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【映画】カプリコン・1(Capricorn One)【感想】

すでにそこから倍以上生きてしまったんですが、大学生の時からずーっと借りよう借りようと思っていながら、何故かずーーっと借りるタイミングを失っていた作品「カプリコン・1」をようやく視聴。

Wikipediaには「あらすじ」と称してドアタマからラストまで書いているので、まだ観ていない方はWikipediaは読まないようにご注意を!

国の威信をかけて有人飛行で火星に行くぜ!ソ連なんかに負けてたまるか!んまぁ失敗したらヤバいけど、U・S・A! U・S・A! と暑苦しい映画ではありませんが、アメリカが国をあげて火星を目指す有人飛行ロケット発射までのカウントダウンが始まる中で、、、な、サスペンスかな、SFかな、って感じの作品。

内容的には、、、軽いネタバレですが、、、「フィクション・サイエンス・フィクション」かな、「サイエンス・フィクション・フィクション」なのか、な。何かそんな感じ。

1977年日本公開の作品なので映像は古臭いし、出てくる機器も時代を感じさせますが、ストーリは好き。

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今の技術でリメイクするとどうなるかなぁ、、、と思ったけど、、、本筋とは関係のない宇宙のシーンをヤケに凝ったモノにされちゃいそうなので辞めとくが吉。

「GATTACA」っぽい感じになるんならちょっと観てみたいけど、結局のところクリストファー・ノーラン監督あたりによる壮大すぎるSF・サスペンス映画にしてしまいそうなので、やっぱり辞めとくが吉、かな。

古臭い映像や機器を脳内で現在や未来のモノに置換・補完しながら観る、くらいが丁度良いんだろうなぁ、きっと。

【宮田の個人的評価】
衝撃:★★★☆☆
映像:★★★☆☆
洗練:★★☆☆☆
独創:★★★☆☆
余韻:★★★☆☆


(↓ ネタバレ注意! ↓)


最新作でもないし、「ネタバレすんなー!ボケーーー!」っていうほどの映画でもないのでアレですが、一応、ね。

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昨夜は中秋の名月だったようですが雲が広がっていた今年は諦めて去年撮った月の写真でお茶を濁しつつ、、、

アポロ計画陰謀論、捏造説、都市伝説のネタからこの映画って生まれたんすかね? あるいは逆でこの映画から陰謀論的なモノが生まれた感じ?

と思ってWikipediaを見たら、

<フィクションやジョークの類ではなく、事実としてアポロ計画捏造説を主張した最初の出版物はビル・ケイシング(英語版)が1974年に出版した “We Never Went to the Moon”(我々は月に行ってなどいない)であるとされている>

とありますね。これをもとに映画が作られた訳ではないにせよ、「フィクションやジョークの類」を含めるともっと前からあるんですな。なるほど。

あ、ちなみにアポロ計画の陰謀論ってのは、人類が月面着陸したのはウソだ!捏造だ!ファミコン並みのコンピュータじゃムリだ!星条旗がパタパタはためいているじゃないか!やいのやいの!のアレですね。

僕は読み物、エンタメとしての陰謀論や都市伝説は大好物。

人類の到達を諦めたNASAが月面着陸時の映像作成をキューブリックに依頼したとか、「じゃあ撮るわ」っつって完璧主義者のキューブリックが用意されたスタジオを一瞥して「こんなんじゃ撮れねぇわ」っつって本物にこだわり抜いて月まで行って撮影した、とかのジョークまでも全て大好き。

ちなみにキューブリック監督はそれほど完璧主義者だった訳ではないっぽいですよね。結構、作品の中に粗々な部分も残ってたりして。


……ふ~む。
陰謀論信奉者からもキューブリック信者からも狙われたりして(笑)


のちにこのnoteがキレイさっぱり無くなったら、その時は、あqwせdrftgyふじこlp;@:わおじわぽkd;sl・x;s;・p

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