三好美帆

組織開発・採用コンサル。社外カウンセラーとして管理職・役員の面談実施。人材会社の営業で…

三好美帆

組織開発・採用コンサル。社外カウンセラーとして管理職・役員の面談実施。人材会社の営業で時短チームマネジメント経験あり。日経ビジネススクールオンデマンド「インサイドセールスにおける顧客対応のポイント」講師。国家資格キャリアコンサルタント・シニア産業カウンセラー。実家は中華料理屋。

マガジン

  • 組織開発

    組織開発におけるポイントをご紹介しています。制度導入・1on1・人材育成などテーマは様々ですが、経営者や新任マネージャーの方、管理職を目指す方にお読みいただきたい内容です。

  • 1on1ミーティング

    1on1ミーティングについてのマガジンです。会社で1on1をする機会がある方、1on1を取り入れたいと考えている方、1on1が上手くいかないと悩まれる方に是非読んでいただきたいです。

  • 私のキャリア(頭打ちエピソード含む)

    キャリアが動くきっかけとなるようなエピソード。とても些細なことからのリフレクション(内省)を書き留めています。

最近の記事

自分で出来る究極の面接対策

新しい年度が始まり、新たな職場に入社された方や、学生から社会人へと環境が変わられる方が多いこの季節。企業の人事採用担当者は、入社された方の受け入れや研修、翌年の採用活動で慌ただしく動かれている時期と思います。 今回は、元転職エージェントの視点から、就職活動・転職活動をされている方向けに「自分で出来る面接対策」についてお伝えします。 面接対策とは 書類選考・適性検査・筆記試験・面接といった企業の採用フローの中で重要視されている「面接」。近年は、イベント開催・インターン・カ

    • 人間関係を楽にするセルフコーチング「エンプティチェア」とは

      今回は、コーチングやキャリアコンサルティングの場で使っている「エンプティチェア」をご紹介します。 本来は、コーチやキャリアコンサルタントに問いかけをしてもらう方がスムーズですが、専門家のサービスに申し込むのはハードルが高いと感じられる方やセルフコーチングについて興味のある方に向け、自分自身でコーチングを行う方法をお伝えします。 エンプティチェアとは エンプティチェアはゲシュタルト療法と呼ばれる心理療法の1つとして、カウンセリングやコーチングの場で使われることがある手法で

      • 1on1ミーティングにユーモアを

        今回は、これまで何度も発信している1on1ミーティングについて、少し違った切り口での記事を書いていきたいと思います。 1on1ミーティングはうまくいっていますか? 1on1ミーティングとは、上司と部下が定期的に行う1対1の面談のことで、近年注目されている人事施策です。 上司が部下の育成やモチベーション向上を目的に行う個人面談で、週に1回、月に1回といった定期的なペースで行われます。上司は1on1を通じ、部下が抱える悩みや将来のキャリアビジョンを理解し、問題解決や気づきを

        • 「仕事は青春部」活動報告

          2024年1月に立ち上がったコミュニティ「仕事は青春部」。今日は「仕事は青春部」の活動内容をご報告します。 2024年に入り、唐突に?何かに突き動かされるように始まった部活動。LinkedIn・Facebook・X・noteと、様々なプラットフォームで募集させていただき予想を上回る方々からのお問合せをいただきました。現時点で、私を含め5名の方々で部活動をスタートしています。 実は、私以外の皆さんは全員初めましての状態&住んでいるエリアも様々で、『仕事は青春』というキャッチ

        自分で出来る究極の面接対策

        マガジン

        • 組織開発
          47本
        • 1on1ミーティング
          11本
        • 私のキャリア(頭打ちエピソード含む)
          9本

        記事

          会議が形骸化してしまったら(参加者編)

          前回の記事では、会議が形骸化してしまった時の対応策を主催者向けにお伝えしました。 会議を立て直すには、主催者やファシリテーターのスキルが必要ですが、今回は会議の出席者の大半である参加者として出来ることにフォーカスしていきます。 会議を作っているのは誰? 会議に出席する際、みなさんはどんな態度で臨まれますか?そして、どのくらい主体性を持って臨まれていますでしょうか。 主体性とは「自分の意志や判断に基づいていて自覚的であること、自分の意志や判断において自ら責任を持って行動

          会議が形骸化してしまったら(参加者編)

          会議が形骸化してしまったら(主催者編)

          今回は、組織内での会議が形骸化してしまった時の対応策をお伝えします。組織を作る上で、会議はとても重要な役割を担いますが、実のある会議を実施することは意外と難しかったりします。 今回のnoteは、主催者向け・参加者向けの2回に渡ってのシリーズ記事となります。是非、ご自分の組織に重ね合わせながらお読みいただけたらと思います。 会議の目的 皆さんの組織では会議は活発に行われていますか?主催・企画・ファシリテーションをする方、参加する方など、色んな立場で会議に出席することがあると

          会議が形骸化してしまったら(主催者編)

          採用力を高めるエージェントコントロールとは(後編)

          前回記事「採用力を高めるエージェントコントロールとは(前編)」では、採用プロセスにおけるエージェントコントロールについての解説と、転職エージェントの特性についてご紹介しました。 後編では、具体的にどのようにエージェントと関係を築いていけば良いのか、採用力を高めるとはどのようなことなのかについてお伝えします。 待遇面の充実が難しい企業こそエージェント活用を 前編では「紹介の決まりやすさや成功報酬金額により、エージェントは注力企業を決めている」とお伝えしました。多くの求職者

          採用力を高めるエージェントコントロールとは(後編)

          採用力を高めるエージェントコントロールとは(前編)

          先日は「地方製造業が採用活動で改めてすべきこと」についてお伝えしました。今回も引き続き、企業の採用活動について書いていきたいと思います。 採用プロセスにおけるエージェントコントロールとは みなさんは「エージェントコントロール」という言葉をご存知でしょうか。人事・採用のお仕事をされている方は馴染みがあるかもしれませんが、一般的には聞きなれない言葉と思います。 人事・採用で使われるエージェントとは「転職エージェント(人材紹介会社)」を意味することが多く、そのエージェントとの

          採用力を高めるエージェントコントロールとは(前編)

          「仕事は青春部」部員募集!

          今回は、私が今後作っていきたい部活動の募集記事となっています。 仕事で青春していますか? 唐突な問いですが、皆さんは仕事で青春をされていますか? 「もちろん、常に青春だ!」「いや、仕事ってそんなもんじゃない」など様々な意見があるかと思います。 私自身、これまでの仕事を振り返ると、(基本的には)仕事で青春しています。 しかし、同じ仕事でも没頭し充実感を味わえている時もあれば、イマイチと感じる時など、やはり発動条件もあります。 ところで、青春ってなんでしょうか。 W

          「仕事は青春部」部員募集!

          地方製造業が採用活動で改めてすべきこと

          2024年に入り、早くも採用に関する相談が入り始めています。昨年1年間でaRに最も多くご相談をいただいたテーマが採用でした。(なんとメインサービスの組織開発より多い!) 私の居住地が岡山ということもあり、西日本(特に関西・中国・四国エリア)の製造業様からの相談が多くあります。今回は地方の製造業様が採用活動で改めてすべきことについてお伝えします。 なぜ地方製造業なのか 今回なぜ「地方」の中でも「製造業」にフォーカスし記事を書くのか?ということですが、理由は2つ。 ①地方の

          地方製造業が採用活動で改めてすべきこと

          note発信を継続するためにやったこと

          前回の記事では「1年間noteで発信して得られたこと」について振り返ってみました。今回は、どのようにnoteを始め、この1年間でどのように約50記事を作成してこられたのかについてシェアしていきたいと思います。 noteでの発信に至る経緯 前回お伝えしたように、私がnoteを始めたのは2022年12月。独立後、約2年が経過する頃でした。様々な仕事の機会をいただき、未経験のことにもチャレンジし続けた結果、ものすごく仕事の幅が広がっていました。 ここについてはポジティブな側面

          note発信を継続するためにやったこと

          1年間noteで発信して得られたこと

          2022年12月にnoteで発信を始め、1年間で約50記事を作成しました。 この1年間を振り返り、note発信を継続してどうだったのか、得られたことなどをシェアしていきたいと思います。 noteを始めるまでの発信 2021年3月に、私は14年間勤めた人材会社を辞め個人事業主になりました。 前職では、人材派遣の営業を5年・人材紹介の営業(求人・求職者どちらも対応する両面型)を9年経験していたこともあり、まずは法人向けサービスとして採用コンサル・代行からスタートしました。(ち

          1年間noteで発信して得られたこと

          部下との1on1に活かすコーチングスキル【GROWモデル】

          今回は、過去にお届けした「1on1を効果的に進めるマネージャーの面談スキル」の中から「コーチングスキル」について詳しくお伝えします。 「部下育成にはコーチングが効果的」といった情報を目にする一方、「コーチング」と聞くと、プロコーチなど専門職のイメージが先行し、少し難しい印象を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は「コーチングについて興味はあるけれど実際どのように使うと良いのか」と悩まれている管理職の方向けの記事となっています。 コーチングとは コーチ

          部下との1on1に活かすコーチングスキル【GROWモデル】

          【組織作りに活かす社内報とは】

          今回は、組織作りを行う上での「社内報の活用方法」についてお伝えします。 みなさんの会社では、社内報は発行されていますでしょうか。 社内報と聞くと「会社の色んな情報が知ることができるので楽しみ」という意見や「届いているけれど見ていない」など様々な状況があるかと思います。 社内報は単なるお知らせではない 社内報は一般的に「インターナルコミュニケーション」とも呼ばれ、社内のコミュニケーションを活性化することで、組織を円滑に運営するための重要な役割を担っています。 具体的には

          【組織作りに活かす社内報とは】

          【中小企業がすべき人材育成プラン3つのステップ】

          今回は、組織内の人材育成についてお伝えします。最近、人材育成についてのご相談が増えています。 例えば 「人事評価制度は作ったものの育成制度との関連性がなく、育成が場当たり的になっている」 「新入社員研修と管理職研修は実施した方が良いと思うので、とりあえず外部の研修を受けてもらっている」 「制度自体がまだないので、本人の主体性に任せている」など様々な状況をお聞きしながら、会社にとっての最適な人材育成についてのプランニングを行っています。 何から始めたらいいか分からない 多

          【中小企業がすべき人材育成プラン3つのステップ】

          1on1中に部下が沈黙したら「待つ」のが鉄則

          こんにちはaRの三好です。先日「1on1資料」を受け取ってくださった方からこんな質問がありました。(1on1資料についてはこちらをご覧ください) ある管理職の方からのご質問で、「1on1で部下と話す際、沈黙が怖く、自分が多めに話してしまうのですがどうすればよいでしょうか?」といった内容でした。 みなさんならどうするでしょうか?結果からお伝えすると、私がとても大切にしていることは「待つこと」です。空白の時間に耐えられず、沈黙を終わらせようと、つい管理職の方から話を再開してし

          1on1中に部下が沈黙したら「待つ」のが鉄則