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【必読】すべての親と、これから親になる方へ

子供を授かった方、これから出産を迎える方、悪いことは言いません。これから新たな命に出会う方は、絶対に読んだ方がいいです。妊婦さんとそのパートナーは絶対です。

出来れば、産後間もない方も読んだ方がいいです。


とにかく、自分が親になったその瞬間から手に取って欲しいです。早ければ早い方がいいです。

その方がより効果が高く、得られるものも大きいから…



私は最近読んで、「遅かった!もっと早く読むべきだった!」と強く後悔しました。



そして本著には、「全ての大人が読むべきである」とも書かれています。



ポール・タフ著

私たちが子どもに何ができるのか(非認知能力を育み、格差に挑む)

概要(プレビュー

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こちら、本著が言う通り「全ての大人が」読むことが理想です(個人的にもそう思います)が、


もう少し絞って、特に、以下の方にオススメしたいと思いました。



・子育て世代の方

特に「親」、母親・父親、里親など。
その中でも、出生前〜産後直ぐ、0歳代の早いタイミングがベスト。
次いで3歳未満。その次に6歳未満。そして6歳以上。
6歳以上でお子さんが大きい(中高大など)方も早めに読んだ方がいいと思います。
それは、より良くなれる可能性があるから/育児における何かしらの課題、それらを解決する糸口があるからです。
また、もう大人と同等の理解力がある(高くなくていい)お子さんであれば、この本は読めます。
自分自身で行動を起こすきっかけになるかもしれないです。詳しくは著書。



・保育者、教育者、メンターなど

保育士や教員だけでなく、地方自治体の教育関連に従事する方や民間企業で教育関連に従事する方、地域の子育てサポーターを引き受けてる方や、ボランティア等で教育に携わる方など



赤ちゃん〜学生(小中高、そして大学)まで、子供と日常的に接する機会がある方は必読だと思います。

また、それらの方であれば、間違えなく有益な情報が得られます。


加えて、


・ソーシャルワーカー

・ソーシャルビジネスに携わっている方

・教育分野、発達心理学などに興味のある方


にとってもおすすめです。

本著は、育児のノウハウ本ではなく、社会構造と子供を取り巻く課題(社会課題)に触れています。



また、ちょっと毛色が違いますが


・未来をよくしたい、日本をよくしたいという思いがある方  →  その為には、教育※が大切である、と考える方

(※教育現場はもちろん、社会の最小単位である家庭が重要である。また、地域で子育てを取り組む大切さを感じてる方など)


にも楽しく読める1冊だと思います。


また一方で、本著にも取り上げられているような、


・過酷な環境下で幼少期を過ごされた方

・幼少期に辛い経験をして来られた方 など

※自覚・無自覚問わず


該当する方(既に大人、若しくは高校や大学生)は、本著を読むことで新しい気付きや、自信を取り巻く環境に置いて有効なアプローチを知れるのでは、と感じます。





私は、長男2歳7ヶ月、長女1歳7ヶ月で、この本に出会い読みました。


本を読み始めて直ぐに、この本を知らなかったこを強く後悔しました。


私の場合は、著書に書かれている「良くない環境・行為」とされる内、いくつかを既にしてしまっていました。
(例えば、夫婦の頻繁な口論など)
しかも本を読む前から、頭の片隅で「これは良くないこと」と分かっていました。
情報として知っていたのに、向き合わずに逃げ、自分の都合の良いように解釈をしていました。
結果、「良くないこと」を直ちに中止せず、別のアプローチを試す努力もせず、今に至ってました。


しかし、それらが


・どれほど危険で

・どれほどまでに子供に悪影響を与えていたか


分かりやすく記載されていたので、本著を読んでからは危機感を持って、意識して行動を変えるようにしてます。



夫婦の口論に関して言えば、我が家は、私と夫の性格・性質が真反対にも真反対過ぎて衝突が多いのですが、この本をお互い読んで、それぞれ互いに反省しました。
(私たち夫婦は、育児のやり方でもいちいち揉めます。ひどい時は、子供に向けたたった一言でもケンカになります。(大抵は、私が夫に叱られる、指摘を受けることからスタート))
今回はそんな中で夫が調べた1冊でした。


我が家は、確かな情報でも「相手から言われる」と、トラブルになることが多い。
一方で、「本」という形で 情報を得る・共有する・(相手から)言われる であれば、数倍スムーズに物事(コミュニケーション)が進みます。
(時間がかかる…毎回やってられない…)など、難ありですが…


今は、この本をベースに、それぞれコミュニケーションの改善に努めています。(子供へのアプローチ方法や夫婦の会話など)




もしかすると、おすすめしたい方(親)の中でも、同じような家庭・夫婦関係の方には、特に有効かもしれないですね(泣笑)

交換日記ならぬ交換書籍…



子供を産み育てている方、これからそうなる方、是非ぜひ読んでみて下さい。


ポール・タフ著

私たちが子どもに何ができるのか(非認知能力を育み、格差に挑む)

概要(プレビュー


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