1年間noteで発信して得られたこと
2022年12月にnoteで発信を始め、1年間で約50記事を作成しました。
この1年間を振り返り、note発信を継続してどうだったのか、得られたことなどをシェアしていきたいと思います。
noteを始めるまでの発信
2021年3月に、私は14年間勤めた人材会社を辞め個人事業主になりました。
前職では、人材派遣の営業を5年・人材紹介の営業(求人・求職者どちらも対応する両面型)を9年経験していたこともあり、まずは法人向けサービスとして採用コンサル・代行からスタートしました。(ちなみに人材会社に入る前は高校で家庭科の講師をしていました)
また、シニア産業カウンセラーや国家資格キャリアコンサルタントで習得したことを活かし、キャリア相談サービスも同時並行した1年目。
コロナ禍での独立ということもあり、ワークスタイルはフルリモート。営業やマーケティングもWEBで行いました。メインの発信はLinkedInというビジネスSNSで、StreamYardを使ったLIVE配信やstand.fmでの音声配信など、様々なプラットフォームを試してきました。
なぜnoteを始めたのか
私がnoteを始めた理由としては、以下の2点があります。
・発信をストックしたい
SNSで発信をされている方のあるあるな悩みとして「日々の発信がストックされない(流れていく)」ということがあるのではないでしょうか。
私自身も当時その悩みを抱えており、ここからストックするにはどのような方法でどのようなプラットフォームが良いのかなどを考えては、日々の仕事に流されていました。
・自分のサービスを明確化したい
個人事業主として始めた採用支援やキャリア支援ですが、2年目を迎える頃にはサービスの幅がものすごく広がっていました。
以下、広がりすぎたサービス↓↓
私自身のスキルというよりは、醸し出す雰囲気や期待感から「三好さんだったら出来そうだよね」と依頼いただくお仕事が多く、私もそこに必死で応えてきた2年間でした。
3年目を目前に、自分のサービスを明確化したいと思いある方に相談したところ「まずはお客さんが見やすいように商品棚に商品を陳列した方が良い」とアドバイスをいただき、その手法の1つとして「noteでコンテンツ配信をする」という選択をしました。
noteを継続して得られたこと
noteの初回配信から約50本の記事を作成するまでの道のりは次回記事で紹介しますので、まずはnoteを続けてどうだったのかということからご紹介します。
①自分のサービス領域が絞られた
まず1つ目。広がりすぎたサービスを明確化したいといった当初の目的が達成されました!
独立2年目まででやっていたことはまだ点の要素が多かったのですが、noteを書くうち、またその後も様々な仕事に出会うなかで「自分が最も価値提供できる仕事」が分かるようになってきました。言い換えると「一番熱が高い」「燃える仕事」です。
スキルに注目すると、どうしても「現在世の中に存在している職種」や「誰かが分類したJOB」でしか切り出しにくくなってしまいます。noteを書く過程で自分と向き合う中「これまでのキャリアで自分の感情が動いた瞬間」「リフレクション(内省)が起こるきっかけとなった出来事」など、自分自身のコアを起点とすると、ここが自分のど真ん中だ!と思える領域が見つかってきました。
また、noteでの発信は日々の仕事から抽出したものであったため、実践とメタ思考の循環が生まれていました。新たなお客様にサービスの提案をする際も実体験を踏まえ自信を持ち伝えることが出来るようになりました。(2年目までは自信無し、よわよわでした)
②新規商談で使える
新たなお客様との商談では、スライドを用いてサービス説明を行いますが、「アポイントから初回商談まで」「商談から決定まで」といった商談中のお客様にnoteを見ていただいています。
その中で「事前に拝見したラーメンの記事が印象的でした」とお会いする前に既に人柄を分かっていただけることもあれば、「今回ご提案いただいた内容のうち管理職1on1記事の3本をそのままやってほしい」など、提案内容をより深く理解していただけるなどの効果も感じます。
③SEO検索から問い合わせをいただけた
まだホームページを持っていないので、こちらはとても嬉しかったです。組織開発の専門家を探されている企業様からご連絡をいただきました!「noteはSEOに強い」と聞いていましたが、本当に検索から見つけていただけると感動します。
以上、私がnoteを継続して得られたことをご紹介しました。
ここまで読んでくださった方は「noteが良いことは分かったけれど、実際どうやって継続してきたの?」「ネタってそんなに出てくるものなの?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
始めるのは簡単でも継続するのは本当に難しい発信。次回は「どのようにしてnoteを継続してきたのか?」ということについてご紹介させていただきます。
今回・次回の記事は、組織開発のコンテンツ記事ではありませんが、noteをより楽しみたい(若しくは始めてみたい)と思われている方にとってなんらかの参考になれば嬉しいです。
また、LinkedIn・Facebook・Xなどでの交流も歓迎しています。是非、繫がりをお待ちしています。
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