大阪にも赤レンガ倉庫!クラシックカーが120台「ジーライオンミュージアム」
赤レンガ倉庫、と聞いて思い浮かべるのは?
検索しても、出てくるのは、この辺り。
✅横浜「横浜赤レンガ倉庫」
✅函館「金森赤レンガ倉庫」
✅福井「敦賀赤レンガ倉庫」
✅京都「舞鶴赤レンガパーク」
実は、大阪にも赤レンガ倉庫があるんです!
しかも、大阪の大人気観光スポット、海遊館から車でたったの5分のところに!
それは、築港赤レンガ倉庫にある、クラシックカー博物館
「GLION MUSEUM」(ジーライオンミュージアム)。
しかも、ここにはステキなレストランが2つ!
大阪の人にも意外と知られていない「ジーライオンミュージアム」をご紹介します。
⭐100年前の近代化遺産
約100年前の1923年(大正12年)に建てられた近代化遺産の赤レンガ倉庫。
1999年(平成11年)までは住友倉庫として使われていたものだそうです。
赤レンガ倉庫は、明治時代以降、新たな産業や鉄道の関連施設、又は軍施設などとして造られました。
現在は、耐震上の理由からあまり造られていないため、現存するものは、まさに日本の近代化遺産ですね!
「ジーライオンミュージアム」は、ロンドンやニューヨークの街並みのような空間で、ミュージアム内には、実際に動かすことが出来る状態の希少なクラシックカー、ヴィンテージカーなどが、なんと120台以上も展示されています!
さらに敷地内には、レストランが2つ。
ディナーでレストランに行き、もうミュージアムが閉まっている時間帯だったとしても、倉庫前に置いてあるクラシックカーも沢山あり、見応えばっちりです!
⭐現役のクラシックカー120台!
館内は4つの展示場に分かれていて、地域別にクラシックカー、ヴィンテージカーが並んでいます。
🔶アメリカ車
私はマイカーがコルベットとキャデラックと、アメ車好き。
まずは屋外に赤のコルベット発見!
レトロですね~!
左はビューイック、右はコマンダー?
この色、ステキ!
バンパーすごい!
映画「カーズ」に出てくるような車がいっぱい!
ハドソン・ホーネットかな?
これこそ、ドック・ハドソンかシェリフみたい!
あ、これはT型フォードかな?
カーズではリジーですね。
マックイーンの相棒でレッカー車のメーターはいなかったな~。
これ、キャデラックなんだ~!
迫力がすごい!
🔶ヨーロッパ車
この辺りからはよく分かりませんが、とにかく高級車。
ロールスロイスとファントム。
ファラーリなど色々。
なんですか、これは?
映画「バービー」に出ていたシボレーコルベットとも違うような感じだけど、とにかくすごい車です(笑)。
ちなみに、現地にはちゃんと車種が書いたプレートが展示してあります。
私が覚えてないだけで~す!
特に車に興味がない方でも、赤レンガ倉庫のレトロな雰囲気の中に置いてあるヴィンテージカーの世界は楽しめると思います。
11月に行った時には、大きなクリスマスツリーもありました☆
⭐「アカレンガステーキハウス」
「アカレンガステーキハウス」は、ハワイの老舗ステーキハウス、
「Hy's steak house」の、日本で唯一の姉妹店。
入り口の重厚感、すごし!
お料理はもちろんステーキがメイン。
アメリカ牛格付けランク最高級のUSDAプライムビーフが堪能出来ます。
この日は、【AKARENGA 14,000円】のコース。
最初に出てくるチーズブレッド、これが美味しいんです〜!
5枚くらい食べたいほど!
店内の、ガラス張りのスペースでお肉を焼いてるところが見れちゃう♪
私たちはサーロインステーキ。
でっかいお肉が立ってるー!と見に行ったら、他の方がオーダーしたらしき、Tボーンステーキでした!
でかっ!
ナラ・クヌギ・カシ・アベマキと、お肉に合う4種類の薪で焼いてるそうです。
ソース2種類に、わさびやにんにく、お塩など、5種類。
でもやっぱりわさび塩が好き!
お肉は柔らかくて美味しかった~!
そして香ばしい!
⭐フレンチレストラン「LA VIE 1923」
もうひとつの、フレンチレストラン「LA VIE 1923」には昨年行きました。
東京から来た友人は大の車好き。
大阪で案内したい候補地をいくつか挙げた時に、迷わず「ジーライオンミュージアム」をチョイス!
やっぱり!
このフレンチレストランは、The Ritz-Carlton Residences Waikiki Beachにあるダイニング 「La Vie」の姉妹店だそうです。
🔷本日の前菜
丹波篠山産の有機野菜が鮮やか!
🔷本日のスープ
濃厚なカボチャのスープ、大好き!
🔷白美豚ステーキ
🔷黒毛和牛ステーキ
お肉が柔らか〜い!
実はこの日、友人の一人は、普段、あまりお肉を食べない人だったので、メニューには見当たらなかったけど、お魚料理が可能か、事前に電話で聞いてみると、対応頂けました。
ありがとうございます!
🔷デザート
・濃厚に仕上げたパウンドショコラ
・季節のデザート モンブラン
・グラスに可愛く盛りつけた季節のフルーツパフェ
モンブラン大好きな私はもちろんモンブラン!
ちなみにここ、テラス席では、ワンちゃんと一緒にお食事が出来るそうです。
なんとワンちゃん専用メニューも!
⭐赤レンガ倉庫のレンタルスペース
昨年、2度目に「ジーライオンミュージアム」を訪れたこの日、なんと、赤レンガ倉庫の中がパーティー用にデコレーションされていてびっくり!
実はレンタルスペースとしての利用も可能。
✅屋外イベント
✅ロケーション撮影
✅配信用スタジオ
ミュージアムの1部屋を貸し切って、ビュッフェ形式でのパーティーが出来るそう。
さらに、通常は入館料の発生するクラシックカーミュージアムも、パーティー中は自由に見れるとか!
天井の高さ5.6mもある広々とした大倉庫空間で、サックス・ピアノ・ウッドベースの生演奏も♪
桂由美さんなどのデザイナードレスのレンタルもあるみたいです。
⭐何故タイヤ会社が「ミシュランガイド」を出版?
倉庫内に、ミシュランのレトロ看板が沢山ありました。
どころで!
「ミシュラン」というのは、フランスのタイヤメーカー。
若者の車離れが進む中で、もはや「ミシュラン」と聞けば、
「グルメの格付けでしょ?」
というイメージが強い方も多いでしょう。
何故、タイヤ会社が旅行やグルメのガイドブックを出しているのでしょうか?
「ミシュランガイド」の初版が発行されたのは、パリ万博が開催された1900年。
当時、まだ車もあまり普及しておらず、「ドライブ」というのも一般的ではなかったのです。
タイヤのパンクをはじめ、車両も故障が多い。
ガス欠も起こる。
そこで、ミシュラン兄弟が(おっと、兄弟だったんですね!)、ドライバーに向けて、こんな思いでガイドブックを作ったそうです。
内容は、こんな感じで至れりつくせり。
3万5,000部が印刷され、無料で配布されたんですって!
もちろん、「ミシュラン」はタイヤ会社なので、車の需要が増え、自動車旅行の文化が定着することは、タイヤの売れ行きに影響することも戦略だったのです。
ちなみに「ミシュラン」のキャラクターでお馴染みのあのミシュランマン。
名前は「ムッシュ・ビバンダム」。
愛称は「ビブ」。(あっ!)
ある日、ミシュラン兄弟は、積まれたタイヤを見て、手足を付けたら人に見える!と思って作ったそうで、1898年、世界最古の企業キャラクターとして誕生したとか。
ちょっと怖っ!
こちらもミシュラン公式HPからの引用ですが、キャラクター誕生の頃のミシュランマンは、どう見てもミイラ(左)ですね(笑)。
そう思ったら可愛く!?(右)なったかな?
だいぶん、お痩せになったようで。
フフフ♪
ミシュラン星付きのレストラン、というと高級なイメージですが、それに対し、1997年に「価格以上の満足感が得られる料理」として、
「ビブグルマン」
が誕生しています。
「ムッシュ・ビバンダム」の愛称は「ビブ」でしたね。
ここからなんだ~。
公式HPにあったビブグルマンのロゴ。
この子は可愛いですね!
⭐神戸にもあるよ
赤レンガ倉庫は神戸にもあるのでお見知りおきを。
1898年〜1987年まで使用された貨物の赤煉瓦倉庫で、3棟残されています。
以前、note記事にも書きました。
冒頭にあげた赤レンガ倉庫、実は「横浜赤レンガ倉庫」以外、行ったことがないんです。
しかも、それらが元々何に使われていたのかも知らなかったので、ちょっとだけ調べてみました。
これらを訪れることはその時代背景を学ぶきっかけになりそうです。
行ける機会を楽しみに。
✅横浜「横浜赤レンガ倉庫」
明治政府によって横浜税関新港埠頭(保税)倉庫として建設
日本で初めて、荷物用エレベーターや消火水栓(スプリンクラー)、防火扉などを備えた建築物
【現在】
ショッピング、グルメ、イベントスペース
✅函館「金森赤レンガ倉庫」
明治時代に開業した“異国の夢を売る店”「金森洋品店」の倉庫
【現在】
ショッピングモールやビアホール・レストランが入居する、函館の観光名所
✅福井「敦賀赤レンガ倉庫」
外国人技師の設計によって1905年に石油貯蔵用の倉庫として建設
【現在】
北棟 鉄道と港の『ジオラマ館』
南棟 赤レンガ空間を楽しみながら食事ができる『レストラン館』
✅京都「舞鶴赤レンガパーク」
明治~大正期に建てられた、旧舞鶴海軍の魚雷の倉庫
【現在】
海軍ゆかりの港巡りが出来る遊覧船や、イベントスペース、赤レンガ博物館など
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