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1on1ミーティング

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1on1ミーティングについてのマガジンです。会社で1on1をする機会がある方、1on1を取り入れたいと考えている方、1on1が上手くいかないと悩まれる方に是非読んでいただきたいで… もっと読む
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記事一覧

職場で活かすソリューション・フォーカスト・アプローチとは

こんにちは!aRの三好です。 本日は、職場で活かせるソリューション・フォーカスト・アプローチについてお伝えします。ソリューション・フォーカスト・アプローチ(以下、SFA)とは「解決思考アプローチ」と訳される心理療法の1つ。アメリカで開発され、カウンセリングの現場でも使われています。従来のカウンセリングでは、問題となっている原因を探したり分析する方法が主流なのですが、SFAでは、原因分析を行わず未来の解決像に向け具体的な行動や対策に繋げていく短期療法です。 すでにあるものに目

マネージャーになった人へ

こんにちは!aRの三好です。 前回、前々回に引き続き私の過去についてお話をしていきます! 頭では分かるけど腹落ちしなかった話 会社勤務時代のチームマネジメントでは、うまくいった経験も頭を打った経験も数知れずなのですが 今でも時々思い出す、私にとってとても大事なエピソードがあります。 第2子育休復帰後、時短勤務で4カ月くらい経過した頃、人材紹介事業部のアシスタントマネージャーに任命されました。 とても喜ばしいことで、大変な毎日を送りながらも復職後早々新たな役割がもらえた

職場の人間関係を良くする「アサーティブ・コミュニケーション」とは

こんにちは、aRの三好です。突然ですが、みなさんの職場での人間関係はうまくいっていますでしょうか?今回は「職場の人間関係」にフォーカスしたテーマでお届けしたいと思います。 みなさんは「アサーティブ・コミュニケーション」という言葉をご存知でしょうか?アサーティブ(assertive)とは、「自己主張すること」と訳されます。ただし、ここでいう自己主張とは、自分の主張を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うことを指します。 職場でアサーティブ・

部下との信頼関係を構築する方法「I am OK. You are OK.」のスタンスで臨む

こんにちはaRの三好です。今回は、部下との信頼関係を構築する方法についてお話したいと思います。最近、経営者様からの相談で「採用がうまくいっていないのでどうしたら良いか教えてほしい」「どうにか採用できたけれども、すぐに離職してしまう」といった悩みをお聞きすることが増えました。 よくお話を伺うと、管理職と現場の関係構築がうまくいっておらず、入社後の教育や現場でコミュニケーションに問題がある状況でした。まずは、現場で何が起きているのか、社員さんとの面談や現状分析を進めていきます。

社員育成のための1on1導入のポイント(前編)

こんにちは。aRの三好です。 みなさんの職場では「1on1ミーティング」を実施されていますか?「1on1ミーティング」とは、「1on1(ワンオンワン)」とも呼ばれる1対1での面談形式のミーティングです。 上司が部下の育成やモチベーション向上を目的に行う個人面談で、週に1回、月に1回といった定期的なペースで行われます。上司は1on1を通じ、部下が抱える悩みや将来のキャリアビジョンを理解し、問題解決や気づきを促進します。 今回は、1on1をこれから導入したいと思っている経営

社員育成のための1on1導入のポイント(後編)

前回の「社員育成のための1on1導入のポイント(前編)」に続き、今回はより具体的な準備についてお伝えします。 まず、1on1のイメージを持っていただくために「一般的な面談」や「人事評価面談」との違いについて解説します。 こちらの図のように一般的な面談・人事評価面談では「目的」「話す内容・テーマ」「会話の主体」「実施頻度」「上司に求められるスキル」などが変わってきます。一般的な面談・人事評価面談では、目標や評価のフィードバックを行なったり業務アドバイスを上司主体で行うことに対

1on1を効果的に進めるマネージャーの面談スキル

前回までの「社員育成のための1on1導入のポイント」に続き、今回は1on1実践者であるマネージャーに求められる面談スキルについてお伝えします。 大まかな1on1の流れ <1on1の流れ> ①場面設定 1on1の目的共有、部下のための時間であることを伝える。 アイスブレイクなど話しやすい雰囲気づくり。 ②メインテーマ 最近気になっていることなど、上司がテーマを提案するのではなく部下主体で進行。上司は1on1全体を通じアクティブリスニングを行う。場合に応じ、コーチングやティー

部下との面談に活かせるVAKモデルとは

こんにちは。aRの三好です。今回は、1on1をはじめとする部下との面談時に知っておくと便利な「VAKモデル」についてご紹介します。 VAKモデルとは 心理学の1つであるNLP(神経言語プログラミング)の代表的な理論となっています。あまり日常生活に馴染みがないと思われがちですが、実はとても身近なもので人間の「五感」を使ったものです。 五感の中から、視覚・聴覚・身体感覚の3つに感覚を分類したものがVAKとなります。 V(Visual)・・・視覚 A(Auditory)・

1on1中に部下が沈黙したら「待つ」のが鉄則

こんにちはaRの三好です。先日「1on1資料」を受け取ってくださった方からこんな質問がありました。(1on1資料についてはこちらをご覧ください) ある管理職の方からのご質問で、「1on1で部下と話す際、沈黙が怖く、自分が多めに話してしまうのですがどうすればよいでしょうか?」といった内容でした。 みなさんならどうするでしょうか?結果からお伝えすると、私がとても大切にしていることは「待つこと」です。空白の時間に耐えられず、沈黙を終わらせようと、つい管理職の方から話を再開してし

部下との1on1に活かすコーチングスキル【GROWモデル】

今回は、過去にお届けした「1on1を効果的に進めるマネージャーの面談スキル」の中から「コーチングスキル」について詳しくお伝えします。 「部下育成にはコーチングが効果的」といった情報を目にする一方、「コーチング」と聞くと、プロコーチなど専門職のイメージが先行し、少し難しい印象を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は「コーチングについて興味はあるけれど実際どのように使うと良いのか」と悩まれている管理職の方向けの記事となっています。 コーチングとは コーチ

1on1ミーティングにユーモアを

今回は、これまで何度も発信している1on1ミーティングについて、少し違った切り口での記事を書いていきたいと思います。 1on1ミーティングはうまくいっていますか? 1on1ミーティングとは、上司と部下が定期的に行う1対1の面談のことで、近年注目されている人事施策です。 上司が部下の育成やモチベーション向上を目的に行う個人面談で、週に1回、月に1回といった定期的なペースで行われます。上司は1on1を通じ、部下が抱える悩みや将来のキャリアビジョンを理解し、問題解決や気づきを