に自信がない

自分に自信がないため、相手(部下)の評価を落とし自分の立場を上にしようとする心理です。自分の言動を正当化するために、誰かを悪者にしているのです。

悪口を言うことで、「自分が一番正しくて、自分はすごいんだ」と、自分をはげましふるい立たせています。


②支配願望が強い

自分の力を知らしめたいという心理です。
「自分に逆らう奴は許さない」「自分より目立つ奴は潰す」など、上司という立場をはき違えている人かもしれません。

悪口のターゲットになっている人以外への警告をする意味で、わざと大きな声で悪口をいうケースもあります。


③ストレス発散にしている

いわゆる“八つ当たり”です。

上の者には逆らえないタイプに多く、役職や立場が下の人には横柄な態度を取りストレス発散の対象にしています。

悪口の内容はどうでも良く、会社や他の管理職に言えないことを部下に言っているだけです。


④コミュニケーションの1つの方法だと思っている

人の悪口を言うことで、周りが盛り上がると勘違いしている。

上司が悪口を話しているのを聞くのは苦痛ですよね。
ですが、同僚との飲み会で上司の愚痴を言うのは楽しいですよね?

共通の話題は、最も盛り上がります。きっと上司も同じ考えなのでしょう。ただ、部下を巻き込んで職場で悪口を言ってしまっているのが問題なのです。


⑤敵を作ることで味方を作ろうとしている

上司は、自分が嫌いなことを「悪口」を発信することで、同じ考えの人を増やそうと思っているのかもしれません。上司としても、自分の部下を同じ価値観にすることで味方を作ることができます。

会社では偉くなればなるほど孤独になります。係長の人数と比べれば、課長・部長になるにつれて「同じレベル」の人間が少なくなります。

その孤独から自分を守るために、部下を自分の手元に置いておこうとする気持ちは分からなくもありません。


悪口を放置することで起こる損失

悪口にうんざりする社員たち、悪口を聞くことは気分が悪いとわかっていても、相手が上司の場合は注意しにくく、結果的に放置してしまうことがほとんどではないでしょうか。

ですが、そのままにしておくと職場に大きな損失となります。

①部下のモチベーション低下

毎日ネガティブな言葉を聞きながら仕事をすると、気持ちが沈んでしまいます。ましてや悪口を言う上司と一緒に仕事をしようという気持ちになりません。

次は自分が悪口を言われるのかもしれないと思うと、仕事に対して前向きになれませんし、集中もできなくなります。


②パワハラに発展の可能性

部下の人格を否定するような言葉を継続して言い続けると、パワハラと捉えることができます。

直接悪口を言われた部下だけではなく、悪口を聞かされ続けた部下が不快感を抱いたり、メンタル不調を訴えてもパワハラとなるケースがあります。


③企業の信頼低下

誰でも簡単に情報を発信できる社会になっています。特に悪い噂話は広がるのが早く、それは個人だけにとどまらず企業の噂も同じです。

たかが上司が発する悪口・・・と思われるかもしれませんが、たったひと言で企業の信頼が落ちることもあります。

企業の評価や信頼が低下すると、業績に影響を及ぼしかねません。


部下の悪口を言う上司の対処法

①共感せず、聞き流す

部下の悪口を言う上司はとにかく、悪口に共感してほしい、そして、仲間を作りたいという心理があります。

少しでも、「そうですよね。」と共感し少しでも感想を言ってしまうと、あたかも、あなた発信で悪口を言っていたかのように、他の社員に話すことがあります。

そうなるとあなたが悪口を言っていた人になってしまいます。

そんな、理不尽な状況を避けるためにも悪口には共感しないことです。

そして、部下の悪口を平気で言う上司は、計算高かったり、人を動かすことに対して頭がとても働く人でもあります。

上司の罠にはまってしまわない為にも、部下の悪口を言う上司との会話では、他の社員の噂話になるような内容は避けることをおすすめします。


②仕事の話題に触れない

職場にいると会話が仕事の話に流れやすいです。しかし、悪口好きの上司と2人きりの時は、上司の興味を持っている話をするなど、上司が楽しく話せる内容に話題をふることをおすすめします。

何でここまで気を遣わなくてはいけないの?と思いますが、部下の悪口に会話が流れるよりは、楽しい会話ができるはずです。


③その場から離れる

複数でいる時に悪口が始まったら、その場からそっと離れるようにします。時計を見ながらやスマホを手にして去ると、自然な流れで離れることができます。

二人でいる時に悪口が始まったら、嘘でも良いので仕事を理由にして離れるようにします。悪口の輪の中にい続けると、悪口を聞いてくれると誤解され、これからも悪口を聞かされ続けることになります。


④悪口上司と二人にならないようにする

悪口を言う上司とは距離を取るのが一番ですので、できるだけ上司と二人きりにならないようにしましょう。複数でいる時は逃げることが可能ですが、二人では逃げられない可能性もあります。

仕事以外の話では近づかないを意識してお付き合いをすることです。


⑤上司より上の立場の人に相談

こういったケースをいくつか知っていますが、一旦は治まるが、また本来の性格が見えてくることが多いです。長年の思考の癖があるので、悪口を言う上司の性格が大きく変わることがないです。

しかし、後輩にしか見えない迷惑な一面は、一度しっかりと信頼できる上司に相談することをおすすめします。

※すぐ状況が変わらないとしても上司の評価に変化があることもあります!

相談する上司は、口の堅い、社員を平等に見れる上司を選んでくださいね。


「最後に」

今すぐに、
①人が悪口を言いそうだなと感じた場合は対処法を実践してください。
②自分自身を見つめなおし意識しなければと感じた場合は、今すぐに職場での悪口を辞めるように行動しましょう。何も徳はありません。

注意点「それではストレスが溜まってしょうがない」と思う方は、第3者機関を使用しストレスが溜まらないように相談していきましょう。

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それでは長くなりましたが最後まで読んでくださり感謝申し上げます。





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