ただの主婦が貧困解決のためにファッションブランドを作る!?
前回プロフィールにも書きましたが、現在ソーシャルファッションブランド「ofuku’」を立ち上げ中です。
ライター時代、いろんな記事を書きましたが、唯一しなかったジャンルが、ファッション。
まさか自分がファッションブランドを立ち上げるなんて。
しかもいきなり世界に打って(売って?)出るハイブランドを作ろうとしています。
旅行先で見たショッキングな光景
19歳で初めてヨーロッパを旅して、それ以来ずっと(妊娠中も産後すぐも)広い世界が見たくて、年に数回は海外を旅してきました。
31歳で母になってからの旅では、少しずつ見えるものが変わってきます。
例えば、乳児を連れて物乞いをする女性のホームレス、タクシーが停まると物を売りにくる、幼いストリートチルドレン。
私が何かしなければと居ても立っても居られなくなったのは、マニラのホテルを出た時でした。
眠くて朝食は食べられないとぐずる息子を連れて、早朝の飛行機に乗るためにホテルを出ると、息子と同じくらいの背丈でやせ細った男の子が紙コップを持ってぐったり座っていました。
帰国してからも男の子のことが頭を離れず、自分に何ができるかを考え続けました。
お金を寄付する?何か物資を送る?
でもきっとあの子には何も届かない。
700円のワンピースから生まれた事業アイデア
そして、翌年タイを旅行した際、ある事業アイデアが降りてきます。
なぜかタイで何か見つかるような胸騒ぎがずっとしていました。
マーケットで700円のリゾートワンピースをお土産に買い、ホテルのクローゼットに掛けようとした時、隣には、何年か前に人気タレントが来ていたことで人気に火がついたハワイアンブランドのワンピース(1万円以上で購入)が掛かっていました。
眠っている最中に、夢の中であるギモンがわいて飛び起きました。
同じ綿素材でマキシ丈のリゾートワンピース。
ちょっと縫製のクオリティーこそ違うけれど、
言われなければそれほどの価格差があるようには見えない
つまりは。。。
ブランディング次第ってこと?
なぜか、これなら私にもやれる!とひらめきました。(なんの根拠もなし)
(今の私ならもうちょっと考えるように言うかも)
「ファッションで貧困問題をどうやって解決するのよ?」と思われたことと思いますが、長くなったのでそれはまた次回。
自分が8年にわたりソーシャルビジネスをしてきたことで、魅力的な社会起業家にたくさんお会いしてきましたが、共通して言えるのは、起業のきっかけとなる気づきや原体験をお持ちであること。
そしてそれをビジネス的手法で解決するのがソーシャルビジネスです。
自分はもちろん、誰かを幸せにするためのソーシャルビジネス。
ファッションブランドの立ち上げは前途多難で思っていた以上に大変ですが、あの男の子を思い出すと情熱がみなぎります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。感想やコメントなどもぜひいただけたら大変うれしいです。 サポートしていただいたお金は、ファッションブランド「ofuku'」の事業立ち上げに使わせていただきます。