最近の記事
マガジン
メンバー特典記事
「ケモ耳っ娘になったからには~」閑話S9 彼女が喜ぶ贈り物(ホワイトデー閑話)
「飲み物orおやつで応援プラン」他に参加すると最後まで読めます
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~閑話S9 彼女が喜ぶ贈り物(ホワイトデー閑話) 正直、自分は女性の扱いには慣れていない。 いや慣れていないどころか、経験値は全く無いに等しい。 生まれた時から田舎育ち。堅苦しい付き合いが苦手な母親の影響もあり、貴族同士の子供の付き合いなどもなかった。 学校には行かずに家庭教師がついたので、所謂「ご学友」もいない。 だから、王都に来て「貴族の冒険者」として活動をする
「ケモ耳っ娘になったからには~」閑話S8 菓子と花束(バレンタイン閑話)
「飲み物orおやつで応援プラン」他に参加すると最後まで読めます
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~閑話S8 菓子と花束(バレンタイン閑話) 今日の街は、いつもに増してカップルが多い。まあ、今日は恋人同士の日だから、当然だろう。 すれ違う恋人たちの何人かは、俺の方をちらりと見る。俺がまあまあ有名人なのが理由の一つ。もう一つはいいおっさんが花束なんか持って歩いているからだろう。 「あれ、シアンさん。こんなところで珍しいですね」 声をかけられて、そちらの方を見た。
「ケモ耳っ娘になったからには~」閑話S6 『聖夜祭』のご馳走のために(後編)
「飲み物orおやつで応援プラン」他に参加すると最後まで読めます
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~閑話S6 『聖夜祭』のご馳走のために(後編) (リリアンside) 酒を煮立て、塩やハーブを混ぜた物に、下処理の済んだカラクン鳥を漬け込んで一晩おく。そうして下味の付いたカラクン鳥のお腹に、炒めておいた芋やキノコをふんだんに詰め込んだ。これは時間をかけて、油を回しかけながらじっくりと焼く。 もちろんこれだけじゃ彼らには肉が足りない。いつもの串焼き肉に、すね肉をじっくりと
「ケモ耳っ娘になったからには~」閑話S6 『聖夜祭』のご馳走のために(中編)
「飲み物orおやつで応援プラン」他に参加すると最後まで読めます
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~閑話S6 『聖夜祭』のご馳走のために(中編) (アランside) 狩場へ向かう街道を歩きながら、先ほどのことを思い出す。 つい、ケヴィン様の前でニールを強く叱ってしまった…… ケヴィン様は笑って許してくださったが、よろしいことではなかっただろう。気を付けなくては。 以前に魔王討伐の旅の途中で、リリアンさんがアシュリー様の姿になり、さらに生まれ変わりである事を打ち明け
「ケモ耳っ娘になったからには~」閑話S6 『聖夜祭』のご馳走のために(前編)
「飲み物orおやつで応援プラン」他に参加すると最後まで読めます
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~閑話S6 『聖夜祭』のご馳走のために(前編) (ミリアside) 「あれ? ミリアさん、また何か作ってるの?」 とても覚えのある口調と声に顔をあげる。ニールくんだ。仕事の合間に時間を作って、ここギルさんの神殿に来てくれたのだろう 「いらっしゃい。何って『聖夜祭』の屋台の準備よ。今年もやるんでしょう?」 そう言いながら辺りを見回してみせる。 せっかく訪ねてきてくれたとい
記事
【連載小説】ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい[#173]後日談1 溢れ出るケモ耳っ娘への愛(妄想)メモが姉に見つかった結果ラノベ作家としてデビューすることになった/ビリー
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~後日談1 溢れ出るケモ耳っ娘への愛(妄想)メモが姉に見つかった結果ラノベ作家としてデビューすることになった/ビリー 「もっと、皆にもリリアンたち獣人の事を知ってもらいたくて……」 そんな風にもっともらしい事を言ってみせたが、大嘘だ。 本音は取材を言い訳にして、彼女ともっともっと話をしたいのだ。 楽しい事があるとぴくぴくと動く可愛い耳を、嬉しい事があるとふさふさと揺れる尻